Episodios 170
アスタとユノ
そこは、誰もが“魔法”を使える世界―― “クローバー王国”と呼ばれる国に、最強の魔道士“魔法帝(まほうてい)”を目指すふたりの少年・アスタとユノがいた。
最果ての地“ハージ村”にある教会に、同じ日に捨てられたアスタとユノは、それからずっと兄弟のように過ごしてきた。ところがなぜかアスタは、いつまでたっても魔法を使うことができない。一方、同い年のユノは、すでに“風”の魔法を使いこなしていた。
“魔導書(グリモワール)”がもらえる年齢、15歳になり、いよいよ授与式の日がやってきた。アスタはグリモワールの授与で、自分に秘められた魔力が開花し、魔法が使えるようになると信じ胸を弾ませるが……。
Leer más少年の誓い
授与式でユノが授かったグリモワールは、選ばれし者だけが手にできる幸運の“四つ葉のグリモワール”だった。それを狙う盗賊・レブチに襲われ危機的状況に陥るユノ。そこにアスタが駆けつけた。だが魔力がなく、授与式でグリモワールを手にできなかったアスタは、魔法で戦うことも防ぐこともできない。それでも諦めず戦うアスタ。そのとき、どこからともなく謎の “五つ葉のグリモワール”が現れ、その中から古い大剣が!? 手にした大剣でレブチに立ち向かうアスタの姿を見たユノは、幼い頃からありえないことをやりとげてきたライバル、アスタとともに、魔法帝を目指した日を思い出す――。
Leer másクローバー王国、王都へ!
“魔法騎士団”―― 魔法帝直属の九つの騎士団から成る戦闘に特化した魔道士軍団であり、国中の人々が尊敬し憧れる、国を護る英雄たちである。
魔法帝になるための第一歩として、まずは魔法騎士団の入団試験を目指すことにしたアスタとユノ。グリモワールを手にしたものの相変わらず魔法が使えないアスタは、手にした大剣を使いこなそうとさらなる厳しい特訓に励む。一方ユノは、四つ葉のグリモワールを使い、風魔法の腕をいっそう磨いていた。
――いよいよアスタとユノが入団試験に挑むときがやってきた。 家族のように過ごしてきた教会の人々に見送られ、ふたりの少年は、魔法帝になる夢を胸に、王都へと旅立つ!
Leer más魔法騎士団入団試験
初めて訪れた王都の賑わいに目を輝かせながら、アスタとユノは魔法騎士団入団試験を受けるため、試験が行われるコロシアムへと向かっていた。
訪れたコロシアムには、ふたりと同じように魔法騎士団への入団を夢見る大勢のライバルが集まっていたが、最果て出身のアスタとユノは、彼らの冷たい視線にさらされる。その中には、少しでも注目を集め、より有力な団に入ろうと考えるセッケ・ブロンザッザもいた。 そんな中、筋骨隆々で眼光鋭いひとりの男に因縁をつけられるアスタ。 身体能力には自信があるアスタでさえも威圧感と力で押さえつけるその男は、魔法騎士団のひとつ“黒の暴牛団(くろ の ぼうぎゅうだん)”団長ヤミ・スケヒロで……!?
Leer más魔法帝への道
すべての試験が終わった――。 魔法騎士団に入れるかどうかは各団長たちがその受験生を自分の団に入れたいかどうかで決まる。全課題で天才的なセンスを見せたユノは、すべての団長から入団を希望されるが、次期魔法帝の第一候補との呼び声も高いウィリアム・ヴァンジャンス率いる“金色の夜明け団(こんじき の よあけ だん)”を選ぶ。ユノに遅れをとるわけにはいかないと考えるアスタだが、魔力を持たないアスタの入団を希望する団長はひとりもおらず…… そして、呆然と立ち尽くすアスタの前に、突然、黒の暴牛団のヤミが立ちふさがり……!?
Leer más護る者(まもるもの)
氷魔法を使うヒース・グライスとその部下から村人たちを守るために戦うアスタ、ノエル、マグナだが、強い魔力を持つ敵に苦戦していた。不意をついたアスタ渾身の攻撃も届かず、マグナの魔力も残りわずか。ノエルも防御に特化した新しい魔法“水創成魔法・海竜の巣(みずそうせいまほう・かいりゅう の す)”の発動には成功するが、村人たちを守ることに精一杯で……。 そんな中マグナが起死回生の策を思いつく。マグナの策は敵に一矢報いることができるのか? そして、彼らの目的とは?
Leer másとある日の城下町での出来事
ソッシ村の人々を守って戦ったアスタたちに、魔法帝から、名誉の証である“星”がひとつ授与された。さらに新人のアスタとノエルは、騎士団員として初めての給料も手にし、うれしさでいっぱい。そんなアスタとノエルが、先輩のバネッサ・エノテーカに誘われ、城下町にショッピングに出かけることになった。人々でにぎわう街で必要な買い物を済ませたバネッサが、次にふたりを案内したのは、危険もあるが珍しいものが多い“闇市(ブラックマーケット)”。アスタはそこで、“翠緑の蟷螂団(すいりょく の とうろうだん)”に入ったセッケと再会する。
Leer más魔法帝は見た
ブラックマーケットを散策中、ひったくり被害にあった老婆を見かけたアスタは急いで犯人を追いかける。それを見たセッケも「アスタにだけいい格好はさせない!」と、自分自身の魔法で創り出した“青銅の流星魔車輪(セッケシューティングスター)”に乗って犯人を追い詰める。だが、ひったくり犯が隠し持っていた毒のナイフで攻撃されてしまい……!?
一方、入団試験で対戦した因縁の相手、サリム・ド・ハプシャスの護衛を依頼されたユノは、金色の夜明け団の先輩クラウス・リュネットと、同期のミモザ・ヴァーミリオンとともに任務につくことになる。
Leer másダイヤモンドの魔導戦士
アスタとノエルの前に、同じく調査任務を任された金色の夜明け団のユノ、クラウス、ミモザが現れた。エリート意識の高いクラウスは、魔法騎士団の中でも特に評判の悪い黒の暴牛団をバカにし、それに腹を立てたアスタと口ゲンカの末、それぞれどちらの団が先に宝物殿にたどり着くかを競争することになる。
一方、アスタたちを置き去りにして先へと進んだラックは、やはり宝物殿を目指すダイヤモンド王国の魔道士、ロータス・フーモルトとその部下たちと遭遇。彼らに戦いを仕掛けていた。
Leer más追憶の君
やっとのことで宝物殿にたどり着いたアスタやユノたちは、その場を埋め尽くすたくさんの宝物に息を呑む。そんな中、古い巻物を見つけたユノは何気なく手にとってみるが、その瞬間ユノのグリモワールに不思議な現象が!? 一瞬のできごとに困惑する一同だが、そのとき拘束魔法を解き、使えるはずのない炎の魔法をまとったマルスが再び攻撃を仕掛けてきた! 不意をつかれたユノ、ラック、クラウスは動きを封じられ、大ケガを負うノエル。アスタも頼みの大剣を弾き飛ばされてしまう。だがアスタは、ずっと自分につきまとっていた鳥、ネロが飛んで行った方向に、もう1本の古い剣を見つけ……!?
Leer másブラックアウト
魔法騎士団の活躍に人々が歓喜する中、突然、強力な空間魔法“ブラックアウト”によって騎士団員たちの姿が消えた。その直前にグリモワールが反応したことで難を逃れたユノは、とてつもない魔力量を持つ敵・キャサリンとの戦いに突入。彼女が放った“灰呪詛魔法・喜々壊灰(はい じゅそまほう・ききかいかい)”の呪弾によって、体の自由と感覚を奪われてしまう。追い詰められ、悔しさに打ちひしがれるユノだったが、そのときユノの“魔(マナ)”に変化が起きる!
一方、ユノたちとは別の場所にいたアスタたちも“ブラックアウト”から逃れていたが、フエゴレオン団長に拘束されてピンチのはずのラデスは、なぜか不敵な笑みを浮かべる。
Leer más光
“白夜の魔眼(びゃくや の まがん)”を名乗る者たちにつかまり絶体絶命のアスタを救ったのは、敵のアジトで待ち構えていた魔法帝ユリウスだった。圧倒的な力を持つユリウスを呆然と見つめるアスタだが、ユリウスが彼らから情報を得ようとしたとき、突然強力な“光魔法”が放たれ、拘束した敵とその場にあった奇妙な“石板”が奪われてしまう。側近のマルクスからの報せで王都に戻ったユリウスは、被害状況とわずかに得られた情報から、敵が思った以上に強大な力を持ち、何かとてつもないことを企てていることを感じ取り、魔法騎士団員たちに一層気を引き締めるよう伝える。
Leer más鏡の魔道士
アスタが、先日出会ったレベッカと弟妹たちの家を訪ねて“ネアンの町”に行くことになった。話を聞いたノエルはまたもやアスタのことが気になりこっそりあとを追う。そんなふたりとは別に、ひとりネアンの町に向かう黒の暴牛団のゴーシュ・アドレイ。ゴーシュにはネアンで暮らす妹のマリーがおり、今日はマリーの誕生日だった。ところが妹に会いに行く途中、偶然、アスタと仲良く遊ぶマリーを見てしまい逆上!? アスタは「マリーだけがオレのすべてだ」と言い切る超シスコンのゴーシュに追いかけ回されるハメに!? その夜、何者かによって大勢の子供たちが一度に誘拐される事件が起こる。
Leer másいつか誰かの為になる
ゴーシュの“鏡魔法”と相性の悪い“ゲル魔法”を使うサリーと、彼女の“裏魔導具(うらまどうぐ)”によって“泥のバケモノ”と化したバロを見て形成不利と見たゴーシュがマリーだけを連れて逃げ出した。両親の死後、妹を護ることだけにすべてを捧げてきたゴーシュは、「みんなを助けに行って」と説得するマリーの言葉にも耳を傾けようとしない。一方、ゴーシュを欠きシスター・テレジアとふたりで子供たちを護りながら戦わなければならなくなったアスタは、シスターの援護を受けながら必死で戦うが、すさまじいスピードで再生する泥のバケモノに苦戦していた。
Leer más魔法騎士団団長会議
ネアンの町から帰ったアスタとヤミ団長に、魔法騎士団本部に来るようにとの連絡が届いた。本部にやってきたアスタは、“魔法騎士団団長会議”に出席するヤミ団長とわかれ、魔法帝の側近マルクスとともに地下の牢獄へとやってくる。そこにいたのは魔法帝ユリウスと先日とらえた白夜の魔眼のメンバーで、アスタはユリウスから情報収集のための協力を頼まれる。
一方、王都襲撃の際に重傷を負い、こん睡状態が続くフエゴレオン団長を除いた全団長が召集された会議に遅れた“金色の夜明け”団団長のヴァンジャンスを皆が非難する中、ヤミ団長は……?
Leer más黒の海岸物語
魔法帝から託された任務のため、アスタたち“黒の暴牛”団 が、魔(マナ)の強い力場“強魔地帯(ごうま ちたい)”がある海辺のリゾート地“ラクエ”にやってきた。ヤミ団長がどこかに出かけているのをいいことに、水着で大はしゃぎの団員たち。そこに目指す強魔地帯“海底神殿”の情報をつかんだヤミ団長が帰ってきた。ヤミ団長の話によると、ラクエの海の底にある海底神殿は、強魔地帯の中でも特に危険な場所のひとつとされ、激しい海流に阻まれ、たどり着くのは簡単ではないという。そこでヤミ団長は、水魔法を使うノエルに重要な役目を与える。
Leer más神殿バトルロワイヤル
ジフソの魔法でそれぞれ神殿内にある別々の場所に飛ばされたアスタたちの前に、海底神殿の“神官魔道士(しんかん まどうし)”たちが現れた。“神殿バトルロワイヤル”と銘打ち、それぞれ目の前の神官魔道士と戦うことになったアスタたちは、“下級魔道士(かきゅう まどうし)”という肩書き以上の強さを見せ、ジフソや対戦相手を驚かせる。そんな中ノエルの前に現れたのは? だが、白熱するバトルの最中、彼らとは別に魔石を狙う者が海底神殿に迫っていた――。
Leer más愚直な火球と奔放な稲妻
白夜の魔眼の幹部、三魔眼(サードアイ) のひとりヴェットが、部下たちを引き連れ海底神殿に現れた。ネアンの町での一件で、その強さを目の当たりにしたヤミ団長は自ら戦いに参加しようとするが、ジフソの魔法とヴェットの部下の空間魔法によって神殿内の一室から出ることができなくなってしまう。ヤミ団長の援護を得られない状況の中、黒の暴牛団員たちが、白夜の魔眼のヴェットと部下たちを相手に、自分自身の限界を超える戦いに突入する!
Leer más戦いの果て 絶望の終わり
それぞれが限界を超える戦いを繰り広げ、強敵を倒した“黒の暴牛”団。魔石も無事に手に入れ任務は完了するが、激闘の反動は大きく、ほとんど戦う機会のなかったヤミ団長以外ほぼ全員が休養を余儀なくされる。 そんな中ヴェットの亡骸が横たわる場所を訪れたアスタは、先に来ていたヤミ団長と出会う。 アスタは、理由はわからないが、なぜか“人間”を激しく憎んでいたヴェットの気持ちを思いやるが、そんなアスタにヤミ団長は……?
Leer más強い方が勝つ
ダイヤモンド王国に攻め込まれたキテンの町を救うため、現場へと急行した“金色の夜明け(こんじき の よあけ)”団。彼らを援護すべく、ヤミ団長とともにアスタたちも現場へと駆けつける。 風の精霊であるシルフの「ベル」と協力し、より強力な魔法を使えるようになったユノは、ダイヤモンド王国の八輝将(はっきしょう)、ラガスと戦うことになり、両腕のケガで戦うことができないアスタはフィンラルやチャーミーとともに人々を避難させるため町中を駆け回る。 魔法騎士団員(まほうきしだんいん)たちがそれぞれの戦いを繰り広げる中、ヤミ団長が向かったのは?
Leer más仮面の奥
ダイヤモンド王国との戦いの最中、敵の副将ロータスの攻撃から、“金色の夜明け”団のヴァンジャンス団長を助けたヤミ団長。ヴァンジャンス団長と一対一で対峙したヤミ団長は、以前から心に引っかかっていたことを確かめるため、彼にいつもつけている仮面をはずすよう詰め寄る。
一方、人々を護って町中を駆け回っていたアスタたちはユノと出会うが、そこにフィンラルの異母弟、ランギルス・ヴォードが現れる。幼い頃から才能を認められ、エリート魔法騎士団“金色の夜明け”団の副団長にまでなったランギルスは、いまだにうだつの上がらない兄、フィンラルを見下していたが、そんな弟にフィンラルが言い放った言葉とは?
Leer más続・ファンゼルという男
魔法騎士団入団試験を目指すアスタが、剣の特訓中に出会ったファンゼルに稽古をつけてもらってから数ヵ月後、アスタは、ヤミが団長を務める “黒の暴牛”団の一員となっていた。そんな中 “黒の暴牛”団のアジトに、偶然ファンゼルがやってくる。ファンゼルは、ノエルが魔法のコントロールのために使っている杖に見覚えがあった。それは行方知れずの婚約者ドミナが作った魔導具で、彼女の行方を知る手がかりをつかみ喜ぶファンゼル。ところがそこに再び、ファンゼルを狙う者が現れる!
Leer más潜入
アスタの腕を治すため、アスタの剣の師匠、ファンゼルに助けを求めたノエルとフィンラルは、ファンゼルの婚約者ドミナの提案で、古代の“呪術魔法(じゅじゅつ まほう)”を解除する方法を知る“魔女の森(まじょ の もり)”の女王、“魔女王(まじょおう)”のところへ行くことになる。 魔女の森出身のドミナの案内のもと、アスタを連れてファンゼルやファンゼルの教え子マリエラとともに目的地に潜入するノエルたち。ところが途中でアクシデントが起き、潜入がバレてしまう! 仕方なく強行突破で魔女王のもとにたどり着いた一同だったが、そこにはすでに先客がいた。それはドミナと同じく魔女の森出身のバネッサだったが……。
Leer más憎悪の炎
森のあちこちで燃え盛る炎の消火を“水魔法”を使うノエルに任せたアスタ、フィンラル、バネッサは、海底神殿で戦ったヴェットと同じ“三魔眼(サードアイ)”のひとりファナと戦っていた。アスタはこれ以上ムダな戦いをしないためファナと話し合おうとするが、ファナは話を聞こうともせず、従えた火の精霊“サラマンダー”とともに強力な攻撃を繰り出してくる。 アスタたちがサラマンダーの放つとてつもない熱気におされて反撃もままならない中、さらにファナは、“炎魔法”とは異なる属性の魔法攻撃を仕掛けてくる。それはアスタにとって見覚えのあるもので……!?
Leer más楽しいお祭りWデート
クローバー王国で、1年の中で最も大きなお祭りとして人々に親しまれている“星果祭(せいかさい)”が行われることになった。星果祭では毎年、国を護る9つの魔法騎士団の功績発表があり、人々の楽しみのひとつとなっている。
“祭り”ということで、団長のヤミをはじめ思い思いにお祭りを楽しもうと盛り上がる“黒の暴牛”団。ノエルもこのチャンス(?)にアスタと一緒にお祭りを楽しもうと考えるが、アスタはこの星果祭にある人物を呼んでいた。 それは、海底神殿の戦いで知り合ったキアトとカホノの兄妹で……。
Leer más死闘!?ヤミ VS ジャック
大勢の人々でにぎわう星果祭。そんな中アスタは、偶然、ヤミ団長と“翠緑の蟷螂”団のジャック団長が屋台を並べる場所を通りかかる。互いをライバル視し、ときには地形が変わるほどの激闘を繰り広げるふたりはここでも互いに張り合い、争い(?)に巻き込まれたアスタはヤミ団長の屋台を手伝って呼び込みをさせられるハメに。だがどちらの屋台も売り上げは芳しくなく、ついには……!?
Leer más無冠無敗の女獅子
星果祭での魔法騎士団の功績発表後、アスタとユノは、“紅蓮の獅子王”団の新団長、メレオレオナが、団員たちを前に怒りに燃える姿を目にする。フエゴレオン前団長の姉であるメレオレオナは、今回の不本意な功績発表に納得がゆかず、負傷によって離脱した弟フエゴレオンのことを「愚弟」と言い放つが、これにもうひとりの弟レオポルドやほかの団員たちが反論。メレオレオナ団長のもと、己を鍛えなおすため、一同は温泉地で“合宿”を 行うことに。この合宿に、なぜかアスタとユノ、ヤミ団長とシャーロット団長、さらには偶然通りかかったノエルまで強制参加させられることになり……!?
Leer más王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験
“白夜の魔眼”壊滅のため、新たに結成される“王撰騎士団(ロイヤルナイツ)”のメンバーを決める選抜試験が始まった。さらなる実績を積むことを目指し、試験を受けることを決めたアスタとユノだが、“黒の暴牛”団からはノエル、マグナ、ラック、フィンラルもエントリーし、“金色の夜明け”団のクラウスやミモザも特訓の成果を見せるべく試験に臨む。ほかにも偉大な兄を超えるという目標を持つ“紅蓮の獅子王”団のレオポルドなど、多くの魔法騎士団員が集まった。
クローバー王国国王も見守る中、3人1組でのチーム戦となる“王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験”のチーム表が、いよいよ魔法帝から発表される ――!!
Leer más誓いの花
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験一回戦第1試合――アスタたちのチームの戦いが始まった。 チーム戦で行う「魔晶石(クリスタル)破壊バトルトーナメント」ということで、ミモザとザクス・リューグナーと名乗る謎の魔道士とチームを組むことになったアスタ。だが、ザクスが試験開始前に魔法帝に対しとった失礼すぎる態度に怒った相手チームからの不意打ちで、アスタたちのチームの魔晶石(クリスタル)は大きなダメージを受ける。焦るアスタとミモザ。ところがやる気のないザクスはその場で休息をとり始めてしまう。 ふたりで戦わなくてはならなくなったアスタとミモザは!?
Leer más激戦
アスタに続き、“黒の暴牛”団の仲間たちが二回戦進出を目指して戦う一回戦。マグナはミモザの兄で、“珊瑚の孔雀(さんご の くじゃく)”団の副団長キルシュと“碧の野薔薇”団のソルとチームを組むことになるが、自分を「美しい!」と言ってはばからないキルシュのあまりのナルシストぶりに、ソルとともにうんざりしていたが……?
一方、血気盛んな“紅蓮の獅子王”団のレオポルドと、優雅で美しい“硝子魔法(がらすまほう)”を使う“金色の夜明け”団のハモン・カーセウスとともにチームを組むフィンラルは、一回戦を勝って次の試合で弟のランギルスと戦うため、静かに闘志を燃やしていた――。
Leer más魔道士X(エックス)
“下級魔法騎士(かきゅう まほうきし)”という等級をはるかに超えた実力を見せつける“黒の暴牛”団のメンバーをはじめ、それぞれが持てる力を存分に発揮して戦う王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験一回戦の第5試合が始まろうとしていた。ところが、この試合で戦うはずの“Iチーム”のひとり「X(エックス)」と名乗る人物の姿がどこにもない。この状況に、味方チームのほかのメンバーも困惑する中、ついに謎の魔道士Xがその姿を現す! その正体は何と!?
Leer másヤンキー先輩 VS 筋肉バカ
ザクスと協力しキルシュの動きを封じたアスタだったが、その目の前にマグナが現れる。もともと独創的で器用に魔法をコントロールできるマグナは、数々の任務と特訓を経て新たな魔法を会得 。マグナの新魔法によってアスタたちのチームの魔晶石(クリスタル)はダメージを受けてしまう。焦るアスタだがそんなアスタにザクスは?
一方ミモザは、ソルが創り出したゴーレムの中に相手チームの魔晶石(クリスタル)があることを魔法で確かめると、自分自身が考えた作戦を仕掛けることに。
Leer más優等生の弟 VS 不出来の兄
一回戦を勝ち抜いたフィンラルが、いよいよ弟ランギルスと試合で戦うときがやってきた。相手チームの魔晶石(クリスタル)の破壊を同じチームのレオポルドとハモンに任せたフィンラルは、単身ランギルスに立ち向かうが、幼い頃から魔道士としての才能に恵まれた弟に勝つのは簡単なことではない。それでも闘志を失わず正々堂々と弟に勝負を挑むフィンラルだが、ランギルスのほうはそんな兄の態度に苛立ちと激しい憎悪を募らせてゆき……!?
Leer másある一人の男の生き方
魔法帝の判断で試合の順番が変更となり、急遽アスタたちのチームとランギルスたちのチームによる試合が始まった。 激しい憎悪のためか凶々しい魔力を放ち、いつも以上に好戦的な態度を見せるランギルスと、懸命に戦った兄フィンラルをバカにするランギルスへの怒りに燃えるアスタ。アスタに頼まれ援護に回ったザクスは、激闘を続けるアスタを見ながらある人物のことを思い出していた。 一方、魔法帝ユリウスは、以前から気になっていたことを確かめるため、両チームの戦いを静かに見守ることにする。
Leer másプチット・クローバー!悪夢のチャーミーSP!
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験では、“黒の暴牛”団のメンバーの思いがけない活躍もあり、息をつく暇もないほどの熱戦が続いている。 その頃、“黒の暴牛”団のチャーミーは、憧れの“救食の王子(きゅうしょく の おうじ)”ユノやみんなにおいしいものを食べてもらおうと食材を探していたが、食いしん坊のチャーミーは、その最中うっかり毒キノコをかじってしまい、おかしな“夢”を見る羽目に。 夢の世界では、ちっちゃなアスタや仲間たちが暮らしていて――!?
大好評の“プチット・クローバー”をたっぷり詰め合わせた特別編!!
Leer másヤミとヴァンジャンス
まだ魔法騎士団の一団員だった若き日のヤミが、同時期に入団したヴァンジャンスとともに盗賊に襲撃された村を救ってから数年後、ふたりは魔法帝になったユリウスからある任務を言い渡される。それは、盗賊たちと結託して人々の生活を脅かしている魔法騎士団員を突き止めるというものだった。計画を立て、手分けして任務を行うふたり。そんな中ついにヤミが、ターゲットの盗賊団と遭遇する!
Leer más王撰騎士団(ロイヤルナイツ)結成
アスタ、ノエル、ラックの3人が、突然“黒の暴牛”団のアジトを訪れたメレオレオナ団長に連行されてしまった!? 実は3人は王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験の合格者だった。ほかの合格者たちとともに招集されたアスタたちだが、そこには、決勝戦で激闘を繰り広げたユノと“水色の幻鹿”団の団長リルもいた。さらに、“黒の暴牛”団のもうひとりの合格者も遅れて現れるが、それは……? “銀翼の大鷲”団の団長ノゼルらも急遽メンバーに加わり、王撰騎士団(ロイヤルナイツ)団長となったメレオレオナの下、選ばれし精鋭たちが“白夜の魔眼”殲滅に乗り出す!
Leer más白夜の魔眼アジト 突入!!!
それぞれの思いを胸に、ついに王撰騎士団(ロイヤルナイツ)が、白夜の魔眼のアジトである、“グラビト岩石帯(がんせきたい)”の“浮遊魔宮(ふゆうダンジョン)”にたどり着いた。メンバーは王撰騎士団(ロイヤルナイツ)団長メレオレオナの指示により、5組に分かれそれぞれ魔宮(ダンジョン)への突入を開始。アスタはメレオレオナ団長と、選抜試験で「ザクス」と名乗っていた“黒の暴牛”団の先輩団員ゾラ・イデアーレとともに奥へと進んで行く。一方、これまで白夜の魔眼によってたびたび苦い思いをしてきた“銀翼の大鷲”団のノゼル団長も、雪辱を誓い先へと進む。
Leer más黒の暴牛アジト
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)が、敵地、浮遊魔宮(ふゆうダンジョン)への突入を開始した頃、“黒の暴牛”団のアジトが白夜の魔眼のラデス、ヴァルトス、サリーの襲撃を受ける。だが、ヤミ団長をはじめほとんどの団員が出かけており、アジトに残っていたゴーシュ、ゴードン、グレイの3人で戦うことに。ゴーシュは自分の“鏡魔法(かがみ まほう)”とサリーが使う“ゲル魔法”との相性の悪さが気になるが、大切なアジト守る決意をしたゴードン、グレイと協力し、“裏魔導具(うらまどうぐ)”を駆使するサリーや、パワーアップした“屍霊魔法(しりょう まほう)”を使うラデスを迎え撃つ!
Leer másムチャクチャな魔法戦
“黒の暴牛”団のアジトでの戦いの最中、突如変形したアジトから現れた人物に驚くゴーシュたち。彼こそ“黒の暴牛”団の仲間たちがたびたび噂していた“幽霊”の正体で、この屋敷の本当の主、ヘンリー・レゴラントだった。自分自身の特異な体質に悩まされながらも、魔法でアジトの屋敷を自在に変形、移動させることができるヘンリーが、かつてヤミ団長から渡された“黒の暴牛”団のローブを纏い、見守り続けてきた大切な“仲間”とともに襲撃者たちとの戦いに挑む!
Leer másメレオレオナVS不実のライア
次々と現れる敵を相手に、圧倒的な強さを見せるメレオレオナ王撰騎士団(ロイヤルナイツ)団長と“銀翼の大鷲”団のノゼル団長を筆頭に、魔宮(ダンジョン)奥にいる白夜の魔眼の頭首リヒトを倒すべく突き進む王撰騎士団(ロイヤルナイツ)のメンバー。そんな彼らを迎え撃つべく、“三魔眼(サードアイ)”の最後のひとりライアが動き出す! メレオレオナ団長とともに行動していたアスタとゾラは、彼女の常識はずれの強さに驚くばかりだが、そんな中、突然アスタがふたりに増えた!? 怪訝に思うメレオレオナ団長だが、何を思ったかいきなりふたりのアスタを同時に攻撃し……!?
Leer más魔法帝 VS 白夜の魔眼頭首
クローバー王国とそこに住む人々を護るため、白夜の魔眼の殲滅に向かった王撰騎士団(ロイヤルナイツ)の戦いに思いをはせていた魔法帝・ユリウスの前に、ひとりの人物が現れた。それはユリウスが昔からよく知る相手で、ふたりは懐かしい昔話をすることになる。
一方、ヴァンジャンス団長から、選抜試験で副団長・ランギルスが、フィンラルに重傷を負わせたことを謝罪したいとの申し入れがあり“金色の夜明け”団の本拠地にやってきたヤミ団長。しかし、いくら待ってもヴァンジャンス団長は現れず、イライラは頂点に!?
Leer másユリウス・ノヴァクロノ
クローバー王国最強の魔道士、魔法帝・ユリウスと、白夜の魔眼の頭首・リヒトの戦いが始まった。特別な魔導書(グリモワール)に選ばれ、“時間魔法(じかん まほう)”を使いこなすユリウスが、“魔法帝”として、自分自身が歩んだ道を信じ、目指す未来のために激闘を繰り広げる! これに対し、高速で強力な“光魔法(ひかり まほう)”を駆使するリヒト。だが、“時”を操り、少し先の未来を予測できるユリウスに決定的なダメージを与えることができず焦る。
Leer más転生
遠い昔、クローバー王国には、高い魔力を持つ“エルフ族”が暮らしていた――。
“四つ葉の魔導書(グリモワール)”に選ばれたエルフ族のリヒトは、誰からも信頼される長(おさ)として仲間たちとともに平和で穏やかな生活をしていた。 そんなある日、彼らの村に、偶然“人間”の娘・テティアとその兄が現れる。兄はリヒト同様“四つ葉の魔導書(グリモワール)”に選ばれた者で、エルフ族と人間が理解し合い、協力し合って暮らせる世界を目指していた。同じ理想を持つリヒトと兄妹は親しくなり、やがてテティアはリヒトの子どもを身ごもるが、そんな中、エルフ族の村を大きな悲劇が襲う――!!
Leer más黒の暴牛団長VS深紅の野薔薇
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)が白夜の魔眼殲滅のため浮遊魔宮(ふゆうダンジョン)に乗り込んでいた頃、クローバー王国のあちこちで異変が起こっていた。アスタたちの故郷・ハージ村はずれにある魔神のドクロが輝きだしたり、国中の人々の中にも全身が光りだす者が現れる。それは奪った魔石と強力な魔力によってリヒトが発動させた“転生魔法(てんせいまほう)”の仕業だった。ヤミ団長はその異変を調べようとした矢先、マルクスと医師オーヴェンが現れる。光り輝くふたりは自らを「エルフの民」と名乗り、ヤミに今までよりはるかに巨大な魔力で攻撃を仕掛けてきた。そしてシャーロット団長も……。
Leer más圧倒的劣勢
“転生魔法”による異変は、浮遊魔宮(ふゆうダンジョン)で戦う王撰騎士団(ロイヤルナイツ)のメンバーにも起きていた。ノエルとともに戦っていたラックは、突然、強大で凶々しい魔力を放ちながら仲間たちに襲い掛かる。あまりの豹変ぶりに呆然とするノエルたち。一方、転生魔法によってさらに魔力を増大させたライアに驚くアスタたちの前に“水色の幻鹿”団のリル団長が現れる。彼はラック同様、別の何者かに人格をのっとられ、ひたすら強大な魔法で攻め立て防戦一方のアスタたち。「エルフの民」と名乗る彼らが秘める膨大な魔力と激しい憎悪を感じ取ったメレオレオナ団長は…
Leer másオマエには負けない
アスタは、突然現れたライアにつかまり、魔宮(ダンジョン)の深部に連れ戻されてしまった。そこには捕らえられたミモザだけでなく、“エルフの民”に転生したクラウス、ハモン、そしてユノがいた。今までとは別人格のクラウスとハモンは容赦なくアスタを攻撃。しかしなぜかユノだけは参戦もせずただ傍観するだけ。仲間を傷つけたくないアスタは反撃せず「生きて、生き抜いて、オレは魔法帝になる!」と言い放つ。その言葉を聞いたユノに変化が……!
一方、彼らを静かに見守る者がいた。それは“白夜の魔眼の頭首・リヒト”そっくりのもうひとりのリヒト―― 実は彼こそが“エルフ族の長”である“本物のリヒト”で……!?
Leer más怒りの雷 VS 仲間
さらなる力をつけるため、バネッサに協力してもらい猛特訓に励んでいたマグナだが、そんなふたりが異変に気付き、ある町へと急行する。そこで町を破壊し人々を攻撃していたのは、エルフの民に転生した“黒の暴牛”団の団員・ラックだった。何とかしてラックを止めようとするマグナとバネッサ。だが別人となったラックはマグナとバネッサをも攻撃する。おまけに運命を変えることができるバネッサの魔法“運命の赤い糸(うんめい の あかいいと)”は、無条件で“黒の暴牛”団の仲間を守ってしまうため、ラックに攻撃を当てることができず追い詰められる。
Leer más空間魔導士の兄弟
ミモザ、キルシュ、エンの三人が、エルフの民から、ヴァーミリオン邸で暮らす人々を守り避難させていた頃、国王がいる王宮に、エルフの民に転生したランギルスが現れた。国王の命を狙い、魔法で広間を空間ごと抉り取りながら迫るランギルス。そのすさまじい魔法に誰も恐怖する中、フィンラルが、ふたりの魔法騎士団団長・ヤミとジャックとともに駆けつけた! 弟との実力差を痛感するフィンラルは、ヤミ団長とジャック団長をサポートしながらランギルスを追い詰めてゆくが、フィンラルの捨て身の策もランギルスには決定的なダメージを与えられず……!?
Leer más暴れ牛 頂上決戦参戦!!
激闘が続く“クローバー城”に、封じられていた古の魔法空間“影の王宮(かげ の おうきゅう)”が出現。嫌な予感を覚えたヤミ団長は、ジャック団長とともに王宮に乗り込もうとするが、行く手をエルフの民に転生した魔法騎士団員に阻まれてしまう。そこにラデス、サリー、ヴァルトスの3人と手を組んだアスタら“黒の暴牛”団の仲間が駆けつける! 襲ってくる騎士団員たちを転生魔法から解放しようとするアスタたちだが、そんな中、エルフの民として転生した“珊瑚の孔雀”団の団長、ドロシー・アンズワースがついに目覚める!
Leer más時空を超えた再会
悪魔を影の王宮から解き放たないため、アスタとユノ、自我を取り戻したパトリが悪魔のいる最上階へとやってきた。そんなアスタたちの前に、長い眠りから目覚めた初代魔法帝、ルミエル・シルヴァミリオン・クローバーと、彼に仕えていたセクレ・スワロテイルが現れる。セクレは不思議な鳥・ネロの本当の姿で、“封緘魔法(ふうかんまほう)”という変わった魔法を使う魔道士だった。そしてアスタたちは、どんな封印からも解き放つことができるセクレの魔法により、本来の力を取り戻したエルフ族の長・リヒトの姿を目にすることになる。
あの日の雪辱を果たすために、悪魔との因縁の対決が始まる!
Leer más夜明け
暴走した異界の魔法によって崩壊し始めた影の王宮から、力を合わせ、全員で脱出することができたアスタたち。だが王国中は、まだ真実を知らないエルフの民たちの攻撃で混乱していた。唯一エルフの民を転生魔法から解放できるのはアスタだけだが、ひとりで全員を救うのは簡単ではない。そのときパトリが、エルフの民たちをつなぐリヒトの力と、自分と同じからだの中で眠っているヴァンジャンス の“世界樹魔法(せかいじゅまほう)”を使うことで、アスタが一度にすべての転生魔法を解くことができる方法を思いつく。
そしてついに―― 永い戦いに終わりのときが訪れる。
Leer másネロ、追懐そして…前編
禁術を使った見返りとしてこの時代で生き続けることになったネロ。その脳裏に遠い昔の思い出がよぎる。
それはネロが「セクレ」と呼ばれていた頃、セクレは、王国一の魔力と才能を持つと言われる王子・ルミエルと出会う。そんな中、偶然エルフ族の村を訪れたルミエルは、彼らの長・リヒトと親しくなるが、異界の“悪魔”の暗躍により、人間たちの手でリヒトの大切な仲間たちが次々と命を奪われてしまう。そして彼らを護るため、リヒトは魔神へと姿を変える。その姿を見たルミエルがリヒトと彼の大切な人々を救うために出した答えとは!?
Leer másネロ、追懐そして…後編
“悪魔”との戦いで禁術を使い、“鳥”へと姿を変えたセクレはひとりきりで長い時間を過ごしてきた。その中で悪魔の力を宿したリヒトの“魔導書(グリモワール)”を扱うことができるアスタと出会うセクレ。だが転生魔法によってエルフ族のパトリがよみがえり、頭首となって “白夜の魔眼”を結成し、人間たちへの復讐を開始する。それはすべてあのときの悪魔の仕業であり、セクレは今度こそ悪魔を葬り去るため、自身の“封緘魔法”でルミエルとリヒトを封印から解き放つと、この時代で出会ったアスタらとともに決戦に挑む。
そして、長い戦いに終止符が打たれ、“黒の暴牛”団の一員となったセクレ=ネロの新たな人生が始まった。
Leer más悪魔メギキュラ
ハート王国の王女であり、四大精霊のひとつである水の精霊“ウンディーネ”に選ばれたロロペチカと対面を果たしたアスタたちは、ハート王国で確認された悪魔の呪いが彼女にかけられたものであり、“スペード王国”にその悪魔の拠点があることを知る。それを証明するように、“ダイヤモンド王国”を偵察していたバネッサたちは、“悪魔の力”を宿すスペード王国の魔道士が、たったひとりでダイヤモンド王国の兵たちを壊滅させるさまを目にしていた。
あまりに強大な力を持ち、トドメを刺すことも困難な悪魔の脅威から人々を護るため、ロロペチカがアスタたちに依頼したこととは?
Leer más新・魔法騎士団団長会議
クローバー王国中を巻き込んだ悪魔との戦いが一段落し、今後のことを話し合うため魔法騎士団団長会議(まほうきしだん だんちょうかいぎ)が開かれることになった。ハート王国から帰ったアスタたちも会議に召集され、魔法帝(まほうてい)・ユリウス、魔法議会議長(まほうぎかい ぎちょう)・ダムナティオ、魔法騎士団全団長の前で、ハート王国で得た情報を報告することになる。報告を聞き終えたユリウスは、集まった各団長とアスタたちに、すでにこの世界を脅かし始めている悪魔メギキュラに対抗するため、今自分たちがやるべきことを伝える。
Leer más新たなる決意
クローバー王国中を巻き込んだ悪魔との戦いが一段落し、今後のことを話し合うため魔法騎士団団長会議(まほうきしだん だんちょうかいぎ)が開かれることになった。ハート王国から帰ったアスタたちも会議に召集され、魔法帝(まほうてい)・ユリウス、魔法議会議長(まほうぎかい ぎちょう)・ダムナティオ、魔法騎士団全団長の前で、ハート王国で得た情報を報告することになる。報告を聞き終えたユリウスは、集まった各団長とアスタたちに、すでにこの世界を脅かし始めている悪魔メギキュラに対抗するため、今自分たちがやるべきことを伝える。
Leer más心に、心に、心に決めた人
家同士が決めた婚約者とはいえ、自分にとって大切な女性であるカルムルイヒ家のフィーネスにふさわしい男になろうと心に決めたフィンラル。ところが「女性と見るや速攻で口説く女たらし」の悪癖は一向になおらず、アスタたちに協力してもらい煩悩を克服する修行をすることに。しかしその修行とは……合コン!? 一方同じ頃、シャーロット団長の恋を成就させようと“碧の野薔薇(あお の のばら)”団の団員たちもヤミ団長を呼んでの合コンをセッティング。それぞれの想いが交錯するふたつの合コンの結末は?
Leer más黒の深海物語
“黒の暴牛”団のメンバーとともに“ラクエ”の町の海岸で特訓に励むノエルが、海から聞こえる不思議な声に気づいた。その後“黒の暴牛”団は、強魔地帯にある“海底神殿”の“神官魔道士(しんかんまどうし)”、キアトとカホノの兄妹と再会。ふたりから助けを求められた一同は、兄妹の祖父で大司祭のジフソから「ヌシさま」と呼ばれる生き物の怒りによって付近の海に異変が起きていると聞く。ヌシさまの怒りを鎮めるため、キアトの舞とカホノの歌を利用することにしたジフソから兄妹の護衛を頼まれたヤミ団長は、ノエルとフィンラルにその役目を任せることにする。
Leer másチャーミー百年の食欲とゴードン千年の孤独
世界を脅かし始めている悪魔に対抗するため、さらなる力をつけようと特訓に励むアスタたち。チャーミーも“綿魔法(わたまほう)”で創り出した“羊(ひつじ)のコックさん”の力を使って、食べた者の魔力を回復させる料理でアスタたちをサポートするが、そんな中、自らの修行が足りないと気づくできごとが!? そしてチャーミーはある人物のもとを訪ねる。 一方、ゴードンもまた、自身の力不足を実感するできごとがあり、これまでとは違う環境に身を置こうと、ひとりアジトを離れて修行の旅に!?
Leer más金色(こんじき)の家族
国の復興のために魔法騎士団員たちが忙しく働く中、悪魔が仕組んだ戦いで大きな失態をしてしまった“金色の夜明け”団は、今まで以上に力を尽くし、復興作業と日々の任務に励んでいた。そんな中、ヴァンジャンス団長から新たな任務を言い渡されたアレクドラ・サンドラーは、一緒に任務を行うメンバーの中に、日ごろから敵視するユノがいることが気に入らず、ユノよりも功績を上げようと躍起になる。
Leer más傾いた天秤
「デビル・バニッシャー」と名乗る者たちに襲撃され、ネロと、ゴーシュの妹・マリーが連れ去られ、アスタが謎のこん睡状態に陥った。話を聞き、妹を連れ去ったのは魔法議会議長・ダムナティオではないかと考えるゴーシュだが、ダムナティオはこれを否定。マルクスの“記憶交信魔法(きおくこうしんまほう)”によってその無実は証明されるものの、今回の件にダムナティオの部下が絡んでいる可能性が浮上する。そんな中、王都にあるオーヴェンの診療所に運び込まれたアスタの腕に取り付けられていたはずの“通信魔導具(つうしんまどうぐ)”の紛失が明らかになり、思いもよらない場所からその反応が返ってくる。
Leer más悪魔をあがめる者たち
現れたデビル・バニッシャーから、何とかマリーを救い出したものの、再びネロが連れ去られただけでなく、アスタの持つ“五つ葉の魔導書(グリモワール)”が奪われてしまった。さらに、彼らとともに行動していたダムナティオの部下から、デビル・バニッシャーの驚きの正体が伝えられ、ユリウスはネロの救出と犯人の拘束を“黒の暴牛”団に指示。“黒の暴牛”団は早速、犯人たちの拠点があると思われる町を訪れるが、そこで得た情報から導き出された敵の真の目的とは!?
Leer más激突!魔法騎士団団長戦!
ユリウスの発案により、魔法騎士団団長たちがチームを組み、団体戦を行うことになった。いまだに白夜の魔眼の事件が尾を引き、人々の間に不安と不満が残るクローバー王国で、魔法騎士団に人々を護る力と覚悟があることを示すために行われるもので、試合は王国中に実況中継される。
部下である団員たちをはじめ国中の人々が固唾を呑んで見つめる中、ふたつのチームに分かれた魔法騎士団団長たちが、互いのプライドをかけ激突する!
Leer más選ばれし者たち
魔法騎士団団長会議と、国王同席での特別戦功叙勲式が行われることになり、魔法騎士団の全団長が王都に集まった。魔法騎士団団長会議では、ハート王国での精霊守との特訓に参加する団員が選ばれ、“黒の暴牛”団からは、アスタ、ネロ、ノエル、ラック、フィンラルが、“金色の夜明け”団からはミモザ、“紅蓮の獅子王”団からはレオポルド、“碧の野薔薇”団と“水色の幻鹿(みずいろ の げんろく)”団からは、団長であるシャーロットとリルの参加が決まる。続く特別戦功叙勲式では、これまでの功績からユノが異例の早さで昇級をするが……!?
Leer más副団長ランギルス・ヴォード
“金色の夜明け”団のヴァンジャンス団長から、“副団長”として任務に復帰するよう求められるも、いまだに任務から遠ざかっているランギルスが、今回の特別戦功叙勲式で功績を認められ異例の早さでの昇級を告げられたユノに、突然手合わせを願い出た。驚く団員たちの前で、申し出を受けて立ったユノとランギルスの戦いが始まるが、互いに強力な魔法を駆使するふたりの戦いはすさまじいものに。そんな中ユノは、ランギルスの戦い方に違和感を覚え……?
Leer másダンテVS黒の暴牛団長
アジトに乗り込んできたダンテとの戦いでゴーシュが重傷を負い、動揺したアスタの“悪魔の力”が暴走。我を忘れ、凄まじい力でダンテに襲い掛かる!だが、ダンテの力はそれをさらに上回り、ついには地面に倒れ伏すアスタ。そこに、フィンラルとともに帰還したヤミ団長が、団員たちを傷つけたダンテへの怒りもあらわに戦いを挑む!!
一方、ヴァニカとその部下の襲撃を受けたハート王国では、王国最強戦力の精霊守たちが立ち向かっていたが、ヴァニカから“悪魔の力”を授けられた敵はあまりにも手ごわく……!?
Leer más団長 ヤミ・スケヒロ
ヴァニカとその部下たちとの死闘が続くハート王国。一方、“黒の暴牛”団のアジトでも、ヤミ団長とダンテの戦いが続いていた。圧倒的な力を持つダンテに追い詰められながらも、より強力な魔法を発動させ、大きなダメージを与えることに成功するヤミ団長。だが、自らを“不死身”だと豪語するダンテの身体は、どれほどのダメージを受けようとも再生してしまう。それを受けてヤミ団長は……!?
Leer más最強の胎動
“冥府の門(めいふ の もん)”を開く儀式“クリフォト降臨の儀(こうりん の ぎ)”を行うためにスペード王国へと連れ去られたヤミ団長とヴァンジャンス団長。いてもたってもいられずケガをおしてひとりで救出に向かおうとするアスタだが、そこに“悪魔憑き”の謎の魔道士、ナハト・ファウストが現れ、“悪魔の力”の使い方を教えてくれると言う。一方、今回の事態を重く見たクローバー王国では緊急の魔法騎士団団長会議が開かれ、壊滅状態に追い込まれた“金色の夜明け”団の“副団長”として、ユノは並々ならぬ決意を心に秘め会議に臨んでいた。
Leer más従魔の儀(じゅうまのぎ)
ハート王国での戦いの最中、ヴァニカの“呪符魔法(じゅふ まほう)”で起きた大爆発に巻き込まれ気を失ったノエルたち。次に目覚めたのは、ハート王国よりさらに奥地の強魔地帯にある“エルフ族”の暮らす場所だった。ノエルたちはそこで思いがけない者たちとの再会を果たす。
一方、悪魔憑きのナハトから“悪魔の力”の使い方を教わることにしたアスタだが、その方法とは、“禁術”を使う危険なものだった。“悪魔の力”を使いこなし、漆黒の三極性(ダークトライアド)を倒してヤミ団長たちを救出するため、何としても越えねばならない試練に、アスタが挑む!
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