これは、彼女が彼女を殺すための物語。

かつて日本から訪れ世界に大災害をもたらした《迷い人》。

彼らは過去に世界を滅ぼすほどの厄災をもたらしたことから

「禁忌指定」となり、人知れず処刑する必要があった。

《迷い人》の処刑を生業とする《処刑人》のメノウは、

ある日、日本人の少女・アカリと出会う。

いつものように任務を遂行しようとしたメノウだが、

アカリの〝とある能力〟により失敗に終わってしまう。

アカリを確実に処刑するため、彼女を連れて、

いかなる異世界人をも討滅可能な儀式場があるという

ガルムの大聖堂を目指すメノウ。

殺されるために旅をしているとは知らず純粋に楽しむアカリの姿に、

メノウのなかで何かが変わり始めていた。

曾经来自日本，给世界带来巨大灾害的「迷途者」。他们过去给世界带来了毁灭性的灾祸，因此被定为了「禁忌」，必须秘密将其处刑。以处刑「迷途者」为职的「处刑人」玛瑙在某一天遇见了日本少女灯里。玛瑙本打算像往常一样执行任务，却因灯里的「某种能力」以失败告终。为完成对灯里的处刑，玛瑙带上了她，踏上了前往能讨伐一切异世界人的仪式场——加尔姆大圣堂的旅途。但灯里并不知晓此行的目的，她纯粹地享受着旅途的乐趣。这让玛瑙的内心渐渐发生了转变。这，是她为了杀死她的故事。

A fierce executioner and the possibly immortal girl she tried — and failed — to eliminate develop an unexpected bond on their journey together.