吉田玲子 — 剧集构思
集 12
絵を描く悦びに目覚めてみた
夜な夜な友人と渋谷の街に繰り出すヤンキーにして、昼は成績優秀の高校生。矢口八虎はそんな毎日に空虚さを覚えていた。美術部の部室で出会った一枚の絵は、八虎に描くことのワクワクをもたらす。常に感じていた渋谷の「青」が表現出来た時、初めて覚える生きてる実感。「藝大一択?」八虎の眼前に進路は大きく開かれた
展开予備校デビュー・オブ・ザ・デッド
八虎は腐れ縁の女装男子、鮎川龍二と共に予備校「東京美術学院」に入学する。「天才」高橋世田介。「絵描きフェチ」橋田悠。「美術サラブレッド」桑名マキ。彼らを束ねる講師の大葉真由。世田介の画力に舌を巻き、男性に振られた龍二に翻弄される。大葉に言われた「自分の『好き』を見つける」ことに汲々とする八虎だったが…。
展开我々はどこへ行くのか
世田介に、自分が描いた絵を、好きな絵の「上澄みを掬ったよう」と指摘され、凹む八虎に、大葉は「構図」と「視線誘導」の重要性を伝える。浪人生と合同の夏期講習が始まり、温度差に面食らう八虎。最終の公開コンクール、1位になると受からないというジンクスに、トップのマキは落ち込むのだった。そんな中、世田介が予備校を辞めると言い出す。
展开課題が見えてもどうしようもねぇ
11月。予備校は少人数での実戦対応に移行する。モチーフのないイメージ課題に苦闘する八虎。龍二は無理解な父母との確執に悩んでいた。高校の美術室でばったり会った二人は、武蔵美に森先輩を訪ねる。主のいないアトリエで見た「祈り」の絵に天啓を得た八虎は、「天使の絵」と同じF100号にトライする。テーマは「縁」。
展开メンブレ半端ないって
「縁」で掴んだと思えた八虎だったが、その後の作品が「縁」の焼き回しと気付かされ赤面する。予備校を辞めた世田介から突然の電話。年明けの湯島天神で、二人は噛み合わない本音をぶつけ合う。センター試験を終え、1次試験まで40日を切ったこの時期に、大葉の、油画ではなく素描中心の指示。八虎は耳を疑うのだったが…。
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