十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~ (2004)
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エピソード 13
地球のどこかが溶けていた
300年の時を超え、二代目柳生十兵衛の名を不本意ながらも継がされた女子中学生・菜ノ花自由。件の事件からしばらく後。平和な毎日を送っていた自由の前に、例の眼帯を持った少年が現れる。脱兎のごとく遁走し、学校へたどり着いた自由を待っていたのは、ロシア生まれの超美少女転校生・柳生フリーシャだった。
もっと読むいらないモノを捨てていた
番太郎と四郎からイケてるあんみつ屋に誘われた自由とフリーシャは、意気揚々と店へ向かう。そこに現れたのはシベリア柳生の喜多歩郎。自由の言葉に耳を貸さず、刀を振りかぶる。その時、自由を十兵衛に変身させるべく、ラブリー眼帯を持って駆けつけた謎の少年。自由はまたもや理不尽な戦いに巻き込まれてしまうのか?
もっと読むずっと帰らぬ父だった
ラブリー眼帯を自ら投げ捨てた自由は意識を失ってしまう。何とか家に帰りついた自由たちだったが、御影は自由の前に新たな脅威が現れたことを感じていた。元気を取り戻した自由は、ふと鯉之介から貰った笛を吹き鳴らす。そこにやってきたのは、あの少年・鮎之介。遠い昔に忘れ去られた約束が、自由の運命にのしかかる…。
もっと読むにせモノ家族でなごんでた
日曜日。自由は彩と御影、フリーシャと街に繰り出す。彩と御影と別れ、買い物を始める自由とフリーシャ。そこに突然シベリア柳生の連中が現れ、フリーシャをさらっていってしまう。本剣越城へと駆けつけたものの、柳生十兵衛と縁を切った(つもりの)自由は、シベリア柳生一族郎党に変身もせず立ち向かう!
もっと読む斬られて落ちて消えていた
自由VS喜多歩郎、崖上の決闘?に乱入した御影とホワイトタイガー仁衛門。自由に十兵衛に変身し、シベリア柳生を救ってくれと懇願するが、そこに現れたフリーシャは一同の眼前で例の女剣士に変身、ラブリー眼帯を奪い取らんと鮎之介に迫る。更にフリーシャ十兵衛は、十兵衛に変身する気のない自由にも勝負を迫って……。
もっと読む負けてほほ笑み浮かんでた
フリーシャ十兵衛に破れ、傷ついた自由が菜ノ花家を空けて、一夜が過ぎた。自由を案じる同級生たちは、フリーシャに自由の安否を問い詰める。その頃、崖下の原生林で目を覚ました自由。手厚い看護を続けてくれた鮎之介に笑顔で応えた自由は、鯉之介・鮎之介親子をラブリー眼帯の重みから解き放とうと想いを固める。
もっと読むいつか交えた剣だった
フリーシャ十兵衛に破れた喜多歩郎は、ホワイトタイガー仁佐衛門の加護のもと、療養生活を送っていた。彼の脳裏に浮ぶのは300余年の昔のこと。柳生但馬之守の謀略によって壊滅した北柳生。シベリアへの逃亡を余儀なくされた時から、若き喜多の心には、強さへの渇望と江戸柳生への復讐の念が深く刻まれたのだった。
もっと読むあの日のワタシに戻ってた
自由が戻ってきた。姿や物言いは同じでも、以前とどこか違う自由の異様な雰囲気を感じ取る周囲の人々。御影は、もはや後戻りできぬ運命に囚われた自由を、身命に代えて守り通すと誓って、どこかに連れ去る。一方、彩は御影の相方・天領から、自由を狙う敵が、柳生を名乗るフリーシャであることを知らされていた。
もっと読む真路を決めるときだった
原生林の奥深く、自由と御影は古木と化した鮎之介と再会する。そこにやって来て、自由に「お前の一番やりたいと思っていることをやれ」と告げる彩。「私はずっと…この子を抱きしめたかった…」自由の頬をつたい、流れ落ちる涙。その雫が触れたとき、色褪せたラブリー眼帯が再び光を取り戻し始めた…!
もっと読むココロが留守なだけだった
月夜に閃く黒と白の影。鬱蒼たる森を舞台に、自由とフリーシャの激闘が続いていた。次第に自由に押され、焦燥を浮かべるフリーシャ。その前に現れたのは、自由の、そしてフリーシャにとってはニセのパパ・彩。「フリーシャ、君に“柳生新陰流・無刀取りの『心』” を授ける……」彩の唐突な芝居の意図は一体?
もっと読むスペードハートでマルだった
二代目柳生十兵衛の名を巡る因縁を超え、ついに心を通わせた自由とフリーシャ。安堵しかけた一同の眼前に現れたのは、300年前に海に消えたハズの喜多烈斎だった!柳生十兵衛への妄念を解き放つため、自由とフリーシャは再び眼帯を纏う。二代目柳生十兵衛・最後の闘いが今、始まる……!
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