Ryo Kitamura : Niramu 役
エピソード 16
乖離Ⅰ:ようこそ!新しいシーズンへ!
「スリリングでエキサイティングなゲームに乞うご期待!
デザイアグランプリ、始まります!」
デザイアグランプリ。
それは仮面ライダーがジャマトから世界を守り、
勝ち残った末に願いを叶えられるゲーム。
しかしその実態は、オーディエンスがライダー達の活躍を観戦し、
その勝敗に一喜一憂するリアリティーショーというものだった。
ギロリの更迭を受け新たなゲームマスターが就任し、
新シリーズと銘打ち始まった新生DGPの目玉は裏切りの共同生活。
デザスターと呼ばれるスパイの妨害の中でゲームを進めなければならない。
続々と明かされるDGPの新事実と共に
英寿の前にはジーンと名乗る謎の青年が現れたー。
もっと読む乖離Ⅴ:ゲイザーの鉄槌!
「今度は我那覇冴さまのご家族がターゲットになってしまいました」
我那覇家にメロン型の爆弾が仕掛けられてしまった。
家族の危機に必死に駆ける冴。
ナーゴ達もジャマトを捜索し東奔西走する。
一方ジャマーガーデンでは
ベロバが道長にとある作戦を提示した。
その後、ジャマト捜索が難航するロポの元にバッファが急襲。
彼はベロバから一体何を聞いたのか…。
しかし暴走を続ける道長の前には
仮面ライダーゲイザーが立ちはだかった。
圧倒的な強さを見せるゲイザーは敵か、味方か。
そして忘れてはならないのは
この乱戦の裏には常にデザスターの存在があること。
疑心暗鬼を引き起こすデザスター、その正体が遂に…。
もっと読む乖離T:いざ!推しのためなら
「…とうとうバレてしまいましたね」
ヴィジョンドライバーがベロバに奪われてしまった。
DGP史上、類を見ない緊急事態。
運営はジャマーガーデンの位置を示し、
一刻も早く取り返すようライダー達に指顧。
だが英寿はニラム達を訝しみ、ある疑問を投げかける。
しかしながら彼らがその問いに答える事はなかった…。
疑念を抱きながらも敵陣に向かうほかないライダー達。
戦う事でしかこの状況は打破できない。
立ちはだかるのは仮面ライダーバッファ、対するはギーツ。
傍観するジーンとベロバは意味深長な会話をしている。
デザイアグランプリ、ジャマト、そしてオーディエンス。
摩訶不思議な彼らの正体が遂に明かされるー。
もっと読む乖離SP:緊急特番!デザグラのすべて!
「…私は信じたい。仮面ライダーの皆さんを」
ベロバによりジャマーガーデンが破壊されライダー達は負傷。
デザイアグランプリの機能は停止し、
ゲーム結果は宙に浮いてしまっている。
未来人であった運営やサポーターは状況を整理すべく
今までのゲームやジャマトの動きの分析に当たる。
しかし突如として電波がジャックされ、
画面には笑顔のベロバが映し出された。
緊急事態を演出したベロバは不吉な宣言を叩きつける。
それに対し、遂にサポーター陣が立ち上がったー。
もっと読む慟哭Ⅰ:ジャマトグランプリ♡
「災いの祭りを楽しみましょう」
ベロバがジャマトグランプリの開催を宣言した。
彼女の号令の元に集う選りすぐりのジャマト達。
その中には非業の退場を遂げた道長の親友・透の姿が。
そんな前代未聞の事態に正面から対峙する英寿達。
ベロバに提示されたゲームは、
容赦のない地獄のゲーム・かみなりジャマト祭り。
ヴィジョンドライバーを取り返すためその戦いに挑むライダー達の前には、
鬼神の如く荒ぶるバッファが立ちはだかる。
狩る側と狩られる側が入れ替わったゲームが幕を開けたー。
もっと読む慟哭Ⅱ:真紅のブースト!
「ならアンタも、ジャマトになってみる?」
選ばれしジャマト達が参加する“かみなりジャマト祭り”。
透に擬態したジャマトとバッファによる連撃にギーツは苦戦を強いられている。
ジャマトの猛攻により破壊されていく街。
少年が楽しみにしていたすずなり鬼祭りは中止になってしまった。
やがてかみなりジャマト祭りが佳境を迎え雷雲で覆われていく空。
このままでは街が滅びてしまう。
そこに英寿は1人立ち上がる。
白い狐には何か考えがあるのか。
不穏に響く太鼓の音色を止めることはできるのか。
そして、青空を取り戻すことはできるのかー。
もっと読む慟哭Ⅲ:たのしい戦国ゲーム♡
「レッドカード、あなたは退場よ。ジーン」
ギーツが謎の進化を遂げ
かみなりジャマト祭りを阻止。
憤るベロバは次なるゲーム、「戦国ゲーム」の開幕を宣言する。
DGP、JGP運営に1本ずつあるヴィジョンドライバーを奪い合う戦い。
狙いは勿論2本のドライバーを揃え、創世の女神を起動すること。
DGPプロデューサーであるニラムも戦場に引き摺り出され
両陣営の緊迫感が高まっていく。
しかし、最高戦力である英寿の様子がおかしい。
景和達が戸惑う異常事態を前にジーンが現れ、
“浮世英寿”が持つ謎の解剖に身を乗り出した。
もっと読む慟哭Ⅳ:絆のレーザーブースト!
「ジャマトの天下統一はもうすぐよ」
ブーストフォーム・マークⅡには、
戦闘後に深い眠りに入る副作用があった。
そこをベロバに狙われ、絶体絶命の危機に陥った英寿。
間一髪で窮地を脱するも、リスクある変身に戦況は不利のまま。
このチャンスを狙い目と、一気呵成に攻め込んでくるジャマト陣営。
戦国ゲームは後半戦に入りニラムも戦地へと赴く事態となる。
眠気の中で戦う英寿は大将を討ち取り
天下分け目の決戦を勝利で終えられるか。
その鍵を握るのは、
サポーターの支援かもしれないー。
もっと読む慟哭Ⅴ:サプライズ!闘牛ゲーム♡
「鞍馬祢音のお誕生日を記念してとっておきのスクープをお届け♪」
祢音が誕生日を迎え、オーディエンスからも祝いの声が届く。
しかし平和な時間は長くは続かない。
今度は道長主催の“闘牛ゲーム”が開幕する。
1対1の決闘で勝敗を決めJGPに終止符を打とうとする道長。
しかしべロバが生ぬるいゲームを認めるわけがない。
様々な罠や謀略を張り巡らすベロバ。
ギーツが闘牛場に赴くと、
そこで祢音に関する衝撃のスクープが明かされた。
もっと読む慟哭Ⅵ:手紙の中の王子様
「さあ公開処刑といきましょう!」
鞍馬祢音。
それは鞍馬の一人娘 あかりの死を受け
光聖が創世の女神の力で生み出した生命。
その真実が明かされ、祢音は絶望の淵に。
ベロバの外道な行動に憤る英寿だが、
最終戦に挑む祢音は心が砕け、とても闘える状態ではない。
このままではジャマトチームに勝ち越され全ライダーが脱落してしまう。
絶対に負けが許されない危機的状況。
祢音の存在を肯定し支えてくれる者は現れないのだろうかー。
もっと読む慟哭Ⅶ:天国と地獄ゲーム♡
「大勢の犠牲者の上にたった1人の幸せが成り立つ不公平な世界、それがデザイアグランプリ」
遂に始まるJGP最終戦 “天国と地獄ゲーム”。
街が空に浮上し、それを邪悪な女神が見下ろす異様な光景。
そして審査基準のわからない女神の審判からあぶれた者は消滅してしまう。
それが人だろうがジャマトだろうが、ライダーだろうが…。
全ては女神の裁量により行われるこのゲーム。
あまりにも不公平で不条理で、無秩序で無情。
ベロバはこのゲームは世界の縮図だと微笑みを浮かべる。
女神とは一体何者なのか。
遂に全ての謎が紐解かれる。
その時、浮世英寿はー。
もっと読む慕情Ⅲ:姉の願い 弟の願い
「彼らは何のために戦いを…!」
スエルにより開かれたデザイアロワイヤルで
新ミッションのIDコア集めが命じられた。
このミッションではエリアに散らばったIDコアを
最も獲得した者に“とある権利”が与えられる。
1人で突き進む英寿、ライダー狩りを続ける道長、
同盟を組み英寿と道長に対抗する祢音達。
3つの勢力に分かれて混沌を極めるデザイアロワイヤル。
昨日の仲間が今日の敵になり得るこの戦いで、
景和は沙羅を、沙羅は景和を想いながら戦っていく。
しかしその馴れ合いの勝負に1羽のスズメが変転をもたらすこととなるー。
もっと読む慕情Ⅳ:かりそめの共闘
「…英寿様が我々運営と敵対するなんて」
ライダー狩りを進める道長の前にアルキメデルが現れ交戦。
道長は対ライダーにおいては無敵の力を叶えたが、
ことジャマトに関しては例外であり苦戦を強いられてしまう。
ジャマトと戦い、運営と戦い、ライダー同士でも争い合うデザイアロワイヤル。
真に戦うべき相手を見誤ればそこに未来はない。
運命に翻弄されながらも道を決めた英寿は道長に歩み寄り語りかける。
長い間睨み合ってきた彼らが同じ方向を向く時は来るのだろうか。
一方ライダー達を駒として弄んできた運営は
この世界からの撤収に向け動き始めていたー。
もっと読む慕情Ⅴ:純白の破壊
「デザグラの記録なんて見てどうするつもりですか?」
“グランドエンド”。
ベロバやケケラですら顔を曇らせるその言葉は、
DGPがこの世界から撤収することを意味する。
スエルはデザイアロワイヤルを運営しているように見せかけていたが、
ライダー達はただ無益に争わされ、見せ物にされていただけであった。
英寿は運営から母を取り返すべく奮闘するが
スエルという圧倒的高次の存在に軽くあしらわれてしまう。
このままでは母を取り返すことはおろか
運営に一矢報いることすらできなくなるのも時間の問題。
窮地に追い込まれた英寿の心が粉々に砕け散りかけたその時―。
もっと読む慕情F:九尾の白狐!
「デザグラをずっとずっと続けてきたあなたなら…教えてくれるのでしょうか、英寿…!」
純白の戦士は自らの意志とは関係なく周囲を破壊し尽くす。
しかし結局母に手は届かず、
意識を失った英寿は謎の世界へ...。
そこに現れたのは狐面をした謎の男。
男は英寿と向かい合い、言葉を投げかけ始める。
この男は一体何者なのか。
2人が対話を続ける間、
外の世界では着実にグランドエンドが進んでいたー。
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