色づく世界の明日から (2018)
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宮崎司 — 作画監督
エピソード 13
キミノイクベキトコロ
幼い頃に色覚を失ってしまった、魔法使い一族の少女・月白瞳美。祭りの夜、彼女は祖母の琥珀から「高校2年生の私に会いに行きなさい」と告げられ、魔法で60年前の過去へと飛ばされる。気づくと彼女は、南ヶ丘高校に通う高校生・葵唯翔の部屋にいた。自分の身に何が起きたかわからず、あわてて部屋から逃げ出す瞳美。しかしその姿が、唯翔の友人である川合胡桃たちに目撃されていて……。
もっと読むNo Rain, No Rainbow
新入生を対象に、部活に体験入部する「クラブ活動紹介」が始まった。唯翔が描いた絵が忘れられない瞳美は、写真美術部を訪れる。自分に色覚がないことを隠したまま、唯翔に促され、生まれて初めて絵筆を手に取る瞳美。さらに彼女はそのまま、写真撮影会にも参加することに。胡桃に懇願され、撮影のモデルを務めることになる瞳美だったが、そこで思いも寄らぬトラブルが彼女の身に降りかかる。
もっと読むおばあちゃんはヤメテ!
琥珀が留学から帰ってきた。さっそくクラスで見事な魔法を披露し、さらには写真美術部のメンバーともすぐに馴染んでしまう琥珀。自分とは正反対な祖母の姿に、瞳美は圧倒される。一方、写真美術部は次の文化祭で、絵と写真を組み合わせた作品集を発表することに。その最初の活動として、夜景の撮影を行うことになり、瞳美たちは夜の学校へ向かう。だがそこは、普段と少し違った雰囲気で……。
もっと読む光る光るこの一日が光る
瞳美が元の時間に戻る、新月の夜まであと2日。突然訪れた別れの時に向けて、不安と寂しさが入り混じる中、文化祭が幕を開ける。魔法写真美術部による“マジカルアートイリュージョン”が評判を呼ぶ一方で、あさぎは自分の写真を楽しんでくれる人の姿に喜び、唯翔は誰かのために絵を描く楽しさを知る。そして訪れた文化祭2日目。最後の時を惜しむように、一緒に校内を回る瞳美と唯翔だったが…。
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いよいよ別れの時がやって来た。後夜祭のあと、近くの公園に集まった瞳美と琥珀、そして写真美術部の一同。部員たちは、未来に旅立つ瞳美に向け、それぞれ胸に抱いた思いを伝える。そして大切な友人たちからの言葉に、瞳美が感謝の気持ちを話そうとしたその時、時間魔法の鍵を握る星砂時計に異変が……。瞳美を助けようとした唯翔とともに、ふたりは忽然と姿を消してしまう。
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