豪雨の兆候が出始める中、四回表で14対0とリードしたマリナーズは、五回を終えなければ雨でノーゲームになると気付き、早く試合を進めようと躍起になった。だが、東亜は、フォアボールを出したり、ボークをしたりして試合を引き伸ばす。これを見たマリナーズ側も、さまざまな“反則”で対抗。長い四回表が終わった時点で、16点の差が付いたが…。
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0対0のまま延長戦に突入したバガブーズ対リカオンズの三回戦。リカオンズは、ピンチごとに1塁守備の東亜に登板させる三原采配で、彩川の計略とは反対に踏ん張り続けた。十一回の裏も、ツーアウト満塁の場面で、三原は東亜をこの日7度目のリリーフに立て、セカンドゴロでピンチをしのぐのだが…。
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