![獣神演武 -HERO TALES-](https://media.themoviedb.org/t/p/w58_and_h87_face/kXxIN3EHIVA120egKTWmggxvI8u.jpg)
獣神演武 -HERO TALES- (2007)
← Back to main
鈴村健一 as Taito (voice)
Episodes 26
破軍吼ゆる刻
北辰七星の「破軍」「貪狼」の二星は、相争い地上の覇を唱える荒星である。「破軍」の宿業を背負う少年、岱燈は天下を統べる覇者の剣「賢嘉爛舞」が納められている蓮通寺で暮らしていた。もう一つの荒星「貪狼」である慶狼は、自らの野望を果たすため賢嘉爛舞を手に入れるべく蓮通寺に向かう。たった一人で並み居る青龍党員、蓮通寺僧兵を蹴散らし、本堂に迫る慶狼。異変を感じ本堂へと急ぐ岱燈。「破軍」「貪狼」の互いに喰らい合う宿業によってか、二星は賢嘉爛舞の前で激突する。闘いの最中、岱燈は「破軍」の力の片鱗を発揮し、賢嘉爛舞を抜き慶狼に一太刀浴びせるが、圧倒的な力の差に崖下に吹き飛ばされ、賢嘉爛舞を奪われてしまう・・・。
Read More武曲の宿業(さだめ)
「破軍を始末せよ」との慶狼の命を受けた薄気味の悪い男、史明は蓮通寺へ向かった。史明の剣「萬祥史明」の魔眼によって頼羅を操られ、また自らも動きを封じられ窮地の岱燈。まさに頼羅の命が危ういその瞬間、岱燈の身に異変が起きる!右肩に「破軍」の紋様が輝き、人間離れした力で史明に襲いかかる。その力に驚きながらも、なぜか満足げな表情を浮かべ去って行く史明。史明には、何か慶狼とは違った思惑があるのだろうか・・・。
Read More五神闘士
岱燈たちは、旅の途中、幼い娘林鈴を守って賊に襲われていた陳情を助ける。その時、賊の用心棒をしていた鳳星というやたら調子のいい男と出会う。事情を聞くと、どうやら自警団である張禁団の跡目争いで、先代の右腕だった瑛烈が先代の一人娘、林鈴の命を狙っている、という事だった。その夜、劉煌は瑛烈の屋敷に忍び込む。そこで劉煌は鳳星と会い、瑛烈が先代の屋敷の襲撃を企んでいる事を知り、鳳星が五神闘士の一人「禄存」である事を知る。鳳星は、師匠の命により自分の武器「霜纏弓」を探すため、瑛烈の用心棒になったフリをしているらしいのだが・・・。
Read More渓谷に木霊するは・・・
親代わりの紅英を失った悲しみからか、鳳星の様子がおかしい。無理に明るく振舞うかと思えば、ぼーっとしていたりする。岱燈たちは、鳳星を元気付けようと相談をする。岱燈は、ロクに考えもまとまらぬうちに「腹一杯喰えば元気が出る」と一人でさっさと食材を探しに行ってしまう。残った劉煌は、頼羅に手料理を作ってはどうか、と提案する。頼羅本人が言うには、父、曹栄に「お前の料理は未来の亭主に取っておけ」と言われる程の腕前らしいのだが・・・。
Read More悲憤の白衣(びゃくえ)
ついに慶狼は賢嘉爛舞を抜いた。力ずくで天意をも曲げたのであろうか、それとも・・・。一方、史明は独自の思惑で岱燈と慶狼を激突させるべく画策していた。執拗な挑発に堪えかねた岱燈は史明を追い、とある森に足を踏み入れる。森の中で岱燈は史明の目論み通り亡き妻、貂雛の祥月命日に墓参りに来ていた慶狼と出会う。掟により祥月命日に墓参りをした者は殺生を禁じられる。その掟に従い拳を納めた岱燈に、慶狼は「亡き妻の墓前で破軍に語るも、星の宿業か・・・」と、己の過去を語り出す・・・。
Read More暴走せし宿業(さだめ)
慶狼は、嘉陵広場に集まった人々の前で賢嘉爛舞を抜き放ち即位を宣言する。人々は割れんばかりの歓声で新皇帝、慶狼を讃えるのだった。が・・・次の瞬間、一転して広場は地獄と化す・・・。あろうことか慶狼は屍人による無差別虐殺を開始したのだ。同時に帝国全土で史明の操る屍人がいっせいに覚醒し、凄惨な光景が至る所で繰り広げられる。「全ての争いの元凶たる愚かな人間共よ!死に絶えよ!」これが慶狼の目指していた覇道の先なのか・・・。事の次第を知った岱燈達は明朝にも都へ発つ事を決意する。慶狼を討ち、全てに決着をつけるために。そして皆が笑って暮らせる場所を創るために・・・。
Read More貪狼神
劉煌は、もはや慶狼に従う気が無い事を趙香に告げる。が、その時、慶狼の魔眼が怪しく光って・・・。一方、洛昌に着いた岱燈達は、以前とは全く違う街の様子を眼にする。美しかった洛昌の表通りが瓦礫と屍人に埋め尽くされているのだった。死後も屍人として操られ続ける住民を眠らせるためにも、岱燈たちは、慶狼と魔剣・萬祥史明を討つべく蔡緋城を目指す。溢れ返る屍人の群れを抜け、ようやく城門にたどり着いた岱燈たち。彼らを待っていたのは、捕らわれていたはずの劉煌だった。だが、劉煌は、萬祥史明の術中に陥ちており、操られるがまま岱燈に襲いかかってしまう・・・。
Read More演武の果て
将鶴の命を賭した行動により、史明の呪縛を破った劉煌そして麟盟、虎楊は城内の敵を喰い止め、岱燈に先を急がせる。謁見の間にたどり着いた岱燈は、ついに慶狼と対峙する。岱燈は渾身の操気法、内伝の一撃を慶狼に放つ!だが・・・魔剣、萬祥史明をもその身体に取り込み人間を超越した慶狼の力は、余りにも強大であった・・・。現に岱燈の渾身の一撃を受けても慶狼は全く意に介してさえいない。倒されるたび何度も気力だけで立ち上がって行く岱燈。しかし、ついに圧倒的な力の差にその心さえも折れかかってしまう・・・。もう慶狼を止める術は無いのだろうか・・・。
Read More