年が明けお正月。

宝太郎は、キッチンいちのせで正月料理をふるまいながらも、

クリスマスに突如現れたオレンジ色のガッチャードに思いを馳せていた。

彼は一体何者何者なのだろうか・・・？

一方、グリオン復活の裏で、動きを見せる人物が・・・

マルガムの出現など、徐々に不穏な空気が漂う中、

驚きの展開が宝太郎たちを待ち受ける。

錬金アカデミー、そしてミナトという大きな存在を失った宝太郎たち。

自分の進路を見失い途方に暮れる宝太郎。

錬金術師の道を諦めようとする蓮華。

そしてそれを止められない錆丸。

それぞれが葛藤する中、再びムーンマルガムの魔の手が・・・

しかし、今の宝太郎の力ではどうしてもマルガムは倒せない。

再び現れたオレンジ色のガッチャードの教えを受け、

自分の力でマルガムを倒す術を見つけ出す決意をした宝太郎は、なんと過去にタイムリープ！？

タイムリープの裏には、ある秘密が隠されていた。

果たして、

宝太郎はマルガムを倒し、

自分の進路を再びガッチャできるのか！？

キッチンいちのせ連合が結成され

意気揚々の宝太郎たち。

しかし

一人その高揚に乗り切れないのは、りんね。

「掟」を大事にしてきたはずの彼女にとって

いまの行動が本当に正しいのだろうか。

そう悩む彼女の前に、現れるミナト。

「九堂、アカデミーに戻ってこい」

錬金術師として、それが正しいはずだろうーー？

かつての「先生」からの問いに揺れるりんね。

果たして自分にとっての正しさとは？

そんな中

凶暴なマルガムを連れたアトロポスが急襲。

悩むりんねに、その刃を突きつける！

「りんねちゃん、今日、死んでくれる？」

その小さき悪魔に、少女が見るものとは？

いま、りんねの中に眠る力が目覚める！

変身！ 仮面ライダーマジェード！！

黒鋼スパナは焦っていた。

素人でしかなかった一ノ瀬。

保護対象のはずだった九堂。

そのどちらもが

「仮面ライダー」として自分より強い力を手に入れたこと。

もっと力を……。

もっと強さを！！

そう翳るスパナのもとに

長い旅に出ていたはずの両親が突然現れる。

両親との再会に笑顔をこぼすスパナ。

自分にも守るべき、帰るべき場所があるかもしれない。

しかしそれは、天使が与えた、淡い夢。

スパナに対する、最も卑劣で残酷な罠。

冥黒の遣い、闇の天使が嗤うとき

スパナの慟哭が虚しく響くーー。

黒鋼スパナは自身の”黒い炎”に飲み込まれ、

無惨にもマルガムになり果ててしまった。

両親が殺されるのをその目で見た過去。

その両親を蘇らせ、再び何度も目の前で嬲り殺される絶望と憎しみ。

10年間過去を隠し、力を閉じ込めた師への怒り。

成すすべのない宝太郎たちは、鏡花のドライバー作成を手伝い、

スパナを救う唯一の希望に思いをかける。

マルガムになってでもグリオンへの復讐を誓うスパナ。

目の前に現れたのはドレッドの仮面を被ったかつての先輩だった。

己を力を制御し、その戦いを制するのはどちらか。

そして黒い炎に蝕まれたスパナが掴む結末とは・・・

ある日のキッチンいちのせ。

うっとりと異様な空気を醸し出す蓮華の姿が。

なんと恋をしているらしく、

宝太郎たちはその相手を見つけ出そうと跡をつけることに。

さらにとある街中。

容姿端麗、魅力を振り撒き歩く謎の男の姿が。

その姿は・・・

オカルトケミーのズキュンパイア・・・！？

彼は大量の人を引き連れ、何か企んでいる様子。

その目的とは一体・・・？

一方、闘志を燃やすクロトーは、

グリオンからある力を授けられる。

彼女もまた、何か企みがあるようで・・・

蓮華の恋の行方、クロトーの企み、

そしてズキュンパイアの謎をガッチャせよ！

このままじゃフルパワーズッキュンが溜まってしまう！！！！

人を魅了するケミー、ズキュンパイアの力の暴走により

フルパワーズッキュンの侵攻をなんとか食い止めようとする宝太郎たち。

ケミーであるはずのズキュンパイアが人を苦しめてしまうそのわけとは！？

ズキュンパイアの真実が明かされるとき

いま、史上最大のズッキュンが世界を覆う！！

ヴァンパイアは月夜の王子。

いまこそ月の力で対抗だ！

発動！　マジェード・ムーンケルベロス！

失ったものを取り戻すため、さらに力を求めるクロトー。

彷徨う中、再び宝太郎に襲い掛かるが……

そこに、突如現れたハンドレッドの軍勢が参戦。

大隊長・アルファは、「謎の超兵器」を求め襲い掛かる。

しかし、何者かの力によって、

クロトーと宝太郎、ハンドレッド諸共

異空間の迷宮に送り込まれてしまう。

昨日の敵は今日の友？

襲い掛かるカッシーンたちを前に、

宝太郎とクロトーが起こす行動とは？

そして２人は謎の迷宮から抜け出すことができるのか？