Hayata Seki : Oruteka 役
エピソード 51
はじめに、炎の剣士あり。
夢で見た赤い本と消えた記憶。謎の怪人、異世界への旅立ち!
飛羽真は夢で少女の手を掴むが、目を覚ますと赤い本と喪失感だけが残る。
書店で働く飛羽真は、編集者・芽依から原稿を催促される。 馴れ馴れしい態度に呆れながらも、どこか憎めない飛羽真。
ある日、友人の息子・亮太に誕生日プレゼントを渡しにいく飛羽真。 突如異世界「ワンダーワールド」へ飛ばされてしまう!
美しい世界だが、空には怪物が飛び交い、建物は破壊されていく。 それはまるで飛羽真が夢で見た世界そのものだった。
怪人ゴーレムメギドと対峙する飛羽真。 本の力に翻弄されるが、諦めずに立ち向かう。
奇跡的に瓦礫から現れた飛羽真は、赤い本=ワンダーライドブックを手に、聖剣ソードライバー火炎剣烈火に変身!
仮面ライダーセイバーとなった飛羽真は、鮮やかな剣さばきでゴーレムを粉砕。 異世界を元の世界へと戻す。
謎の男たちは新たな本を書き始め、謎のライダーは新たな戦いを予言する。
現れた怪人メギドの正体とは? 未来に何が待っているのか?
不安を胸に、新たな戦いに挑む仮面ライダーセイバーと仲間たち!
もっと読む水の剣士、青いライオンとともに。
聖剣・火炎剣烈火を手にし、異変から街を救った飛羽真だったが、剣と本、不思議な世界など謎が深まるばかりだった。そんな飛羽真の前に現れたのは、古より“力を持つ本”(ワンダーライドブック)を守ってきた組織・ソード・オブ・ロゴスの剣士・新堂倫太郎だった。彼に導かれて訪れた組織の本部・ノーザンベースで飛羽真は驚くべき事実を知る。
もっと読む本を開いた、それゆえ。
メギドを倒したにも関わらず異変が元に戻らない。息子のそらを心配する尾上に飛羽真が「そら君を必ず助ける」と約束する。しかし、その言葉が逆に尾上の逆鱗に触れる。「お前に、俺の!親の気持ちがわかるのか!」 それでも、絶対に約束は守ります、と言い残し出て行く飛羽真。
イライラがおさまらない尾上に賢人があることを告げる。
メギドの謎、そして人々はどこへ消えたのか。必死に考えを巡らせる飛羽真と倫太郎。
一方、責任を感じている芽衣はとんでもない行動に出る。
もっと読む我が友、雷の剣士につき。
闇の剣士・カリバーが剣士たちの前に姿を表した。15年前に組織を裏切り、飛羽真が巻き込まれた異変を起こした張本人。カリバーの出現に剣士たちが色めき立つ。そんな中、一人静かに思いを巡らせる賢人。賢人の様子を気にしつつも新たな異変に向かう飛羽真。そして、カリバーの登場が賢人の何かに火をつける―――。
もっと読む王の剣、アヴァロンにあり。
傷だらけで戻ってきた倫太郎は、何も言わずにリベラシオン(修練場)に入る。
剣の封印を解くためにアヴァロンを目指す飛羽真は、ノーザンベースの古文書から手がかりを見つけていた。同じ頃、カリバーもアヴァロンへの道を開く。アヴァロンへの行き方とは?アヴァロンで待ち受けるものとは?
一方、現実世界では、街が3箇所同時に消える事件が起きる。尾上と蓮が現場に向かうとズオスとレジエル、そしてデザストが現れる。さらにストリウスも現れ、芽依が絶体絶命の危機に。そこに現れたのは――。
もっと読む封印されしは、アーサー。
リベラシオンで新たな力を手にし、芽依のピンチを救った倫太郎。一方、アヴァロンに辿りつき、キングオブアーサーのワンダーライドブックを手に入れた飛羽真だったが、なぜか浮かない表情。かつて誰にも扱えないほどの強大な力を持ち、それ故に封印されし力。その力を使いこなせているのか? 迷いの中にいる飛羽真にカリバーが襲いかかる。いつもの調子が出ない飛羽真の危機に体を張って守ったのは尾上だった――。
もっと読む重なり合う、剣士の音色。
アーサーの力を使いこなした飛羽真。カリバーとストリウスはそれに対抗して新たなライドブックを生み出そうと画策する。それにはジャアクドラゴンと複数のアルターブック、そして剣士たちが持つワンダーライドブックの力が必要となる。
ストリウスが生み出した特殊なメギドとともにカリバーが飛羽真達に迫る。
カリバーの本気の攻撃にライドブックを奪われるブレイズとエスパーダ。さらに続くピンチについにあの男が剣を手にして現れる。
そして、ノーザンベースには謎の女性が・・・。
もっと読む交わる剣と、交差する想い。
カリバーにライドブックを奪われ、なおもピンチのセイバー達を助けたのはソードオブロゴスの刀鍛冶・大秦寺こと仮面ライダースラッシュだった。
新たな剣士と共にカリバーを退けたがライドブックは奪われたまま。そして、飛羽真はカリバーが語った「お前が見ているものが真実とは限らない」という言葉に引っ掛かりを覚える。そしてソフィアもまたカリバーの正体が賢人の父・富加宮隼人ということに疑問を感じていた。
それに対して賢人は再び父のことを想い、一人考えに沈む。飛羽真と倫太郎がその様子に気づくが、賢人は15年前に父がしたことを思い出し2人と距離を取ろうとする。そしてサウザンベースからの使者・神代玲花が賢人に接触する。
一方のカリバーとストリウスは、新たなライドブックの完成まであと一歩のところまで来ていた。様々な思いと思惑が交錯する中、若い剣士達は再びカリバーに挑む。
もっと読む乱れる雷、広がる暗雲。
15年前に組織を裏切り、メギドと手を組み、異変を起こしてきたカリバー。その正体は先代炎の剣士・上條大地だった。自分の父が15年前の事件を起こしたと苦悩していた賢人の心は大きく乱れる。心配する飛羽真の声は賢人には届かない。裏切ったのは本当に父なのか。そして、父は今どこにいるのか。賢人は父への思い、そして上條に執着するあまり、冷静になれと諫める倫太郎と対立してしまう。
一方、街では複数の場所が同時に消えていた。飛羽真たちはそれぞれの異変に立ち向かう。しかし、賢人は…。
もっと読む約束の、あの場所で。
15年前の真実、そして父の行方を求めて上條に立ち向かった賢人だったが、カリバーの新たな力の前に、絶体絶命のピンチに陥った。その時、体を張って救ったのは倫太郎だった。カリバーの凶刃に倒れた倫太郎は……。
一方、街では6箇所が同時にワンダーワールドに取り込まれ、セイバーと剣斬が2箇所でメギドを倒したが、街が元に戻らず巨大な光の柱が立ち上り、上空に光の輪が現れる。残る4箇所では今なおメギドが人々を苦しめている。
ソフィア不在の中、罠だと知りつつ人々を救うために4つの街に向かう飛羽真たち。しかし、賢人だけはその様子を見て、何かを思い出していた。鍵は15年前。賢人は一人、15年間の想いに決着をつけるため、ある場所を目指す。
もっと読む俺は、俺の思いを貫く。
15年間、背負ってきた思いに決着をつけるべく、一人カリバーに立ち向かった賢人。しかし、カリバーの圧倒的な力の前に思いは絶たれた。
一方、街には5つの光の柱と上空には5つの光の輪。記憶が戻った飛羽真は15年前と同じことをしようとしていると告げる。6つ目の光の輪ができたとき、中央に扉が開く。決戦は6箇所目の街。カリバーを止めるべく必死に戦う剣士たち。しかし、カリバーが自らの剣の力を使い最後の柱が立ってしまう。
このままでは世界は――。その時、空に不思議なオーロラが広がる。
もっと読むこの思い、剣に宿して。
カリバーによって大いなる力につながる巨大な本“扉”が現れた。戦いの最中、飛羽真は新しい力を手にし、カリバーを討ち果たした。しかし、その代償はあまりにも大きかった。賢人が闇の力に飲まれ、消えてしまったのだ。
危機はまだ続いている。悲しみを抱えた剣士たちは、賢人が残した雷鳴剣黄雷、トライケルベロス、ニードルヘッジホッグ、ランプドアランジーナをそれぞれ手にし、最後の戦いに挑む。それぞれの思いを剣に宿して――。
もっと読む覚悟を超えた、その先に。
賢人の思いを背負って戦う飛羽真たち。倫太郎は新たな力を手にしたが、善戦虚しく大いなる力への扉が開いてしまった。扉の中へ消えるカリバー。それを追うセイバー。戦いの中で語られる上條の目的とは?
一方、現実世界に残った倫太郎たちはストリウスから衝撃の事実を知らされる。扉の中はどうなっているのか?大いなる力とは何なのか?さらに全ての柱を壊すと扉が閉じて飛羽真が戻って来れなくなると告げられる――
もっと読む世界を救う、一筋の光。
飛羽真はカリバーを倒し、仲間とともに世界を救った。しかし、上條は新たな謎を残し息を引き取った。既に世界の最後が決まっている。ルナが世界を繋ぐ特別な存在。そして、15年前の事件に関わっている組織の中の真の敵。
上條とは違い仲間と共に真実を明らかにすることを誓う飛羽真。しかし、その裏ではサウザンベースの使者・神代玲花が暗躍していた。そして、飛羽真の前に現れた倫太郎たちは「聖剣とワンダーライドブックを渡せ」と飛羽真に告げる。
昨日までの仲間と戦うことになり戸惑う飛羽真。その時、現れるフードを被った男。
「俺は世界を守る剣(つるぎ)だ!」
その男が変身した姿は何と――
もっと読む古の使者は、光か影か。
仲間と対立することになってしまった飛羽真は迷いの中にいた。そんな飛羽真の前に光の剣ことユーリが現れる。一方、飛羽真と剣を交えた倫太郎たちも飛羽真が裏切るとは思えず考えに落ちる。しかし、玲花から聖剣とワンダーライドブックの回収を急ぐように告げられる。
そんな中、メギドが人間を使って新たな本を作ろうとしていた。飛羽真は斬ろうとしていたメギドが元は人間だと知りショックを受ける。迷う飛羽真にユーリが告げる。
「救いたかったら斬るんだ。剣士にできることはそれだけしかない」
再びメギドが現れ芽依とともに向かう飛羽真だが・・・。
もっと読む炎の執念、メギドを討つ。
飛羽真はメギドになってしまったゆきを助ける術がなく、メギドを斬ろうとするユーリの剣から体をはって守ることしかできなかった。
そんな飛羽真にユーリはかつての本をめぐる戦い、自らが剣になった理由を語る。そして、飛羽真に覚悟を問う。
早くしなければゆきが完全にメギドになってしまう。答えを見つけられずに焦る飛羽真の前に、倫太郎と大秦寺が現れる。話し合いに来た2人だったが、そこにメギドが現れる。すぐさま変身してメギドを倒そうとする倫太郎。飛羽真もセイバーに変身するが・・・。
もっと読む牙城を崩す、剣の意志。
飛羽真は大秦寺に本物の剣士のあるべき姿を見た。いつかは俺も・・・。しかし、今はメギドにされた慎吾を救うべく探し回るが、現れてはすぐに消えるメギドの行動に振り回されていた。
一方、サウザンベース では大秦寺が倫太郎たち仲間の剣士に飛羽真が言っていた人間がメギドにされているということが本当だったと伝えるが、玲花に非情な決断を迫られる。そして玲花は蓮に雷鳴剣はまだ神山飛羽真が持っている、とけしかける。セイバー、最光、メギド、レジエルの戦いに剣斬、そしてデザストまで加わり大混戦になる。
そして、ユーリは傷つきながらも来島を救おうとする飛羽真の姿を見てある決意をする
もっと読む最高に輝け、全身全色(フルカラー)。
飛羽真のもとに芽依が駆け込み、行方不明者が続出していると告げる。早速、調査に向かうと、ゆきや来島の他にも多くの被害者がいたことを知る。救えなかった人がいたことに心を痛める飛羽真と芽依。
一方、サウザンベースでは大秦寺が組織を支えてきた刀鍛冶のプライドにかけて、火炎剣烈火を組織に持ち帰ると宣言する。そこにはかつて祖父から伝え聞いた聖剣を巡る伝説に対する特別な思いがあった。
そんな中、ストリウスは剣士から聖剣を奪うため特殊なメギドを生み出そうとする。幻獣、生物、物語の3つジャンルのメギドを食わせ新しいメギドが生まれる。
剣士同士の戦い、そして新たなメギドの脅威が飛羽真に迫る。
その頃、剣士としての体を取り戻す、と告げたユーリはタッセルの元を訪れていた。
もっと読むそれでも人を、救いたい。
サウザンベースでは大秦寺の離脱が大きな波紋を呼んでいた。大秦寺を蔑む発言をした玲花に対して尾上が意を唱える。
一方、久しぶりに仲間が戻り喜びを噛み締める飛羽真。そして、火炎剣烈火が赤く光り、メギドと人間を分離しかけたことに希望を見出す。
そんな中、ストリウスは前回倒されたメギドのアルターブックをもう一人のターゲットに入れる。それは、前回の被害者であるマミの双子の妹・レミだった。レミを探す飛羽真と芽依の前に尾上が立ちはだかる。果たして、その真意とは?
もっと読む荒れ狂う、破壊の手。
飛羽真たちは大秦寺に今のサウザンベースの状況を聞く。大秦寺曰く、組織の長であるマスターロゴスとは直接、会うことができず、全ては柛代玲花を通じて指示があるとのこと。組織の真の敵は玲花なのか。思い悩む中、芽依がとんでもない発言をする。
「その一番偉いマスター何とかって人に直接会って話せばいいじゃん!」
大秦寺は否定するが、飛羽真とユーリは乗り気に。そして、サウザンベース侵入作戦が始まる。
一方、ストリウスもサウザンベースに侵入して禁書を奪うことを画策する。
それぞれの思惑でサウザンベースに侵入する飛羽真、大秦寺、そしてストリウス。飛羽真は謎の青年に導かれ、禁書を手にしたストリウスと遭遇する。その禁書はストリウスにも扱えないほどの強力な力を秘めていた。
もっと読む父の背中、背負った未来。
ストリウスがサウザンベースの禁書庫から持ち出した本は偶然にも飛羽真の手に渡った。その力はあまりにも強く、制御不能な危険な本だった。
柛代玲花は、その本を取り戻すように剣士たちに伝える。場合によっては、神山飛羽真を斬ってでも・・・。それに反発する尾上。マスターロゴスと直接、話をするという尾上に対して、玲花はマスターの指示だと撥ね付ける。怒りに震える尾上だが、そらの一言である決意をする。そして、飛羽真に再び立ち合えと迫る。
「お前の全ての力をぶつけてこい」
そして、始まる飛羽真と尾上の真剣勝負。それを見つめる芽依とそら。勝負の行方はいかに?
一方、セイバー・プリミティブドラゴンの力に完膚なきまでに叩きのめされたレジエルは復讐するべく再びセイバーを狙う――。
もっと読む煙をまといし、真紅の刺客。
プリミティブドラゴンにより暴走を繰り返す飛羽真。倫太郎からワンダーライドブックを奪い、芽依を襲うプリミティブドラゴンを止めたのは最光・エックスソードマンと何とカリバーだった。
飛羽真はプリミティブドラゴンで暴走中に仲間を倒す悪夢を見る。このままでは組織の真の敵やメギドと戦う前に仲間を傷つけてしまうと思い悩む。
一方、倫太郎はマスターロゴスと謁見するが、飛羽真の危険性を改めて告げられる。そんな中、芽依が倫太郎を呼び出し、そこに飛羽真も現れる。久々に会う二人だが・・・。
その頃、ノーザンベースの尾上と大秦寺があの剣士によって急襲されていた。
もっと読む悲しみを、笑顔に変えて。
賢人は、未来を見たと告げた。必死に話をしようとする飛羽真に「これで話は終わりだ」と戦いになってしまい、遂に「世界を滅びから救うために、全ての聖剣を封印する」との言葉通りに大秦寺の音銃剣を封印してしまった。
飛羽真は、話はまだ終わっていない、今度こそ一緒に戦うと気持ちを新たにする。しかし、それにはプリミティブドラゴンを何とかしなければならない。飛羽真はプリミティブに乗っ取られた時に会う、不思議な少年と対話しようとする。
一方、セイバーへの復讐に燃えるレジエルはパワーアップした姿で現れ、バスター、最光を圧倒する。飛羽真を信じて戦うユーリ達、その様子を見つめる賢人、そして倫太郎は――。
もっと読む記す過去、描く未来。
セイバーを暴走させていたプリミティブドラゴン。それは一人ぼっちになり、死してなお仲間を求めるドラゴンの哀しい物語だった。その物語の続きを作った飛羽真はエレメンタルドラゴンという新たなワンダーライドブックを生み出し、復讐に燃えるレジエルを打倒した。それを目の当たりにした倫太郎はある決意をする。
そして、蓮は組織を離れ賢人と行動をともにすると一人、賢人の元へ向かう。
そんな中、芽依が編集長から飛羽真の代表作「ロストメモリー」の続編を作れないかと打診される。こんな状況の中、断られてもしょうがないと思いつつ、遠慮しながらも飛羽真にお願いすると、飛羽真は物語の始まりを語り出す。
一方、賢人と対峙する蓮。賢人と蓮の邂逅は何をもたらすのか?
さらにマスターロゴスの元に一人の男が現れる――。
もっと読むその時、剣士が動いた。
覚悟を決めた倫太郎が遂に動く。芽依に飛羽真たちの元に戻ると決意を告げるが、その前に剣士としてのけじめをつけると単身、マスターの元へ向かう。それを聞いた飛羽真たちは、倫太郎の身に危険が迫ると考えサウザンベース に乗り込もうとする。マスターロゴスと対面し真意を問いただす倫太郎。マスターロゴスが語る真の目的とは。そして、倫太郎の前に新たな剣士が立ちはだかる。神代凌牙、またの名を仮面ライダーデュランダル!非常な剣士の刃が倫太郎に迫る――。
もっと読む絆、引き裂かれても。
倫太郎がノーザンベースに帰って来た。真の敵がマスターロゴスだと分かり、燃える尾上たち。思い詰めた表情で仲間たちに頭を下げる倫太郎。そんな倫太郎を暖かく迎える仲間たち。その様子を微笑ましく見つめる芽依は自分に何かできることがないか考え、あるものを作り出す。
一方、聖剣を狙うストリウスとズオスは組織に戻った倫太郎をターゲットに、新たなメギドを作る。
メギドが現れ、現場に駆けつけた飛羽真と倫太郎。飛羽真の剣士としての成長に目を見張り、自分も張り切る倫太郎だった。あと一歩のところでメギドを追い詰めるが、そのメギドはなんと芽依だった――。
もっと読む信じる強さ、信じられる強さ。
芽依を救えず自分の不甲斐なさ、無力さに打ちのめされた倫太郎。自分の存在価値に揺れ、ノーザンベースを飛び出してしまう。飛羽真自身もまた、メギドと人を分離できていない不安の中、再び現れるメギド=芽依。
一人でメギドと戦うセイバー。芽依を分離しかけるが完全には分離できない。それでももう一度、とメギドに向かうセイバーの前にズオスが立ちはだかる。2対1の戦い、そして時折メギドから芽依に戻るメギドにピンチになるセイバー。果たして芽依を救えるのか? そして、倫太郎は――。
もっと読む僕の想い、結晶となりて。
自分を許せず、自分の存在価値に揺れていた倫太郎。自分を信じて疑わない飛羽真、芽依の思いに応え、自分を信じる、諦めない心を取り戻した。そんな中、マスターロゴスが本気で動き出す。狙うはノーザンベースに眠る“力”。マスターロゴスが放った矢がノーザンベースの結界を破壊し、凌牙と玲花が飛羽真たちの前に現れる。時を同じくして、ズオスとストリウスもノーザンベースに侵入していた。2つの敵の侵入に対して戦える剣士は4人。飛羽真とユーリはデュランダルとサーベラ、そして尾上と倫太郎は、因縁の相手であるズオスに立ち向かうが――。
もっと読むそれでも、未来は変えられる。
ノーザンベースの全知全能の書の一部により新たな力を手にした倫太郎。しかし、玲花により音銃剣、土豪剣、雷鳴剣とワンダーライドブックが奪われてしまった。マスターロゴスの狙いは聖剣とワンダーライドブック。蓮と賢人も狙われるのではないかと動き出す飛羽真たち。蓮の元へは倫太郎、芽依、そして倫太郎が新たに手にした力を守るためにユーリも同行。しかし、そのユーリが・・・。そのころ、飛羽真は一人、賢人のもとへ向かう。久しぶりに二人きりで話す飛羽真と賢人。
しかし、その前にマスターロゴス本人が現れる。
もっと読む目を覚ます、不死の剣士。
飛羽真と賢人、マスターロゴスの前に現れたルナ。再会も束の間、ルナは消えてしまうが飛羽真はルナが生きていた喜びを噛み締め、賢人は戸惑う。そしてマスターロゴスは新たな禁書を開く。その本には古の不死の剣士・バハトが封印されていた。
「人がいるから、世界があるから、力があるから争いが起こる。全ては無に帰す」
剣士を次々と襲うバハト・仮面ライダーファルシオン。ユーリの口から語られるバハトの過去。そして、セイバーを巡って戦うファルシオンとカリバーを前にして最光がまさかの――。
もっと読むそして私は、神になる。
友を信じきれず、自ら友を封印した過去を持つユーリは、賢人に自分の姿を重ね必死で訴えかけた。しかし、思いは届かずユーリは飛羽真を守って消えた。
戦いの最中、現れたルナ。しかし、ルナはサーベラに攫われてしまう。マスターロゴスの手元にはこれまで奪った聖剣とワンダーライドブックが並ぶ。準備は全て整ったと、ほくそ笑むマスターロゴス。
戦いのダメージで気を失う飛羽真。飛羽真が目覚めた時には仲間達がマスターロゴスと決戦に挑んでいた。そこに蓮、賢人も加わり、さらにはバハトも乱入し大混戦になる。仲間の元へ急ぐ飛羽真。今、全ての聖剣と鍵となるワンダーライドブックが揃おうとしていた。その戦いの果てに待つものとはー――。
もっと読む開かれる、全知全能の力。
封印され、奪われた剣を取り戻した大秦寺、そして尾上は剣の重みを噛み締める。ユーリも復活したが、消えてしまったルナのことが気にかかる。
そして、新たな力を手にしたマスターロゴスはその顔に不気味な笑みを浮かべ動き出す。剣士たちを呼び寄せ、その力を試すように剣士たちを弄ぶマスター。さらに空に巨大な本を出現させる。その本は賢人が見た未来そのものだった。マスターロゴスの意図とは? そして、あの兄妹が動き出す――。
もっと読む未来を変えるのは、誰だ。
マスターロゴスが人類に宣戦布告し、賢人が見た破滅の未来まで時間はもう残されていない。
飛羽真とともに一緒に戦った凌牙と玲花の次なる行動は?
賢人が自らを犠牲にして世界を救おうとしていると知った飛羽真と倫太郎は賢人の元へ走る。
蘇ったバハトはマスターロゴスの前に現れる。その真意とは?
走る飛羽真の前には蓮が現れ、ユーリと芽依がバハトと対峙する。覚悟を決めた賢人に倫太郎、そして飛羽真の思いは届くのか? そして、遂にマスターロゴスが現れ、世界崩壊までの時が動き出す。
もっと読む聖剣を束ねる、銀河の剣。
飛羽真は賢人を救ったがその代償はあまりにも大きかった。世界各地の上空に浮かぶ本は健在。そして、世界各地で崩壊が進む。
その様子を様々な場所、様々な立場で見つめる剣士たち。
ノーザンベースの剣士たちは、飛羽真の思いを察し、飛羽真に賢人の元へ行けと促す。そして、自分たちは決死の覚悟でマスターロゴスに立ち向かう。倫太郎たちがマスターロゴスと戦う中、飛羽真は賢人に会い、雷鳴剣を託す。しかし、その剣を手に取らない賢人。そして、バハトが飛羽真の前に再び立ちはだかる。そんな中、世界の崩壊は最終局面を迎える。
もっと読む剣士よ、信じる道を行け。
飛羽真が手にした新たな聖剣の力により、マスターロゴスが生み出した本は全て無くなり、消えていた街も元に戻った。マスターロゴスを一旦退けたが、柛代兄妹、蓮、そして賢人は飛羽真たちの輪に加わることはなかった。
一方、マスターロゴスは飛羽真が生み出した伝説の聖剣と、ルナの出現を感じ、全てを手にするべく動き出す。飛羽真を中心に剣士たちの思いで生まれた聖剣は、マスターロゴスの思惑通りなのか。そして、飛羽真は改めてマスターロゴスと話がしたいと皆に告げる。そんな中、凌牙と玲花、そして賢人は自らの意志である行動をとる。
もっと読む輝く友情、三剣士。
刃王剣の力に再び退けられたマスターロゴスだが、彼の手にあるオムニフォースライドブックは全てのワンダーライドブックを統べる力があるという。その力の最初の犠牲者となったのは、神代兄妹だった。オムニフォースが凌牙の持つライドブックに干渉し、デュランダルが玲花を襲う。
そして、次にマスターロゴスが狙いを定めたのはワンダーワールドを彷徨っている世界を繋ぐ存在・ルナだった。タッセルも必死にルナを探し回るが、マスターロゴスの魔の手が一瞬早くルナを襲う。一方、現実世界ではルナを狙うマスターの前に飛羽真、倫太郎、賢人が立ちはだかる。しかし、剣士たちはオムニフォースの力によって・・・。
もっと読む二千年、綴られた願い。
マスターロゴスが壮絶な最後を遂げ、一つの物語が終わった。新たな物語の担い手はストリウスとなる。そのストリウスの前に現れるデザスト。
そして、ルナを保護したタッセルは遂に飛羽真たちの前に現れる。
人ならざる者の物語。全知全能の書、ワンダーワールドと何か。そして、力を手にしたがゆえに始まった現在に続く物語。過去が今につながり、選択を迫る。その選択が未来となる。誰が物語の結末を決めるのか。
もっと読むはじまる、美しい終わり。
飛羽真は力を手にすると現実世界から消えることを改めて突きつけられる。それは賢人が見た未来と重なる。それでも飛羽真はルナとも会い、皆とも別れない、新たな運命を切り開くと誓う。しかし、タッセルがルナ迎えに行った時、ルナの姿は消えていた。代わりにタッセルの前にストリウスが現れる。2000年の時を超えて再会した旧友との出会いは何をもたらすのか?
不死身であるデザストは傷ついた自らのブックを見つめて蓮に刃を向ける。それぞれの結末に向かって物語は進んでいく。美しい終わりを目指して――。
もっと読む激突、存在する価値。
ワンダーワールドの守り人であるタッセルがストリウスの手にかかって倒れ、ワンダーワールドに異変が起きた。それを一旦は飛羽真たちが止めたが、ストリウスの手に、はじまりの5人が持っていた力の全てが揃ってしまった。
ストリウスが思い描く“美しい結末”に飛羽真が必要不可欠だという。そんなストリウスを止めるべく飛羽真たちが動く。そして、これまで一線を隠していた凌牙と玲花も自らの意志?で動き出す。ストリウス、飛羽真、凌牙、玲花が存在価値をかけて動き出す。
そして、蓮とデザストもそれぞれの存在をかけて激突する。
「もういい。お前に存在意義はない」
迷いの中にいる蓮に対してデザストが容赦のない一撃を放つ!
もっと読む開く、最後のページ。
ストリウスがマスターロゴス、レジエル、ズオス、タッセル、そして自らの本の力をカリュブディスに喰わせ融合させた。そして、新たに生まれた謎の本。そのページが遂に開かれる。タッセル亡き後、崩壊を始めたワンダーワールドは飛羽真たちが一時的に楔を放ち侵食を留めていたが、ストリウスの新たな力によりその楔は外れ再び侵食が始まる。さらに、地下の墓所からある者たちを復活させる。それはかつて剣士たちの剣技を生み出し、マスターロゴスとともにソードオブロゴスを治めた四賢神だった。ストリウスと四賢神、そして剣士たちの世界存亡をかけた最終決戦が始まる――。
もっと読む十剣士、世界を賭けて。
進むワンダーワールドの崩壊、それは現実の世界の崩壊を意味している。最後の戦いに挑む9人の剣士の前に、闇黒剣を手にしたソフィアが現れる。揃う10人の剣士。しかし、ストリウスに辿り着くためには大量のシミーと4人の賢神が立ちはだかる。一方、自分の存在意義を知ったルナ、そして、自分もワンダーワールド崩壊の影響で消えかかってることを知った芽依も立ち上がる。
そしてストリウスが思い描く“美しき終わり”が明らかになる。
もっと読むさようなら、私の英雄。
力尽き、倒れた大秦寺。そして、他の剣士たちも次々に倒れていく。ワンダーワールドの消失と世界崩壊が進む中、ルナの異変も加速する。自らも消えながらある決意をした芽依はルナと遭遇する。そして、遂に飛羽真はストリウスの元に辿り着く。全知全能の書に何が記されていたのか?ストリウスは残酷な真実を飛羽真に突きつける。それを知った飛羽真は? そして、飛羽真とストリウス、物語の結末を賭けた最後の戦いが始まる――。
もっと読む終わる世界、生まれる物語。
力の源、そして物語の源であるワンダーワールドが消えていく。世界から物語が消えていき、世界そのものも消えていく。
ユーリは消えかかりながら前に進む。飛羽真に一目会いたい一心で歩を進めるルナ。最後の力を振り絞る賢人と蓮。そして、ワンダーライドブックが力を失い、ワンダーワールドが消滅する。消える世界。消える飛羽真。
全ては全知全能の書に記された定められた結末へ――。
「あなたには忘れられない物語がありますか?」
もっと読む新たなページが、開くとき、
長きに渡る戦いが終わり、新しいワンダーワールドができた。そして、飛羽真が無事に帰ってきて弛緩した空気が流れる中、皆がそれぞれ新たな一歩を踏み出そうとする。凌牙は倫太郎を連れ出し、飛羽真も賢人を連れ出した。飛羽真が賢人を伴い向かったのは約束の場所だった。そこで飛羽真は賢人にある思いを告げる。その二人の目の前で一人の少女が見たこともない怪人に襲われる。聞けば飛羽真たちと同じように幼馴染3人がこの場所で会う約束だったとのこと。しかし、その3人はもうすぐバラバラになってしまう。そのことが今回の事件の発端となっていた。
新たな出会いが、新たな物語の始まりを告げる――。
もっと読む家族!契約!悪魔ささやく!
体内の悪魔と契約、自らの体から悪魔を分離することができる不思議なスタンプ、ギフスタンプが発見されて50年。悪魔を崇拝する組織デッドマンズは、遺跡から発見されたギフのミイラを復活させようと、信者たちに体内の悪魔を解き放てと華々しく訴えかける。
そのデッドマンズから人々の平和を守るために組織された政府特務機関フェニックスでは、研究員のジョージ・狩崎(濱尾ノリタカ)によるリバイスシステムの開発が進行していた。
そんな戦いをよそに、銭湯しあわせ湯では長男の五十嵐一輝(前田拳太郎)が大忙し。常連客の世話などをしているが、自分にしか見えない悪魔の暴走に悩まされる。弟の大二(日向亘)がフェニックスの隊長に就任する大切な日だというのに…。やがて一輝は、大二の就任式でとんでもない騒動に巻き込まれることになる。自分にしか見えぬ悪魔とともに…!
もっと読む悪魔はあくまで悪いやつ!?
家族を守るため、体内の悪魔、バイスと契約して仮面ライダーリバイ(ス)に変身を遂げた五十嵐一輝。
だが彼は、入院中で母親不在の銭湯を守ると言い張り、
仮面ライダーとしてデッドマンズと戦うためのフェニックスとの専属契約に難色を示し、それを結ぼうとしない。
契約の使者として選ばれた弟の大二は、
自分が使うはずだったドライバーを兄に届ける役割を担わされ、その心中や如何に…。
そんな中、ゴルフ練習場にデッドマンが現れる。
人々を守りたい一心で、契約を結ばずとも
使命感から仮面ライダーに変身したリバイ(ス)。
しかし、バイスは、人間を食べ、欲望のままに暴れる機会を虎視眈々と伺っていたーーー。
もっと読む人質トラブル、どうする兄弟!?
「銭湯より世界だろ…」
大二は母、幸実の病室を訪れていた。
兄の一輝がフェニックスとの契約を結んでくれない
ことを悩み、相談に来たのだ。
そんな大二に母は優しく声をかける。
「大二は、大二のできることをやればいいのよ」
その頃、一輝は別の契約書と睨めっこしていた。
新都市開発による銭湯の立退きへの同意を
求められるも、真っ向から否定する。
「この銭湯は、俺たち家族のものだ」
その時、幼馴染とショッピングに出かけていた
末っ子のさくらから連絡が入る。
「一輝兄!デッドマンズが現れた!」
銭湯を愛する気持ちは誰よりも強いが、
条件反射のようにしあわせ湯を飛び出していく一輝。
だが、さくらたちは銃を持った男に脅され、
人質となってしまって……!
もっと読む足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!
コング・デッドマンを倒し、
無事に妹のさくらと幼馴染の彩夏を救出した一輝。
だが、さくらたちを人質に取った男はコングバイスタンプを
使用していないという。
コングバイスタンプを回収しない限りは、いずれまた
同じような惨劇が起きてしまう。
それどころか、デッドマンズには更に凶悪な
上級悪魔を生み出すと手段があるようで…
焦る大二とは裏腹に、未だ仮面ライダーとしての
自覚に乏しく、煮え切らない一輝。
兄弟の関係に、ヒビが…!?
そして、コングバイスタンプの持ち主は誰だ…!?
もっと読む世直しライダー!裏切り者は誰だ!?
フェニックスの契約戦士として、正式に仮面ライダーリバイスとして
戦うことを決めた一輝。
父、五十嵐元太はそれに便乗して「元ちゃんの限界チャンネル」の
登録者を増やそうと画「世直し元ちゃん」という企画を始める。
デッドマン犯罪を防ぐための情報収集になるならと協力していた
一輝だが、ロクな依頼が来なくてテンションはだだ下がり。
だがそこに、1人の老人にやってくる。
孫が、行き過ぎた「お仕置き生配信」を行っているという。
一緒に動画を見ると、まさにデッドマンを生み出し、
ブラック企業を正す!とビルに乗り込む姿が生配信されている!
一輝はついに世直しライダーとしての初出動を決める。
一方、フェニックスではバイスタンプ盗難が問題視されていた。
緊急招集された大二やヒロミら分隊長の間にも緊張が走る。
だが、若林司令官や狩崎の視線は、1人の男に注がれていた。
その理由は…
侵入に使われたカードキーの名前が「門田ヒロミ」
だったからであったー。
もっと読むエビルの正体!衝撃のショータイム!?
フェニックスからバイスタンプを盗んだ人物を特定するため、
やりすぎバイチューバーのボンを囮にした作戦を展開した一輝たち。
現れたオルテカとフリオと激闘を繰り広げる最中、
謎の黒い仮面ライダーがリバイスを襲う。
外では待機しているはずのフェニックスの隊員が
1人残らず倒れている。
一体、何が起きたのか。
一体、何者の仕業なのか。
戦いを終えて変身を解いた、その男の正体はーー。
そして一輝はしあわせ湯に舞い込んできた
新たな依頼に首を突っ込む。
交通事故に遭った弟の裁判が、意図的に不利な方向へ
誘われているという。
それを主導していると思しき悪徳弁護士、工藤の
不正の証拠を暴くため、
お節介ライダーとお調子者悪魔が立ち上がる!
もっと読む窃盗!?スケボー!?俺はカゲロウ!
フェニックスに呼び出された一輝。
世間を騒がせている4人組の窃盗団のうち1名が
チーター・デッドマンのフェーズ2であることが
確認されているという。
唯一、契約者と悪魔を分離する能力を持つリバイスに
白羽の矢がたった格好だが、チーター・デッドマンは
他の3人を逃がす「しんがり」の役割を担い、
その地上最速の遺伝子で、討伐はおろか接触を図ることすら
難しい状況にあるという。
狩崎は、対抗できる可能性のあるゲノムとして
ジャッカルバイスタンプを用意していたが…。
そんな一輝の動向を窺っているのは、
大二のフリをした悪魔、カゲロウ。
デッドマンズと接触し、果たさんとしている
野望は、「五十嵐一輝の抹殺」のみだと
宣言するカゲロウは、フェニックスを
後にする一輝の後ろ姿を、卑しい笑みを
浮かべながら見つめていた。
そしてさらに、その様子を門田ヒロミが観察している。
自らを装ってバイスタンプを盗んだ犯人として、
明らかに大事に疑惑の目を向けているヒロミの心中やいかにー。
もっと読む家族の休息、天国と地獄!?
母・幸実の退院を祝って、一泊二日の温泉旅行に
やってきた五十嵐一家。
今日のために奮発したと豪語する元太の言葉
通りのお洒落なロビーにテンションが上がる一同。
だが、不安の種はいくつも巻かれていた。
偶然(?)居合わせる、しあわせ湯の
常連客である牛島一家。
五十嵐大二の監視を目的として
先乗りしていた狩崎とヒロミのフェニックス勢。
そして従業員の中に紛れ込む
アギレラ、オルテカ、フリオ。
さらには、大二のふりをして何くわぬ
顔で家族旅行に同行するカゲロウ…
温泉旅館を舞台に、
様々な思惑が入り乱れる。
そんなことはつゆ知らず、
颯爽と温泉へと向かう一輝たち。
その扉は、幸せの扉ではなく、
地獄への招待状なのだろうかーー。
もっと読むカゲロウ暴走!五十嵐兄弟…崩壊!?
悲劇の家族旅行から数日。
五十嵐家には暗雲が立ち込めていた。
家族の目の前で大二の姿をした悪魔・カゲロウに
傷つけられたショックで落ち込む一輝。
だが、それは大二の意志ではなく、
カゲロウに乗っ取られた故の行動だと
独りごちている父・元太。
一方、あの優しい兄になぜ卑劣な悪魔が
宿っているのかを疑問に感じるさくら。
そんな中、母・幸実だけはいつも通りの
笑顔で銭湯のお客さんを接客している。
「アンタたち、何くらい顔してんのよ!
大二が帰ってくる場所はここだからね」
その言葉に勇気づけられた一輝は、
大二をカゲロウから助け出すという
決意を新たにする。
だが、フェニックスは世間に知られる
前に殲滅すべしと、エビル抹殺命令を出す。
時を同じくして、
カゲロウはデッドマンズから
ブラキオスタンプを受け取り、
無差別に悪用し始めーー。
もっと読む無敵のさくら、何のための力
デッドマンズ関連犯罪は、なくなるどころか増え続ける
一方だった。
そんな中、バイスタンプを新たな方法で活用する者も
徐々に出現してきているという。
オルテカはその中の1人、プラナリアスタンプを持つ
灰谷天彦へと接触をはかる。
一方、兄たちの仮面ライダーとしての活躍を尻目に、
五十嵐家の末っ子さくらは度重なるアギレラの挑発に苛立っていた。
強いものこそが正義であると信じて、己を鍛錬していたさくらだったが、アギレラと対峙していると己の弱さを
突きつけられているようで、ストレスを感じていた。
そんな中、さくらのもとに差出人不明の荷物が届く。
梱包を解くと、そこには1台の見たこともない
ドライバーが入っていてーー。
もっと読む弱さは強さ!?無敵のジャンヌ!
私、無敵だからーー。
そう信じて疑わなかったさくらのプライドは
粉々に砕け散った。
兄たちに続けとばかりに、
通っている空手道場の師範代、大森聖子の
悪行を止めるため、決意の変身を果たす……はずが、
装着したドライバーは起動しない。
呆然とするさくらをかばった一輝は、怪我を負ってしまう。
そのことで激しく大二に責め立てられるも、
一輝は何とかしてさくらに寄り添おうとする。
ショックをうけたさくらは、
大二の言葉に傷つき、一輝の言葉に耳を貸さぬまま
飛び出してしまう。
一体、さくらが変身を遂げるためには、
何が必要なのか、何が足りないのかー。
だが、時は待ってはくれない。
聖子の意のままに操る灰谷天彦は
再びプラナリアスタンプを手に、街を襲撃する!!
もっと読むフェニックス危機一髪!
空中に浮かぶフェニックスの要塞、スカイベースが
燃料補給や物資補充のために地上に降りてきていた。
隊員も適宜休暇を取るにあたり、人員が手薄になるため、
自分たちがしっかり守ります!と意気込む五十嵐三兄妹とヒロミ。
しかし、狩崎は一輝からリバイスドライバーを取り上げてしまう。
新しいバイスタンプの開発のためだというが、戦力となれない
もどかしさと、大二とさくらへの心配から焦りを感じる一輝。
他の隊員同様に休暇を命じられたヒロミと共に、まずは風呂に浸かる。
一方その頃…
デッドマンズベースでは不穏な会話が飛び交っていた。
スカイベース内にあるバイスタンプ使用者の更生施設
襲撃計画、その急先鋒に立つのは変幻自在のカメレオンデッドマン!
フェニックスに魔の手が迫ろうとしていた…。
もっと読む司令官は…デッドマン!?
デッドマンズのスカイベース侵入の手引きをしていた
裏切り者ーカメレオン・デッドマンの正体は
本当に若林司令官なのだろうか。
にわかには信じがたい大二やヒロミだが、
一人冷静な狩崎は、真実を確かめるために
カメレオン・デッドマンの目的と思われる
「ギフスタンプ」を餌にワナを仕掛ける。
一方、デッドマンズではアギレラとギフ様の
結婚の儀式の準備が進められていた。
ギフ様復活のために必要な生贄の目星もついたようで
来たるべき瞬間を待ち望むアギレラはご機嫌の様子。
そんな中、儀式の準備が整うまで自由時間を与えられた
元弁護士の工藤は、真っ直ぐに一輝の待つしあわせ湯に、
心理カウンセラーの灰谷天彦はさくらの通う高校へと向かったー。
もっと読む撲滅!対決!デッドマンズ!
ギフ様との結婚の儀式を控えてご機嫌の
アギレラに突きつけられる衝撃の真実。
それは、アギレラこそが偉大なるギフ様の
復活に必要な生贄であったということ…。
茫然自失のアギレラと、卑しい笑みを浮かべる
オルテカを前にして、フリオが怒りの抵抗を
試みるが、多勢に無勢、取り押さえられてしまう。
アギレラとギフ様の結婚の儀式ならぬ、
アギレラをギフ様に捧げる儀式が始まろうとしていた。
一方、ギフスタンプを若林優次郎に化けていた
カメレオン・デッドマンに奪われたフェニックス
では、逆襲の準備が進められていた。
もはや待ったなし、デッドマンズの本拠地へ
乗り込み、ギフ様の復活を阻止しなくてはならない。
だが、肝心の本拠地の場所を特定できない。
唯一の手がかりは…デッドマンズと接触していたカゲロウ。
一輝とさくらは、抵抗する大二をよそに、
カゲロウを呼び出そうと思い立ち…
もっと読む守りたい想い…時代は五十嵐三兄妹!
バリッドレックスの活躍により、
空中に浮かび上がったデッドマンズベースの脅威は防がれ、
アギレラとフリオは救い出された。
その後、デッドマンズベースの残骸からギフの棺が発見され、
フェニックスはそれを収容、狩崎はその分析の様子を眺めていた。
アギレラはフリオと共に身を隠してギフを想い、
オルテカはカメレオン・デッドマンの男と共に、
自らの野望を叶えるために再び動き出す。
それぞれの思惑が交差する中、
しあわせ湯では幸実とさくらがまたしても言い争いをしていた。
デッドマンズを倒してリベラドライバーは必要なくなっただろうと言う
幸実に対し、まだ戦いは終わっていないと応戦するさくら。
一輝や大二もお手上げ状態の中、ヒロミがやってきてー。
もっと読む裏切りの深化、バディの真価
デッドマンズの崩壊から少しの時が経った。
しかし、依然として幹部だったアギレラ、オルテカ、フリオの
行方は知れず、捜索が続いていた。
そんな中、一輝は狩崎に会いにきていた。
天彦や工藤、そして優次郎になりすましていた男…
いずれも悪魔との分離を果たせなかったことから、
改めてデッドマンのフェーズ3を救う術を模索したい、
その願いに、狩崎は1つの可能性を提案した。
それは、バリッドレックスゲノムを進化させた
ボルケーノレックスゲノムをマスターすること。
一輝は迷うことなく、バイスと共に仮想空間での
トレーニングを開始する。
一方、しあわせ湯には久々の依頼人がやってきていた。
奥田陽介と名乗ったその男は、
かつての親友、玉置豪を助けて欲しいと言う。
玉置は世間で言われているような極悪な男では
ない、悪に堕ちたのは自らの裏切りが原因なのだ…
そう話す陽介の視線の先のテレビモニターには
逃亡中のフリオが映っていてーー。
もっと読むバディの軌跡、炎と氷の奇跡
ギフテリアンは人の命を喰って誕生する、悪魔の化身。
これまでの「分離」という概念が通用しない悪魔を
ギフスタンプを使って無慈悲に生み出すオルテカに
今までにない怒りを向ける一輝。
だが、やるべきことはより明確になった。
オルテカを始めとした「フェーズ3」の分離、
ボルケーノ&バリッドの新たな力で
それを遂行すべく突進していく一輝だったが、
「怒り」によって冷静さを失った状態では諸刃の剣となり、
一輝は反動で地獄の業火に焼き尽くされてしまう!!
一方、オルテカは自身への復讐だと
乱入してきたフリオに対して、何やら不穏な
報復を企てようとしている様子でーー。
もっと読むデモンズ注意報、ヒロミ包囲網!?
怒りも、恐怖も乗り越えて、
ボルケーノ&バリッドの力でフリオを分離
することに成功した一輝たち。
この力を使って、まずはオルテカを止めることが
最優先だと強く決意する。
一方オルテカは、リバイスの力を警戒。
狙いを定めたのは…不調をきたしている
と思しき仮面ライダーデモンズ。
その頃、ヒロミは
若林優次郎の墓の前に立っていた。
自分の体内年齢が80歳を超えているという
衝撃の事実は、デモンズドライバーを
使用したことによる肉体の酷使が原因
なのか、それとも…
優次郎への弔いの気持ちとともに
己の身体への不安の思いを
逡巡するヒロミの前に、
フェニックスの同期ー田淵竜彦と山桐千草
が現れる。
久しぶりの同期の再会、かと思いきや
何やら一色即発でー。
もっと読む非情で無常な、変身の代償
「オマエノ…イノチ…クラウ…」
ヒロミが構えたデモンズドライバーから
言葉が発せられた。
ヒロミの身体を蝕む原因はやはり
デモンズドライバーにあったのか。
一輝や大二の前では強がるも、
心中穏やかではないヒロミは
デモンズドライバーを自らに渡した
狩崎に鬼の形相で問い詰める。
一方、ヒロミを心配する一輝は、
フェニックスの医師、御子柴朱美から
「次に変身したら…命の保証はない」
と容態に関する真実を聞いてしまう。
その頃、ヒロミの同期の山桐千草は
オルテカにデッドマンズとしての
矜持を問うていた。
オルテカの向かう先は、その理由は、そして、本当の目的はー。
もっと読む我が命をかけて、想いを託して
一輝とバイスによって、デモンズドライバーに命を喰らい尽くされる寸前に救われたヒロミ。
様々な感情が渦巻く中で、フェニックスへの忠誠心が揺らいでいることを自覚した彼は、
デモンズドライバーの真実を一輝らに告げ、一人辞表を握りしめる。
一方、悪魔を分離され、フェニックスに捕らわれたオルテカは黙秘を貫く。
その表情から真意を読み取ることはできないが、
目はまだ死んでおらず、不気味な雰囲気を漂わせている。
その頃、さくらは牛島一家の息子・光に自宅への招待を受ける。
以前は不穏な状況に物怖じしてしまったさくらだったが、
今度は意を決して、その申し出に応じる。
その先で待ち受けるものとはー。
もっと読むドッタンバッタン…空気階段!?
それぞれがヒロミの身を案じ、悲しみを堪えている。
それでも時は止まってくれないし、日常は進んでいく。
一輝もまた、様々な想いを胸に秘めつつも、
必死に前に進もうと、しあわせ湯で働いていた。
そこに、久々の依頼が舞い込んで来る。
相談に来たのは芸能事務所の社長、西川正志と
マネージャーの富永真由。
最近人気絶頂のお笑い芸人『空気階段』に
デッドマンを使っての襲撃予告があり、
番組収録が中止になるなど、実際に被害が出ているらしい。
一輝とバイスは、お笑いコンビ『ハッピースパ』を
結成し、空気階段のボディガード兼潜入捜査に
乗り出す!
果たして、空気階段を狙う者の正体とは…
もっと読むバイスが乗っ取り…やっぱり裏切り!?
バイスの不調をリカバーするために
ローリングバイスタンプを使用した一輝とバイス。
だが、変身後の姿はいつもと違う漆黒のリバイのみ。
バイスが分離することなく、リバイを覆い尽くした
かのような禍々しい姿だった。
さらに変身解除すると、そこに立っていたのは
バイスただ一人。
一輝はどこへ…と警戒する大二だったが、
目の前ではバイスが誰かと会話している。
どうやら一輝の方が透明になってしまったらしい。
そこに血相を変えた狩崎が現れる。
どうやらローリングバイスタンプを
作ったのは狩崎ではないらしい。
怒りの狩崎はバイスを確保しようとするが、
バイスは「ついにこの時がきた」と
その包囲網を掻い潜り、逃走。
「裏切りは悪魔の得意技だ」という
言葉を残して…。
一方、空気階段はデッドマンへの
恐怖から家から出たくないと仕事を
全面拒否する状態となってしまい…。
もっと読む狩崎博士の戻せ!あべこべ大作戦!
一輝とバイスが逆、つまり一輝が半透明に
なって閉まってから1週間が経っていた。
しあわせ湯では代わりにバイスと玉置が奮闘するも
逆効果。
客足はみるみる途絶え、瞬く間に銭湯は
閑古鳥が鳴く…寸前となっていた。
そんな中、ジョージ・狩崎がしあわせ湯を
訪れる。
なんでも一輝とバイスを元に戻す方法を
見つけたという。
一刻も早く試したいところだったが、
バイスが狩崎を信用できないという気持ちの
部分に一輝が引っかかりー。
そして、時を同じくして、
デモンズドライバーのさらなる進化のため、
オルテカが狩崎をターゲットに定めー。
もっと読むよみがえる!ベイル!?五十嵐家の記憶
狩崎にリミッターを解除してもらったはずが
退却を余儀なくされたオルテカ。
デモンズドライバーに向かって悪態をつくと、
今までよりも遥かに流暢に喋り始めた。
「我が名はベイル。さて、我が家に帰るとしよう」
一方、一輝とバイスの一体化の原因が解らずに
苛立つ狩崎は、ふとしたことから、かつて
しあわせ湯が大火事に見舞われたことを知る。
「過去から学ぶこと、それが未来を決めるのだ」
父親に教えられた数少ない言葉を反芻し、
確証はないが、何かヒントがそこにないかと
五十嵐家に足を向ける狩崎。
だがそこに、オルテカとアギレラが現れ、
駆けつけた五十嵐三兄妹との闘いが始まるー。
もっと読む対決!決別!?闇と光の結末
父、元太の過去を知り、自分たちの体にギフの遺伝子が流れていることに気づいてしまった一輝たち。
その事実自体にショックを受ける一方で、自らの悪魔たちの異変に関しての不安も募る。
その不安が的中するかのように、大二の体内ではカゲロウの主張が強まっていた。
「悪魔の俺がその身体の主でもいいってことだろ」
「大二、お前が消えろよ」
だが大二はそんなカゲロウの挑発に対して真っ向から立ち向かう。
まるで、別れを予期しているかのような悲壮な決意でー。
そして、大二とカゲロウの戦いの火蓋が切って落とされるのだった。
もっと読む止めろ!暴君の暴挙と暴力の暴走
カゲロウとの死闘を制し、ホーリーライブへと変身した大二。
「オルテカ…お前に慈悲は与えない」
優しさを封印し、非情さを解き放った新たなる白銀のライブの強さに
ベイルの力を最大限引き出して応戦してもなお敵わないオルテカは、
かつてないほどの屈辱を味わう。
その逞しい姿に、一輝や狩崎、駆けつけたさくらは
目を細めるが、ギフの影響による悪魔の暴走は止まることを
知らず、ついにバイスがコントロール不能の状態に陥って
しまう……!?
もっと読む怖れを超えて疾風迅雷!己を信じ一心同体!
ついに完全なる暴走状態に陥ってしまったバイス。
ホーリーライブとジャンヌで抑えにかかるも、その勢いは凄まじい。
だがそこに狩崎が現れる。
狩崎の手には新たなバイスタンプらしきものが握られていて、
大二に、隙を見てそのスタンプをジャックリバイスに
押すように言う。
それによって、体内に閉じ込められている一輝を呼び覚まし、
バイスと決着をつけてもらう算段のようである。
失敗すればどちらも消滅してしまう可能性のある
危険なミッションだが、狩崎は2人から「行動こそ信念」だと
教えられたと賭けに出ることを決め、自分もその力に
なるという決意のもと、デモンズドライバーを取り出す!
そして一輝は体内で自分との、バイスとの戦いに挑むー!
もっと読むクランクイン!メモリー・オブ・ヒロミー!
ギフは復活したはずが沈黙を保ち、
オルテカとの死闘を制し、一輝とバイスも元に戻った
五十嵐家は束の間の日常を過ごしていた。
そこに「ヒロミさんが生きていた」という
情報が入る。
湧きに湧く一同だったが、
会いにいった一輝と大二のことを
覚えていないヒロミ。
どうやら「記憶喪失」になっているようだ。
ひどく落ち込む五十嵐三兄妹だったが、
狩崎の提案で、ヒロミを失われた記憶を
呼び覚ますため、思い出ムービーの
制作を開始するー!!
もっと読む声優!SAY ME!青春のあとしまつ
高校のサッカー部の同窓会に参加していた一輝。
旧友と思い出話に花を咲かせていると、入口の方から歓声が上がる。
入って来たのは、今をときめく超人気声優の木村昴!
おどろくバイスに一輝は、昴が高校のサッカー部の
先輩でコーチだったと語る。
久々の再会とあって、一輝と昴が
笑顔で挨拶を交わしているところに、
池山浩二(ジーコ)が近づいてくる。
今はサッカーを辞め、
昴の元でプロの声優を目指しているのだという。
「あれ、じゃあお前サッカーはもう諦めたのか?」
一輝の言葉に和やかだった同窓会の空気は一変する。
「それはこっちの台詞だろ。約束も破って…最低な野郎だな」
気まずそうな昴を横目に、怒ってその場を去るジーコ。
一輝は何か変なことを言ってしまったのだろうかと
あまり事態を把握できていないようで…!?
後日、昴のアフレコ見学に文化放送にやってきた一輝。
そこでもジーコと顔を合わせてしまい、気まずい雰囲気。
そんな中、ラフレシアデッドマンが文化放送を襲撃しー!?
もっと読む幻想の導き、夢のあとさき
一輝の異変は、ラフレシア・デッドマンの強烈な異臭攻撃に
よるものだった。
ラフレシア・デッドマンを生み出した人間は一体誰なのか。
一輝がジーコこと池山浩二かもしれないと落ち込んでいた
と聞いた大二は、その消息を追う。
一方、街で暴れるラフレシア・デッドマンには
さくらが仮面ライダージャンヌに変身して立ち向かう。
その様子を遠くから見つめるアギレラ…。
その頃、一輝は幻想の中にいた。
立っているのは高校のグラウンド。
目に映るのはサッカー部の練習に向かう高校生の一輝とジーコ。
一体、二人の過去に何があったのだろうか。
バイスと共に、その真相を知る決意をした一輝。
自身の過去を探る幻想の旅が、始まる。
もっと読む失った居場所、女王のプライド
ウィークエンドに加入したさくらだったが、
ギフは未だ姿を現さず、世間的には平和が続いていた。
この日も普通に高校に通っていたさくら。
光と下校中に、アギレラを探している玉置に遭遇する。
ギフに拒絶されて以降、行方が分からなくなっている
彼女の状況を危惧する玉置だったが、
そこに現れるアギレラ。
喜ぶ玉置をよそに、その眼にはさくらしか映っていない様子で、
問答無用にクイーンビー・デッドマンとなって
襲いかかってくるアギレラ。
その様相は今までのアギレラとは異なり、
鬼気迫る異様な雰囲気を醸し出していてー。
一方、フェニックスで不穏な動きを見せる赤石の
行動に疑念を強める大二。
それを制し、動向を探り始める御子柴朱美だったが…。
もっと読むラブコフ反抗!?さくらの覚悟
アギレラから悪魔を分離するためにリバイスが繰り出した
ライダーキックを…さくらが止めに入った。
アギレラの望みは「さくらとの戦い」であって、
その想いの重さと強さに土壇場で呼応したさくらは
「やっぱり私がやらなきゃ」とついに決意を固める。
しかし、ラブコフは呼びかけても一向に反応しない
ままで…バイスが一肌脱いで、その胸の内を探る!?
一方フェニックスでは、引き続き朱美の行方を探していた
大二が赤石長官への不信感を露わに、今一度直接の接触を試みる。
その裏で赤石が自らの正体を語り出し、朱美を恐怖のどん底に
陥れているとは知らずにー。
もっと読む悪魔が悪魔を呼んでいる
とある日。
さくらと花(と玉置と光)が楽しくショッピングをしていると、街頭モニターに緊急速報が入る。
映し出されたのは、赤石長官の姿だ。
「当たり前の平和を破壊する脅威が、目の前に迫っている」
赤石は、その全貌は翌日の会見で明らかにすると宣った。
束の間の休息を楽しむさくらたちの間に一気に緊張感が走る。
一方、赤石の超人的な力を目の当たりにして恐れ慄く大二は、
一輝や狩崎の協力を得て、会見前に赤石を止めるべく動き始める。
そして、ベイルは虎視眈々と五十嵐一家の抹殺を狙っていてー。
もっと読む未知なる脅威、人の進むべき道
朱美が怪人の姿に変貌を遂げた。
その光景を目の当たりにし、茫然自失の大二。
ギフテリアンの大群を前に圧倒的な戦力差を見せつけられる
一輝とバイスとさくら。
その様子を見守るほかない光や花。
誰も、赤石の暴走を止めることは出来なかった。
しかし、まだ匙を投げるわけにはいかない。
赤石が国民に向けて会見をするというその瞬間に
リベンジマッチを仕掛けるべく、一輝は闘志を燃やす。
だが、一輝はベイルとの戦いの中で迷いが見えるバイスと
逆に焦燥感から冷静さを失っている大二のことを気に病んでー。
もっと読む岐路に立つ人類、それぞれの決意
赤石の衝撃的な会見ののち、
フェニックスから「戦略的人類退化政策」が発表された。
その内容は、国民全員が「悪魔を取り除く」ため、
バイスタンプの押印を義務化すること。
それをギフへの服従、忠誠の証として
人類の滅亡を防ぐというものだった。
抗うことなくギフの軍門に降るその判断に、
ウィークエンドの面々は危機感を抱くが、
その反面、一般市民は突然の話に
未だ現実味が湧かないようであった。
そんな街の様子を探っていたさくらと花の
前に、ベイルが現れる。
ベイルの前に無力な花を守りながら戦う
劣勢のさくら…そこに現れたのは玉置。
玉置もまた、自分にできることはないかと
ウィークエンド加入を志願していてー。
もっと読む激戦必至!決死の悪魔奪還ミッション!
自らがギフのによって蘇生していたこと、
ホーリーライブがヘルギフテリアンに完膚なきまでに叩きのめされたこと、
次々とギフの異次元の力を誇示し、国民に現実を突きつける赤石。
それでもギフの傘下に降ることを躊躇する人間に対して
悪魔を差し向ける赤石に対し、
大二は人々の平和を守るためという大義への矛盾に思い悩む。
また、赤石の思想に抗うべくウィークエンドは国民に反旗を促すが、
その効果は不透明で、街に放たれた悪魔を処理するだけの出口の見えない戦いに疲弊していた。
そこに一輝が真澄と共に現れ、朱美救出を含めた捕獲作戦の実行を提案する。
朱美が必死に訴えた「ギフを倒すにはギフの力が必要」という言葉を信じー。
もっと読む父と子が紡ぐ!究極のリバイス!
ギフデモスを捕獲する作戦は、失敗に終わった。
赤石の巧妙な仕掛けによって、
あたかも一輝たちがギフデモスを倒したかのように
錯覚した大二は、一輝を殴り倒し、その溝は深まるばかり。
そこに現れたのは、門田ヒロミ。
ヒロミは一輝に大二のことは任せて欲しいと告げる。
頼れる男の帰還に沸く一同だったが、
ギフ打倒の手がかりを失い徒労感に包まれる。
そんな時、狩崎親子の前に五十嵐元太が現れる。
「ギフの細胞が必要らしいな…では、俺を使ってくれ」
もっと読む希望と絶望、三兄妹の葛藤
アルティメットリバイスが爆誕、
ギフを倒す究極の力を手に入れたことで
「ギフに屈する以外の、人類の選択肢」が開けた。
リバイスに希望を抱き、アララトに行くことを固辞した人々を
ウィークエンドやフェニックスを離脱した隊員が受け入れて
各地にシェルターが形成され始めていた。
その状況を憂う赤石はウィークエンドを敵視、
制圧のための武力行使を決断する。
大二は、平和的交渉を望み、自分なら市民を説得できると
ウィークエンドに向かうが…。
そして激しい戦いの代償で、
一輝の記憶にも大きな影響が出始めて…。
もっと読む家族か世界か…魂の兄弟喧嘩!
ついに拳を交えてしまった五十嵐三兄妹。
ウィークエンドは大二を敵と認定し、
太助はギフに勝つためには情を捨てるしかないと険しい表情で告げる。
ショックで飛び出していくさくら。
太助の言動に激しく詰め寄る光。
そんな中、一輝は大二に1対1の「兄弟喧嘩」を申し込む。
ギフという脅威に対して、服従の道を選ぶか、それとも打倒するか。
人類のためー目的は同じでも手段が異なる兄弟が己の矜持をぶつけ合うー!
もっと読む父の真意、息子の決意!
大二は赤石に操られている訳ではなく、
自らの判断に歯止めが効かなくなっているだけだと肌で感じた一輝。
カゲロウの不在が影響しているのではという仮説が指摘が虚しく響く。
そしてその言葉は、父親である元太の胸にも鋭く刺さる。
一方、壮絶な兄弟喧嘩に割って入った赤石は増していく大二への偏愛を抑えられず、
ベイルに抵抗を続ける大二以外の五十嵐家の抹殺を命じる。
太助を失い、喪失感に包まれているウィークエンドに
悲しむ暇もなくシェルターが襲われているとの一方が入るが、
ヒロミが率いる量産型デモンズ軍団とアルティメットリバイスを筆頭に、
闘志を奮い立たせて立ち向かう!
もっと読む激バトル!紅きベイルとデストリーム
アルティメットリバイスがベイルを追い詰めたその時、真澄が現れた。
場は乱れ、その隙に逃亡したベイルに真澄は新たなバイスタンプを差し出し、誘う。
「決着をつけよう、ベイル」
その頃、元太の元にもジョージ・狩崎が完成させた、
新しいドライバーとバイスタンプが届けられようとしていた。
一輝やさくら、そして幸実に別れを告げ、ベイルとの戦いに挑もうとする元太。
それは、自身の過去の精算であるとともに、迷える大二に背中で道を示すためでもあった…。
もっと読む永遠の終わり、後悔の向かう先
自身の悪魔ーベイルと決着をつける様を背中で見せた元太。
それを見た大二の心は激しく揺れ動く。
父の決死のメッセージは大二に正しく届いたのだろうか。
しかし、その答えを遮るようにギフが恐怖で希望を覆い尽くす。
その恐怖は、朽ち果てたはずの赤石すら支配する。
平和の象徴のはずだったアララトが襲われたその時、
一輝はついに、ギフと拳を交える。
世界を守るために、たとえ家族の記憶が失われようとも…。
もっと読む全身全霊をかけて、決断の行方
「アンタじゃ人類を救えない」
赤石に対し、自らの手で引導を渡した大二はギフに契約を迫る。
赤石の役割を引き継いで、人類を守ろうというのだ。
驚くべき行動に、たまらずギフと大二に割って入ったバイスだったが、
ギフの亜空間に吸い込まれてしまう!
しあわせ湯に戻った一輝たちは、バイスの身を案じつつも、
どうしたら大二の考えを変えることができるのかと思い悩む。
そこに、母・幸実に最後のお別れ言いにきたと訪れる大二。
一輝は覚悟を決めて、大二を外に連れ出す。
そして、同じ覚悟を抱くものがもう1人ー。
もっと読む終わらぬ悪夢、守る者と守られる者
カゲロウの復活と共に誕生したエビリティライブと
アルティメットリバイスの力で、ギフを封印。
大二も五十嵐家に戻り、束の間の平和が訪れようとしていた。
しかし、街では知らぬ間に謎の寄生虫が飛び交い、
人々を繭のようなものに包んでいく。
その姿はまるで、ギフの棲家に浮いていた
ギフテリアンやオルテカのそれに似ていて…。
危機はまだ去っていないのだろうか。
五十嵐三兄妹の戦いは続くー。
もっと読む向き合う勇気…真に護るべきものは何?
ラブコフの背中に傷のようなものを見つけたさくらは、「弱い存在」であるラブコフを庇うあまり戦いの足を引っ張ってしまう。
一方、バイスを媒介にして復活したギフ。
ギフは一輝たちに「五十嵐家を新世界の始祖として迎える」と告げ、
人類の滅亡か、五十嵐家を始祖とした新たな世界を作り直すかの選択を迫る。
ギフを倒す方法は無いのか……考えを巡らせる一輝たちの一方で、ひとり「ある研究」に没頭し続ける狩崎。
さくらとラブコフの問題も解決しない中、一枚岩となって打倒・ギフに臨むことができるのか――。
もっと読む狩崎の反乱、変身の代償
ギフを倒し、平穏な日々が戻った。
これ以上、一輝の記憶も失われることはない…
バイスも安心して日常を送っていた。
だが、その時は突然訪れた。
花が謎の仮面ライダーに襲撃され、
オーバーデモンズで助けに入った玉置も蹂躙される。
たまらず変身しようとする一輝を制して、
バイスは1人で謎のライダーに戦いを挑む。
それが悲劇の始まりになろうとは知る由もなくーー。
もっと読む覚悟の証明!これが…日本一のお節介!
悪魔の力に頼らず、現存する全てのライダーシステムを駆逐するー。
そう宣言し、襲いくるジョージ・狩崎=仮面ライダージュウガ。
ついに親の存在そのものを忘れてしまった一輝に残された
僅かな家族の思い出を守るため、大二とさくらはジュウガと戦う。
だがその強さに完膚なきまでに叩きのめされ、
ツーサイドライバーとリベラドライバーを奪われてしまう。
意気消沈する三兄妹に、ヒロミは、狩崎の一連の行動の真の動機は
父である狩崎真澄への復讐なのではないかと告げる。
目の前で大事な家族を傷つけられた一輝は狩崎と戦うことを決意するが、
それを受け入れることができない大二とさくら、そして…バイス。
意見は食い違い、話は平行線を辿ったままでー。
もっと読む戦いの果て…残ったのは悪魔だけ
狩崎のためにリスクを厭わず変身した一輝は仮面ライダージュウガを打ち破り、
狩崎父子が生み出したアルティメットリバイスこそが最強であることを証明してみせた。
だが、その代償として、大二とさくらのことを忘れてしまった。
既に父・元太と母・幸実のことも忘れてしまっている一輝はなんとか日常生活を送ろうと努力するが、
家族のぎこちない笑顔を見るたびに、胸が苦しくなる。
そんな一輝の姿を黙ってじっと見つめるバイスの心中やいかにー。
そしてある日の朝。
一輝とバイスはしあわせ湯から忽然と、姿を消したのだった…
もっと読むあくまで家族、いつかまた会う日まで
バイスの裏切りと思われた行為は、
一輝の記憶を元に戻すためのお節介だった。
だが、一輝が記憶を取り戻すということは、
バイスとの契約満了を意味する。
バイスの言動に違和感を感じていた一輝だったが、
ふとしたことからバイスの思惑に気づいてしまう。
バイスに協力していた五十嵐家、そして仲間たちが
見守る中、一輝とバイスの下した『最後の決断』とはー.
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