凶悪犯グレッグ・イエーツが多くの死体を埋めた海辺に死体が打ち上げられる。ロリンズは収監されているイエーツを訪問。すると彼は、警察組織に衝撃を与えるような情報を提供する。

イエーツの証言に導かれ、凶悪な連続殺人犯を捜索するSVU。ロリンズとカリシは、その足取りを追って奔走する。一方でバーバは、2人の手ごわい弁護士を相手に戦うこととなる。

トランスジェンダーの若者を襲い病院送りにした少年グループの1人が、15歳ながら成人としての裁きを受けることになる。SVUは、判決が犯罪の内容に見合っているかどうかという点で疑念を抱く。

道端で腹を空かせた幼児が発見される。身元をたどると、その子の姉のいる場所にたどり着く。劣悪な環境で、彼女は壮絶な扱いを受けていた。一方、ドッズはベンソンのチームの入れ替えを提案する。

容疑者を追う中で丸腰の黒人男性が射たれ、人種差別に対する抗議活動が活発化する。バルバは事件に関連する3人の捜査官を起訴しなければならないが、彼らは適切な段階を踏んだと主張する。

出産を控えたロリンズを助けるために母親がやってくる。そんな中、バイオリニストが同僚にレイプされた事件で、ロリンズの妹が関連している可能性が浮上。ロリンズは単独で非公式に妹を探る。

テレビのリアリティー・ショーに出演する、純潔なキャラクターの13歳の少女が妊娠。撮影スタッフにレイプされたとのことだった。そしてSVUが捜査を進めるにつれ、思わぬ事実が浮かび上がってくる。

行方不明となっていた17歳の少女が遺体で発見される。新任のドッズ巡査部長は、少女を救い出せなかったことを悔いる。そして唯一の手がかりとなったDNA検査の結果をもとに、SVUは犯人を追跡していく。

SVUが2012年に解決した連続少年誘拐殺害事件の答弁審理が行われるが、被告のルイス･ホッダが突然、有罪答弁を覆してしまう。バーバは証拠の強いワイアット誘拐事件のみで起訴しようとするが、ワイアットの母親に協力を拒否され、1999年に誘拐殺害されたヘクターの事件のみで起訴、公判を闘うことに。やり手弁護士のハスラーは、専門家証人としてホアンを雇い、ベンソンが自白を強要したと主張してくるが…。

複数の男子生徒と肉体関係を持っていた女性教師がいた。ある夜、彼女に憧れる生徒が呼び出されて会いに行くが、そのまま行方不明となる。その顛末の裏には、ある別の人物の思惑が動いていた。

ベンソンはある家屋を訪ねるが、そこは強盗団に占領されていた。そして彼女も住人家族と共に人質となる。一方、異変に気づいたSVUも行動を開始。GPSでベンソンの携帯電話を追跡し、その家に急行する。

15歳の高校生アビーは憧れの上級生クリスとパーティに行き、セックスを強要されそうになる。事情を知った両親は激怒し、カルフーン弁護士を通してSVUに相談。クリスにレイプの認識はなかったが、彼の両親は法廷闘争も辞さない勢いだった。その後の捜査でクリスは処女を奪うことを目的とした男子生徒だけの秘密クラブ“チェリー収穫クラブ”に属していたことが発覚する。アビーとクリスの気持ちをよそに事態は泥沼化していくのだった。

リビーという女性が薬物を摂取しカフェでもうろうとしている間に3人の少年に連れ去られてしまう。その後、集合住宅の中庭でレイプされ、放置された。中庭には多くの窓が面しているが、住人は誰も通報せず、リビーは瀕死の状態で発見される。SVUの刑事たちが住人の聴取を進めるが、犯行状況や犯人の特徴を誰も明確に覚えていない。そんな中、カフェの女性客が事件当日の店内の様子をスマホで撮影していたことが判明し…。

シカゴ市警のリンジーとドーソンが、失踪した女性の情報を求め獄中のイエーツを訪ねる。しかし彼はロリンズ刑事を寄越すよう要求。SVUとシカゴの刑事2人は再び協力して捜査をすることになる。

SVUは元ボクシング王者が営むレストランでの覆面捜査に臨む。その男は名声を利用して悪さをしていた。現場を押さえて逮捕すると、彼は取引を提示。そしてオンラインの小児性愛者グループの情報を提供する。

セレブとの交友をネタにしている人気ブロガーのクリスティが、俳優ボビー･ダミーコが経営するバーの支配人ノエル･パンコにレイプされたと訴えた。ダミーコは警察本部にコネがあるため、ドッズ警視正は事を穏便に済ませようと捜査に口を出してくる。単独の事情聴取に臨んだマイクに、ダミーコはクリスティと性的関係を結んだことを告白。その事実を突きつけられるとクリスティは証言を変える。その姿を見たバーバとドッズは不起訴すべきと主張するのだった。

売春パーティーに潜入したカリシ。やがてSVUが踏み込むが、別の課の刑事2人もそこに潜入していたことが判明する。現場には、検事や議員などの要人がいた。ベンソンはその刑事たちが何か隠しているのではと疑う。

タッカーが取り調べを受けることになり、ベンソンも指揮役を外れる。SVUのチームは、性的人身売買の取引を追跡するべく、官公庁、警察署、カトリック教会と連携して捜査を進める。

カリシは連続レイプ事件の捜査のため、性犯罪者を受け入れているホームレスシェルターに潜入する。彼は被害者ソフィーの父親とその仲間に襲われるが、シェルターの入所者で性犯罪者のリチー･キャスキーに助けられ、親しくなる。そんな中、シェルターのセラピストのロビンも襲われ殺されてしまう。アリバイがなかった入所者の1人ルーミスの所持品検査から、被害者たちのアクセサリーが出てきて、1年前のレイプ事件との関連が明らかになる。

世間から隔離された“ハウス”に若い男女が同居し真実の愛を探すというリアリティ番組、「ハート･デザイア」。スタジオでの生放送中、出演者のメラニーが、ハウスでセックスする自分の映像を見て“覚えがない”と騒ぎ出した。その様子をテレビで見ていたカリシとロリンズがメラニーを聴取するためにハウスへ出向くと、製作補佐のリジーはただの演出だったと主張。ハウス内は厳しく監視されており、メラニーも言葉を濁すが…。

刑務官が女性囚人らに性的暴行を働いたという疑惑が浮上する。刑務所の組合はその刑務官を守ろうとし、SVUを敵対視。ベンソンらの捜査は難航することになる。

ドッズの送別会を行うSVUチーム。しかし、女性服役者への暴行容疑で告発された刑務官の件は収束していなかった。その男の妻からチームにもたらされた急報を機に、事態は壮絶な展開を迎えることになる。