岬コンツェルンの岬会長は、風間力（リッキー）を中心に“飛竜チーム”をつくり、カー・レースの世界選手権のトップの座を狙っていた。これに対抗するのが、ナイゼニア国の大財閥ガッポリン会長。オッカナビッチを中心に“ゼニゼニファミリー”をつくり、リッキーたちに挑んできた…。

ヘソキアス火山を舞台にリッキーはオッカナビッチのケシトメールターボとトップ争いを始める。妨害をかわし、灼熱のマグマを越えたが行く手の硫黄谷にゼニゼニチームの卑劣な作戦が！

アフリカ横断5000キロレースの途中、リッキーはライオンに襲われている少年を助けた。象の大群や原住民の襲撃をかわしながら、オッカナビッチのライオンギーニとデットヒートを繰り広げる！

飛竜チームは北極海突破レースに出場した。ゼニゼニチームのブリザード作戦にあい、リタイヤ続出のレーサーたち。この卑劣な作戦をかわしたリッキーは、トップで氷山地帯に差し掛かった。しかし、突然大氷山がリッキーのマシーンに降りかかってきた！

リッキーたちは北京市とチベット間のゴミ砂漠横断レースに出場した。吹きすさぶ砂嵐の中、汚い手でトップに立ったオッカナビッチはラクダに乗った少年から恐竜の子供を奪い、逃走してしまったのだ！

リッキーたちはミステリーゾーン突破レースに出場した。ホネホネギーニのオッカナビッチは汚い手を使ってトップを行く。ミステリーゾーンは危険がいっぱい。リッキーはもうくたくた。はたして突破できるか！？

飛竜チームはアラゾンの大ジャングル縦断レースに参加した。スネーカー号に乗ったオッカナビッチの妨害をかわし、アラゾン川の浮橋を渡るリッキーのマシーン。ところがその時、橋を爆破され、ピラニアに襲いかかられてしまったんだ！

遭難した大富豪の子供助けに、リッキーは雪と氷のヘマラヤ山脈に向かった。だが、子供にかかった賞金百万ドルを狙い、飛竜を妨害してくるゼニゼニチーム。そのためついにリッキーのマシーンは雪雪崩に飲まれてしまった！

リッキーたちはエレック王子の誕生日を祝したモナカ王国のアベックカーレースに出場した。ところが、いつの間にかエレック王子とチュウ太が入れ替わってスタートしたため、大変なことになってしまったんだ！

リッキーはけがした少女ユリにチンケ博士の救出を頼まれた。ユリの父である博士は悪の一味に騙され、世界征服の恐るべき計画を進めているという。そこで早速リッキーは悪の秘密基地へ飛竜で乗り込もうとした！

カブリ海の島々を繋いだ、海上観光ハイウェイで、黄金の薔薇を懸けた卑劣なレースが行われた。リッキーはオッカナビッチのジョーズカーにはねられた黒ヒョウの親分を助けた。だが、ゼニゼニチームの妨害にあい動けなくなった飛竜に黒ヒョウの群れが迫ってくる！

ガッポリン会長と岬会長が何者かに誘拐されてしまった。二人は西部の教会に閉じ込められているらしい。そこでオッカナビッチとリッキーとの会長救出レースが始まった。ところが意外な秘密が！

ムームー大陸一周レースに出場したが、地獄谷を通過中火山が爆発し、島が沈み始めた。レースを中止して避難し始めたリッキーたち。だが島を救おうと伝説の勇者の剣を探しに行った少年を助けるため、リッキーは再び地獄谷へ向かった！

リッキーたちは夜のバクダッタの裏町で、大盗賊ジジババとすれ違った。リッキーは彼らの年老いた姿を見て、何とか改心させてやろうとジジババを追った。ところがそのころ、ゼニゼニチームはジジババの手下になりすまし、財宝をだまし取ろうと狙っていたのだ！

リッキーたちは、大森林の中を巨木をゴールまで運ぶビックウッディレースに出場したが、オッカナビッチの妨害にあい、リッキーは優勝をあきらめた。そこでリッキーは逆にオッカナビッチを妨害し、ジーギル博士に優勝を譲った。しかし、博士には大変な秘密が！

ジャッポン国にレースをしに来たリッキーは流れ星のセイジロウというトラック野郎と友達になった。セイジロウはダイナマイトを運ぶ途中、街道ギャングヤモリ団に車を奪われてしまった。リッキーは清次郎に頼まれてヤモリ団を追った。オッカナビッチも賞金目当てに追ってきた！

オッカナビッチとリッキーは、血液を持ってアチオピアの戦場へ突入した。早く輸血をしなければ少年の命が危ない。必死で地雷原を駆け抜けるマシン。ところが、ついにミサイル攻撃を受け、大事に運んでいた血液が飛び散ってしまったのだ！

リッキーの恩師、ハワード・バンクスが三年がかりで作ったスーパーマシンを持ってバクトリーの滝地帯突破レースに参加してきた。しかし、レーサーのレッドマスク兄弟は卑怯にもゼニゼニチームと組み、ハワード老人の娘バーバラと飛竜に妨害を仕掛けてきた！

地中海沿岸レースが始まった。青い海原を横目に疾走するオッカナビッチとリッキーのマシン。ところがレース途中、巨大金貨の密輸を企むガッポリンの罠に陥って、リッキーは大変なことに！

謎のハイスピードマシンを操る大泥棒が深夜の大都会に出没。そこで始まった泥棒追跡レース。リッキーは犯人のマシンを発見したが、犯人は人間業では不可能なドライブテクニックでリッキーの追跡を振り切ってしまった！

伝統のアナダグランプリが始まった。今度こそ賞金10万ドルを得ようと悲壮な決意のオッカナビッチ。ところがレース途中大富豪アナシスの危篤のニュースが伝わったその途端、何を企んだのかオッカナビッチはレースを棄権してしまった！