クラスメイトの女子、全員好きでした (2024)
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木村昴 as 枝松脛男(えだまつ すねお)
Episodes 8
キスとベルマーク
小説家志望の37歳、枝松脛男(木村昴)は、出版社「鋭心社」主催の文学賞の表彰式に出席していた。長年、賞にも引っかからず、主な収入源は害虫駆除のアルバイトだったが、小説「春と群青」で新人文学賞を受賞したのだ。ところが、どことなく落ち着きがない。
半年前、脛男の元に、中学時代に埋めたタイムカプセルの中身が届いた。25年の時を経てタイムカプセル委員会が掘り起こし、それぞれの持ち主に送ってくれたのだった。当時流行っていた懐かしの品々の中に、見覚えのない“1冊のノート”が! 表紙には「春と群青」の文字があり、中身は“女子っぽい字”で恋愛小説が書かれていて。
ノートに書かれた小説を盗作し、賞を受賞してしまった脛男。バイトの後輩、金子充(前原滉)に盗作の話を打ち明けるが、「春と群青」を激推しする片山美晴(新川優愛)が担当編集となり、小説の連載をすることに…!?
“真の作者”を巡り、中学時代に恋した個性派クラスメイト女子たちとの思い出を回想しながら展開が進む。脛男と美晴のポンコツコンビが織りなす、クスッと笑えるハートフルコメディがスタート!
Read More空飛ぶスネオ
小説『春と群青』で、新人文学賞を受賞した枝松脛男(木村昴)。その副賞として、新連載も決まり、小説家として順風満帆に見えた――。ところが、『春と群青』はタイムカプセルに入っていたクラスメイトが書いた小説を盗作したものだった!「このままダマでいきます」事情を知った編集部の片山美晴(新川優愛)は、その事実を隠すことに決めたものの、“本当の作者”が気づいて、どこかに垂れ込まれたら、小説家としての脛男は終わりとなってしまう……!
『春と群青』を書いたクラスメイトは誰なのか? 美晴と一緒に卒業アルバムを見ていた脛男は、よくゲロを吐いていた“白川梓さん”を発見。恋愛小説好きだった白川さんが、作者のような気がしてきて――!?
そんな中、脛男は、盗作の事実を知るアルバイト仲間・金子(前原滉)に、誰にも言わないようにお願いするが……。 一方、美晴はSNSで枝松と同時期に殿山中学校を卒業したという人物を発見し、コンタクトをとる。数分後、予想外の返信を受け取る。
Read More宇宙で一番美しいゲロ
枝松脛男(木村昴)と、編集者の片山美晴(新川優愛)は、小説「春と群青」の“本当の作者”を探すべく動き始めた。その有力候補だったクラスメイトの“白川さん”(中村静香)が突如、脛男のサイン会会場に現れた。
「これ、私が書いたお話だよね?」衝撃のあまり硬直してしまった脛男は、連絡先も聞けず、彼女を見送ってしまう!美晴に相談すると、白川さんに洗いざらい話されたら終わりです、と告げられてしまい……。
「枝松脛男 盗作」「春と群青 盗作」といったワードをスマホに打ち込み、検索するものの、何もヒットせずほっとする脛男。ところが、「一度ゆっくり、お話でもしませんか?」と白川さんからメッセージが入り……!?
Read Moreアリのままで
“ニセ白川さん”(中村静香)に騙され、ありったけの金を盗まれてしまった枝松脛男(木村昴)。小説「春と群青」の“本当の作者”探しも振り出しに戻ってしまった上に、失恋のショックで原稿が書けなくなってしまう!
一方、脛男を担当する片山美晴(新川優愛)は、編集長の梅本(阪田マサノブ)から、「春と群青」に直川賞受賞の可能性があることを聞かされ、笑顔が固まってしまう。そんな美晴の様子を見ていた猫魔里菜(結城モエ)は、何かがおかしいと感じていた。
そんな中、美晴は、書けなくなってしまった脛男と飲みに行くことに。ベロベロに酔っ払ってしまった美晴は、梅本の愚痴が止まらない。いつでも訴えられるように、梅本から言われた言葉を全部手帳にメモしていることを明かし……。
その帰り道。地面に落ちていたアイスの棒を見つけた脛男は、中学のクラスメイトだった“杉浦くん”を思い出し、当時のことを語り始める。話を聞いた美晴は、この“杉浦くん”こそが、「春と群青」の“本当の作者”ではないかと思い始めて……!?
Read More願いを叶える騎士
金子充(前原滉)から、枝松脛男(木村昴)の“盗作”にまつわる全てを聞いた猫魔里菜(結城モエ)。すぐに編集長に話すよう、片山美晴(新川優愛)に忠告するが……。
そんな中、フランスの人気女流作家のパトリシア・ギブール(石田ニコル)が来日。パトリシアのファンである里菜は、知り合いのコーディネーターに頼み、彼女に会うチャンスを得ていた。彼女の新作「漆黒の紫」の版権を狙っていたのだ。
緊張しながら待ち合わせ場所の鰻屋へ向かった里菜。ついに対面を果たすも、パトリシアは不信感から姿を消してしまう……!
その頃、脛男は、ある女性に声をかけていた。「パトリシアだよね? 殿山中学で一緒だった……」脛男のこの再会が、「春と群青」盗作問題に大きな影響を与えることに……!?
Read More最強で最高の相棒
「どうか、直川賞に選ばれませんように……」
「春と群青」が直川賞にノミネートされ、焦る枝松脛男(木村昴)と片山美晴(新川優愛)は、神社で神頼みをしていた。ところが、引いたおみくじは二人とも「大凶」。願望、決して叶わず、と記されていた。
そんなとき、神主にお祓いをしてもらっている一行が目に入った脛男は、幽霊が見えて“除霊”もできるクラスメイトの高城優子を思い出す。彼女こそが「春と群青」を書いたのではないかと考え、優子の居場所を探すことに――。
“捜索”に加わった金子充(前原滉)は、ある占い師が優子ではないかと言い出して……!?
そんな中、美晴は大御所・大田原の担当を命じられる。さらに、脛男の担当から外れることになり――。
Read More楽しい嘘と包帯男
「春と群青」で直川賞を受賞した枝松脛男(木村昴)の元には、たくさんの人から祝福のメッセージが届いていた。“クラスメイトの誰か”がノートに書いていた小説を盗作し執筆した「春と群青」が評価されればされるほど、罪悪感が増していた脛男は、盗作について正直に話した方がいいのかと迷っていた。
一方、週刊文鳥の記者・桐生学(渋谷謙人)から直撃取材された片山美晴(新川優愛)は、浮かない顔で出社していた。桐生は美晴の“過去”について知っており、その件での取材だったのだ。美晴は、「いざというときには、枝松さんのこと、頼むね」と猫魔里菜(結城モエ)に伝えて……!?
そんなある日。脛男の元に、昔好きだった中学のクラスメイト・志村華(剛力彩芽)からメッセージが届く。歴史について、「教科書に書いてあることはほとんど嘘」と話していた志村とのやりとりを思い出していた脛男は、「春と群青」のノートに書かれた挿絵が、彼女の絵に似ていたことに気がつき――!?
知られざる美晴の過去が明らかになる中、盗作問題が思いもよらぬ展開を迎える!
Read More沈黙のセレナーデ
枝松脛男(木村昴)が、直川賞を受賞した「春と群青」が盗作だったことを公表し、鋭心社の編集部はパニックになっていた。片山美晴(新川優愛)が急いで脛男の自宅に向かうも、彼の姿はなかった。
会社に戻った美晴は、自分も盗作の事実を知っていたことを告げようとする。ところが、編集長の梅本卓磨(阪田マサノブ)から「君は何も知らなかった。裏切られた被害者だよね?」と言われてしまい……。
一方、脛男は実家の前で立ち尽くしていた。15年前、「小説家になるから」と、父・富士夫(皆川猿時)の反対を押し切って家を出たからだった。
「……ただいま」
「……おう」
あえて騒動に触れない父の優しさを感じた脛男は、富士夫がバク転を教えてくれた中1の夏休みを思い出す。
そんな中、富士夫が突然、倒れてしまい……!? さらに、「春と群青」の“本当の作者”が動き出し……!?
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