Kazuo Miyake — Режисер
Серії 2
イシの目覚め
丹童子アルマ、17歳。ある過去の出来事から、彼は極力他人と距離をとって生活していた。そんな彼に「鉱石部」の部長、伊藤若菜だけは屈託なく接し、再三鉱石部へ勧誘していた。その日も若菜から美術館へ誘われるが、アルマはにべもなく断る。そんな折、アルマの自宅に藍羽財団のCEOを名乗る藍羽ルリが現れる。彼女は「悪石(あし)」と呼ばれる怪物と戦い続けており、アルマが持つ「セイクリッドセブン」の力こそ、唯一悪石に対抗できる力だと告げる。ルリ曰く、街に「メデューサ」と呼ばれる悪石が向かっているという。だが過去に力が暴走し、事件を起こしてしまったアルマは頑なにその要請を拒否する。しかし街に上陸したメデューサが若菜との待ち合わせ場所に向かっていると知り、アルマは意を決して走り出す。若菜が襲われたためにアルマは力を暴走させてしまうが、ルリの力によって「セイクリッドセブン」の真の力に目覚めたアルマは必殺のガンナックルでメデューサに迫る。
Читати більшеアオイ記憶
藍羽邸で、5年間眠りについたままのアオイに変化があらわれていた。鬼瓦の話では、先日の戦いでアルマが見せた強いセイクリッドセブンの力が、アオイと共鳴して変化を呼び起こしたという。だが、連れてこられたアルマを前にしてもアオイに変化はない。アルマの質問に応じ、ルリは語り始める。5年前のクリスマス、幸せなルリ達家族と、執事の鏡親子。ルリとアオイはささいなきっかけから喧嘩をしてしまい、それが二人の運命を別つことになったことを——。5年前。クリスマスの準備に余念のない藍羽親子。イヴの夜には別荘で過ごすと、アオイとルリは楽しそう。まだ執事見習いだった幼い鏡も手伝いながら、ツリーの飾り付けが行われている。自室に戻ったアオイとルリはイヴの夜に飾るリース作りをふたりで分担して作っていた。材料を取りに部屋を出たアオイは偶然、父親と研美が研美研究所への出資をめぐって言い争っているのを聞いてしまう。出発の日。まだ準備の出来ていないルリを急かすアオイが誤ってふたりで作ったリースを壊してしまう。それがきっかけでケンカになってしまうアオイとルリ。リースを直すと言い張るルリに鏡をお供に残し、両親とアオイは別荘へと向かう。その別荘を、炎を纏った謎の悪石人間が襲い、両親は惨殺されてしまう。完成したリースを手に別荘へと到着したルリが目にしたのは、炎上する屋敷と結晶に包まれた姉の姿であった。語られた5年間のルリの思い。その思いを受け止め、協力することを約束するアルマ。帰り道、アルマは待ち伏せていたナイトに出会い、ルリと出会ってから得た自分の力の意味を語り、ナイトを仲間に誘う。だがナイトはあくまでも研美と戦う道を選ぶのだった。
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