シーズン1 (2016)
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Episodes 12
ヴァナキュラー・モダニズム
冬休み。クリスマスイブも関係なしに、チカたちは練習に励んでいた。そこに突如、ハルタの姉・南風が姿を現す。アパートが取り壊され、学校でホームレス生活を続けていたハルタを案じてのことだった。だが、姉達におもちゃにされる実家には、ハルタは帰りたくないと言う。急遽始まったハルタの新居探しに、同行するチカたち。これ以上ない好条件の物件が見つかるも、そこは謎の間取りと、奇妙な音の響く不気味なアパートだった。
Read Moreエレファンツ・ブレス
春休みの学校に現れた不法侵入者、後藤朱里。この春に中学を卒業して、新年度からはチカたちの後輩になるらしい。さらにバストロンボーン奏者である後藤に対し、チカは既に歓迎ムード。そんな後藤がわざわざ忍び込んでまでやって来た理由は、ハルタに会うためだった。どんな謎でも解くというハルタの噂を聞き、その力を頼ってきたのだ。安請け合いするチカに呆れるハルタに、後藤が尋ねる。「エレファンツ・ブレスって、どんな色でしょう?」
Read More周波数は77.4MHz
二度目の四月の新学期。夜の勉強中、チカは偶然耳にしたローカルFM放送に惹きつけられる。それは若いパーソナリティと七人の老人による、自由で無秩序なトーク番組。ハルタもリスナーとわかり、ある投稿について問いただすも、ハルタはそのFM放送自体に興味を示していた。そんな折、生徒会長の日野原から、奇妙な依頼をされるチカたち。それは元引きこもりたちの集う「地学研究会」の部長、麻生美里を捕まえるということだった。
Read Moreジャバウォックの鑑札
二年目の夏、コンクールの地区大会当日。落ち着きなく、どこかへと向かったハルタに気付くチカ。ハルタの後を追ったチカは、大会の取材で来ていた記者の渡邊に話しかけられる。だが、彼の目的は草壁の過去を探ることだった。困惑するチカの前に、巨大な迷い犬を連れたハルタが助けに現れた。チベタン・マスティフという珍しい犬種で、飼い主を探していたハルタだったが、そこにそれは自分の犬だという者が、二人も名乗り出てきてしまう。
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