世界唯一の脱獄のプロフェッショナル、ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)。彼が大海原に浮かぶ監獄要塞“墓場”を攻略して数年が経過し、現在は一流のスタッフを集めた警備会社を新設、第一線からは距離を置いていた。そんなある日、従兄弟のユシェンの警備にあたっていたスタッフの一人シューが姿を消す。足取りを追うブレスリンであったが、全容が謎に包まれた“ハデス”と呼ばれる監獄にシューが勾留されているとの噂を耳にする。そこは全てがコンピューター制御された“墓場”を超える最強セキュリティの監獄だ。“ハデス”の謎を追って一人、また一人と消えていくスタッフたち。これはブレスリンを誘い込む罠なのか!?ブレスリンはかつての友人デローサ(デイヴ・バウティスタ)の協力を仰ぎ、難攻不落の監獄へ再び挑むのだが…。
元バレエダンサーのドミニカはそのキャリアを終わらせるような怪我を負い、彼女の将来は一気に闇へと落とされる。そして、ある時ドミニカは秘密組織が運営する学校スパロウ・スクールから入学のオファーを受ける。その学校は、ドミニカのように突出した才能を秘めた若者を入学させ、心身とも武器として使えるように養成することを目的として設立されたものだった。厳しいトレーニングを終えたドミニカは、やがてスパロウ・スクール出身最強のスパイとなり、ロシアの機密事項を調査するCIA捜査官ナサニエル・ナッシュを誘惑して貶めようとするがドミニカとナサニエルは恋に落ちる。