試作品300号は、相手の一番怖いものに化けるエイリアン。リロの前では「ピエロ」、スティッチの前では「水」に変身して、人やモンスターたちをおびえさせている。300号退治に乗り出したリロとスティッチだが、すっかり怖がりになったスティッチは、300号と間違えて周囲の人々を攻撃し大騒動に！幽霊屋敷に逃げ込んだ300号にさらに苦しめられるが、スティッチはリロに教えられた「あること」を思い出し…。

町を良くするアイディアを発表しあうリロたち。しかしリロ発案の「エイリアン出現アラーム」は却下され、マートルの案が採用になる。その頃、町では試作品613号が大きな音を出して暴れていた。追跡するガントゥから613号を救うスティッチ。613号の大音量で聴覚を奪われながらも、プリークリーの協力とリロの機転に助けられ、見事613号は捕獲される。そして613号の行き先を、リロはひらめくのだった。

夏の猛暑をさけて、エアコンのきいた空港に遊びに行くリロ。だがスティッチは初めてのことにトライするのが大の苦手。空港怖い、アイスも怖いとリロの手をやかせる。そこへ、雪を降らせる試作品523号が始動。あたり一面に雪がつもり、雪が初めてのスティッチは怖がって外に出ようとしない。リロは523号と仲良くなり、スケートやソリを楽しむが、そのすきに523号はガントゥにさらわれてしまう。ガントゥの魂胆は一体？

どんなものでも売ってしまう試作品020号が始動。その頃リロたちは基金集めのためにチョコバーを売っていた。売り上げが一番になればごほうびでカキ氷が食べ放題になるためはりきるが、ちっとも売れず落ち込むリロ。そこへ020号が現れ、チョコバーをどんどん売りさばくのだった。それを知ったマートルはスリックをお金で買い、自分のセールスを伸ばす。リロとマートルの間でスリックの奪い合いと、売り上げレースが加熱する！

遠くの会話を盗み聞きする試作品234号。リロは偶然、マートルの「もうあのコたちとは遊びたくない」という会話をキャッチし、それをテレサたちに言いつけたため、テレサたちとマートルは絶交する。一方、ガントゥをクビにしたハムスターヴィールは、試作品ハンターにマートルを抜擢。マートルをまんまとハンターロボットにする。その頃、マートルの家に来たリロは、マートルが言っていたのがテレサたちのことでないと知る。