Épisodes 4
第一部 魔都篇
明治40年。大蔵省の官吏・辰宮洋一郎の妹・由佳里をつけ狙う黒い影が現れた。魔人・加藤保憲である。彼の目的は、帝都破壊。由佳里を媒体にして、日本全土を破壊するであろう威力を秘めた平将門の霊を目覚めさせようとしていた。そんな加藤の計画を知った土御門家の陰陽師・平井保昌は加藤との壮絶な戦いに挑むが・・・。
Lire la suite第二部 震災篇
時は流れ、大正12年。帝都では群発地震が相次いでいた。その震源地は将門の首塚!帝都に舞い戻った加藤が将門の霊を目覚めさせ、帝都を壊滅させようとしているのだ。将門の霊を宿すという、由佳里の娘・雪子に加藤の魔の手が伸びる。平井の弟子である賀茂は、最高の東洋魔術「奇門遁甲」で加藤に決死の戦いを挑む!
Lire la suite第三部 龍動篇
関東大震災で壊滅状態に陥った帝都では、帝都改造計画が再開されていた。そんな中、加藤は雪子を生贄にして地の龍に力を与え、目覚めさせようとしていた。その頃、相馬悌神社の宮司の娘・目方恵子は、将門の命を受け、加藤と戦う運命だと告げられる。辰宮洋一郎の妻となった彼女は、地脈の中心で加藤と対峙する!
Lire la suite第四部 菩薩篇
天が悲鳴を上げ、巨大な月が帝都の夜を照らす・・・。月が地球に接近している!?天の龍を駆り立て、再び帝都を滅ぼそうと企む加藤の仕業であった。観音菩薩の力を手に入れた恵子は、風水師・黒田の助けを借り、加藤の居所を突き止める。命を投げ出す覚悟で加藤との宿命の対決に臨む恵子。彼女の手に帝都の運命は託された!
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