木浦から船で6時間かかる晩才島に、完全におばさん化した厳しい女房、チャ・スンウォンと、家出に勤しむ夫、ユ・ヘジンが自給自足を夢見てやってきた。2人は仲良く、島で初めての食事に挑戦する。

長い端境期に疲れた老夫婦が初めて手にしたシーフードは、クロソイ、クジメ、穴子。揚げて、煮付けて、豊かな食材に心を躍らせるチャおばさん。辛味鍋と焼き魚に、誰もが驚く秘密のメニューを披露する。

ムール貝が採れたことで、老夫婦の食膳はより華やかになった。焼きムール貝、ムール貝のわかめスープ、ムール貝チャンポンとムール貝料理だらけ。チャおばさんに褒められた「真の海さん」はやかん掛けを手作りする。

今までにない最高難度のメニュー・おでんに挑戦することになった。魚1、2匹では全然足りないとチャおばさんに言われ、真の海さんは磯釣りのみならず、フィッシュバンクにある秘密資金の魚まで動員する。

神技のような数々の料理を披露したチャおばさん。ナPDの次のメニュー選定は、多くの海産物が必要な海鮮蒸し煮だ。真の海さんは、海鮮蒸し煮のために釣り船に乗り、海産物と共に家長の権威も釣り上げようとする。

チョンウは、チャおばさんに気に入られようと奔走。また、奴隷体験から解放されたチョンウは陸へ戻り、彼に付いてチャママも島を出ることになった。真の海さんとホジュンは、ママの不在中に羽を伸ばそうとするが…。

ヘジンとホジュンは平和に過ごしていたが、幸せは束の間だった。ママが帰ってきたのだ。彼女は着くなり家の中を点検。高級食材と新しいレシピまで持ち帰ってきて、夢ですら見られなかった豚肉が登場する。

最後のメニューは回転ずしとシーフードピザだ。豊富な海産物と精巧な技術が必要とされる。冒険者・ヘジン、料理王・スンウォン、最強のアシスタント・ホジュンとチュ・ソンフン。4人の島での最後の晩餐が始まる。

晩才島では13泊16日を過ごした。また、料理は83品にも及ぶ。フィナーレの「三食ごはん番外編」は、ソウルで開かれた「晩才島同窓会」だ。1カ月余りが経過しての再会で、新たな調理に挑戦する。