不動産会社の営業として働く伊澤美幸（栗山千明）は、理想の晩酌を追い求め、年に一度引っ越す。今年は近所に商店街がある社宅へ引っ越し、様々なお店が揃う街の姿に胸が高鳴っていた。一方、物件を探しに職場へ現れた横野（駿河太郎）は引っ越し後の挨拶の品に悩んでいた。新居に越してきたばかりの美幸もその悩みに共感し思い悩む。そこで冗談しか言わない支店長・海野（おかやまはじめ）が珍しくまともなアドバイスをし…。

ホップハウジングにパーソナルトレーナー・加藤(佳久創)が来店する。「筋トレ時にミシミシ音が鳴らない物件がいい」と加藤から依頼され、広すぎる条件に困惑する葵(辻凪子)。まずは加藤の人柄を知ろうと、葵は美幸(栗山千明)を巻き込んで加藤のパーソナルトレーニングを受けることに。しかし、美幸は過去にパーソナルトレーニングで苦い思いをしたことがあり…。果たして、美幸は無事に理想の晩酌を迎えられるのか？

ホップハウジングに新入社員の西(池田匡志)が研修生として入社する。西は指導役としてエースの美幸(栗山千明)を指名し、物件の資料作りを一緒に行うことに。とにかく効率重視の新人西に、美幸の仕事の仕方は受け入れられるのか。仕事を終え、美幸は“ツルマートプチ”へ向かう。しかしお店の壁には臨時休業の文字が…突然訪れたピンチ。食材を求めて美幸が次に向かった場所とは？果たして無事に晩酌を迎えられるのか…！?

朝からいつもの調子ではない様子の美幸(栗山千明)。晩酌の準備をするどころか、グラスを冷やさずに出社する。仕事でも美幸らしくないミスを連発し、上司の海野(おかやまはじめ)に午後休を申請する。元気がないままふと思い立った美幸は寺を訪ねる。悩める人に住職(丘みつ子)は仏教の教えを伝える。「次の方、どうぞ。」美幸は口を開き「私は……晩酌を、嫌いになりそうなんです……」と深刻な悩みを打ち明ける。