Épisodes 12
1軒目 いろんな家
世界には幾万もの生命が息づいている。その生態系の頂点に立ち、最強にして至高の存在である"ドラゴン"。だが、極稀にそうでないドラゴンもいる…。家を勘当された臆病なドラゴンの子・レティ。多種多様な種族が暮らす広大な世界で、自分が生き抜くためには安住の地で暮らすしかない。「さがそう!夢のマイホームを!!」そう決心した彼は旅へ出るが、そんな家探しの道中、運悪くもドラゴン討伐を目論む勇者一行と出くわしてしまう。「…おやおや。良くありませんね。弱いものいじめは。」そう言って、窮地を救ったのは不動産屋を名乗るエルフのディアリアだった。運命の出会いを果たす1匹と1人。ドラゴンと魔王による“夢のマイホーム”探しの長い旅が、今、始まる。
Lire la suite2軒目 落ちる家
設計事務所と不動産業を兼業するディアリアに物件を紹介してもらうことになったレティ。まずディアリアが紹介した物件は、勇者対策が完備された神殿だった。大抵の勇者たちが生きて戻らないという自信作のダンジョンをなぜかレティは体験させられることに。
Lire la suite3軒目 はじめての家
自分に合う家探しの難しさを痛感するレティに対して、家を建ててみることを提案するディアリア。お金を心配する無一文のレティをよそ目に、立派な新居の工事は着々と進んでいく。果たして“夢のマイホーム”は完成するのだろうか?
Lire la suite冷たい家
「静かに暮らしたいなら、勇者が来なくて土地も安い、超辺鄙な場所が良いのではないかと思いまして。」という極端な思考のディアリアに紹介された次なる物件の候補は、一面雪景色の“アルブス氷地”だった。雪を駆使して見事に家を完成させるレティであったが、やはり今回も簡単に事は進まない様子。雪原での生活は人間による驚異が少ないが生きていくこと自体が過酷であるため、一度実際に体験した方が良いという理由から、レティは強制的に3日間のサバイバルをさせられることになる。慣れない土地、そして臆病で小心者の性格から、不本意に行うことになったサバイバルは前途多難を極めた。そんな最中、レティは謎の生物の卵を発見するのであった。
Lire la suite集まってる家
レティのことを親だと思い込んだフレースヴェルグの雛の里親を探すために、レティとディアリアは多種多様な種族が住む集合住宅を訪れていた。個性的な住民たちになかなか雛を預けることが出来ないレティの様子を影から見つめる怪しい影が…。
Lire la suiteドラゴン、緊急事態。
家探しの道中の度重なる出費により、ついにレティのお金が底をついてしまった。先立つものはお金ということで、レティたちはどの種族、どの国家からも干渉を受けない自治都市、いわゆる、ならず者のたまり場でお金稼ぎのバイトを探すことになる。
Lire la suiteたたかう家
人間に捕まったレティは牢獄に入れられていた。死を覚悟するも、そこで出会ったのは場所に似つかわしくないハイテンションのモンスターたち。聞くところによると、なんとこの牢獄はモンスターにとって至れり尽くせりの理想の住処だった。
Lire la suiteピーちゃん、遊びに行く。
好奇心旺盛なピーちゃんはレティの昼寝中に一人で遊びに行くと、道中で泣いているレプラホーンを発見する。家をなくし、困っているレプラホーンにパパであるレティの姿を重ねたのか、ピーちゃんは家探しを手伝うことに。
Lire la suite黒い竜の家
ディアリアとレティが出会う前のこと。魔王であるディアリアの元に「家をくれ!」と突然訪ねてきたのは暗黒竜のバーニー。初めは取り合わなかったディアリアだが渋々、家探しを手伝うことになる。これが100年続く魔王と黒竜の家探しの始まりだった。
Lire la suite狩人、ドラゴンを追う。
狩人(ハンター)のヒューイはお供のケット・シーであるアルバートを連れて、赤きドラゴンである炎竜王を追っていた。炎竜王が世界を征服しようとしているという衝撃の事実を聞いた彼らは、無事に標的を討伐することができるのであろうか?
Lire la suite国営の家
ひょんなことから家出中の人間の王女・ネルと家探しの旅を共にすることになったレティたち一行。物件探しに悩みに悩むレティの姿を見かねたネルは、ピーちゃんに次の物件を選ばせることにする。しかし、偶然にも選んだ次の物件候補は人間の王都であるネルの実家のすぐ近くだった。
Lire la suite防衛する家
レティたちが地下迷宮からうっかり飛び出した先はネルの実家の王宮。炎竜王が姫を人質に城内を占拠しているという情報で王宮は大混乱に。その最中、ディアリアの提案で国を相手取っての防衛戦を仕掛けることになる。“夢のマイホーム”を探すはずだったレティの運命やいかに。
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