ささやくように恋を唄う (2024)
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加隈亜衣 : Kaori Tachibana (voice) 役
エピソード 12
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第12話
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屋上と、ギターと、先輩と。
木野ひまりは今日から高校生。小学校からの親友・水口未希に誘われて参加した新入生歓迎会で、ひまりはバンド「SSGIRLS」の演奏に魅了され、バンドのボーカル・朝凪依にひとめぼれという名の憧れを抱く。校舎で出逢った依にそのことを伝えるひまりだったが、まっすぐに気持ちを伝える彼女に、依はひとめぼれという名の恋心を抱いてしまい――。
もっと読む好き、デート、そして…
放課後に屋上で話すようになったひまりと依。雨の日は依の教室でも会うようになり、徐々にふたりの距離は近づいていく。亜季のアシストもあってふたりは連絡先を交換し、メッセージのやり取りを交わすようになる。そんな中、依が猫好きなことを知ったひまりは、週末に開催される猫グッズのイベントに一緒に行かないかと誘い――。
もっと読む進展と、焦りと、静かな決意。
「SSGIRLS」への加入を決意した依は、ライブに向けて放課後のバンド練習に参加することに。毎日依と会っていたひまりは、空いた時間をもてあますのももったいないと、週二回くらいのペースで参加できる部活動を探し始める。そして部活巡りの最中、自然と美味しそうな匂いのする料理研究部の部室に吸い込まれ――。
もっと読む帰り道、出会いと、約束。
ひまりが料理研究部に入ったことで、百々花に先輩としての立場をうばわれるのではと不安を露にする依。一方ひまりは亜季から、依のことが恋愛として“好き”だと想いを伝えられる。その一言で恋について再び悩みだしたひまりは、その心の内を百々花に相談する。そして、百々花の”好き”についての考えを聞いたひまりは――。
もっと読むひとめぼれと、約束の日。
ライブの後、依に告白の返事をすると決意したひまり。そんな中、ステージで身につけるアクセサリーを探すために、ひまりと依はデートをすることに。プレゼントである依のイヤリングに緊張しないおまじないを掛けるひまり。かけがえのない時間に思わず、依は「これが最後のデートじゃないといいな」と微笑む。そして、「SSGIRLS」のライブの幕が上がり――。
もっと読む過去と、歌と、秘密。
学祭でのライブの参加のために訪れた生徒会室で「SSGIRLS」は依の前のボーカル・泉志帆と鉢合わせる。脱退した志帆は亜季たちと何やら確執があるようで…。一方、晴れて恋人同士になったひまりと依は、恋人繋ぎで帰宅して一歩ずつ仲を深めるのだった。そんな中、料理研究部の百々花を訪ねて志帆と天沢始がやってきて――。
もっと読むかつての夢と、友だちと。
志帆が率いるバンド「ローレライ」による学園祭ライブのオーディションでのパフォーマンスは圧倒的だった。「SSGIRLS」「ローレライ」ともにオーディションに合格するが、亜季は演奏後の志帆からかけられた言葉に動揺する。しかし依から、志帆は今よりも「SSGIRLS」にいた時の方が楽しそうな顔をしていたと励まされた亜季は、志帆としっかりと向き合うことを決意して――。
もっと読むSpecial Edition: Prelude
特別編~Interlude~
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計画と、失敗と、波乱と。
志帆からプロを目指すきっかけの話を聞いたひまりは、ちゃんと話し合う機会さえあれば志帆と「SSGIRLS」はきっと仲良くなれると思い立ち、料理研究部で両者が集まる試食会を開催することに。しかし、ひまりの想いとは裏腹に試食会は一触即発の雰囲気になってしまう。さらに、ひまりと依が恋人同士であることを知って明らかに苛立ち始めた志帆は、バンド対決を行う条件としてひまりを「ローレライ」のマネージャーに指名して——。
もっと読むあの日の記憶、あの日の想い。
ひまりは志帆から「ローレライ」が結成されたきっかけを知らされる。天才ヴァイオリニスト・天沢キョウのお墓へ度々訪れていた志帆は、やがてキョウの恋人である百々花と妹の始に出会い、キョウの憧れた世界を一緒に見るために「ローレライ」は結成された。しかし、志帆にはまだ胸の内に秘める本当の気持ちがあるようで――。
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