氷室幻徳から告げられた言葉は耳を疑うものだった―――!
戦兎こそが「悪魔の科学者」であるという事実は、その心をひどく落ち込ませた。人体実験を繰り返し、スマッシュという怪物を創り上げた張本人が自分自身だったのである。突然の罪悪感を感じ始める戦兎。一方、龍我も黙ってはいない。自分の恋人を亡き者にした技術を創り出した科学者が戦兎だと知り、いてもたってもいられない。龍我は戦兎を呼び出し「俺と戦え」と告げて―――。
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