Season 1 (2012)
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エピソード 24
彼女はとてもきれいだった、と少年は言った
左門たち鎖部一族の手により、姿を現す“絶園の果実”。これらが全て集まることにより、“絶園の樹”は復活し、世界は終わりを迎えるのだという。葉風は一族を止めるため、孤島から魔具である人形を通して真広に指示を出し、果実の飛ぶ方向を元に、“絶園の樹”の場所を探らせているのだった。そして真広は、愛花を殺した犯人の手がかりをつかむため、吉野とともに殺害現場である自宅へと向かう。そこで導き出された新事実は、予想外の物だった
もっと読むできないことは、魔法にもある
廃墟と化した街の中で、鎖部一族にして左門の部下、鎖部夏村と対峙する真広。槍と魔法を駆使して攻める夏村に対して、防戦一方の真広の前に現れたのは、別れたはずの吉野だった。鎖部一族の中でも、戦闘に関しては最も磨かれている実力者である夏村を相手に、苦戦を強いられる真広と葉風から『鎖部の魔法』の使い方を学びながら打開策を考える吉野がとった行動とは――。
もっと読む全てのことには、わけがある
“絶園の果実”の飛ぶ方向を元に、左門が儀式を執り行っている場所を徐々に絞り込んでいく葉風と、葉風の手が確実に近づいていることを意識している左門。吉野と真広は葉風の指示のもと、新たな魔具を回収する為に、とある水族館に立ち寄る事となるが、二人の前に同じく葉風の魔具を探していた左門の部下、鎖部哲馬が立ちはだかる。多勢に無勢で哲馬達に追われている中、吉野は水族館という場所で、愛花との過去が甦るのであった。
もっと読むタイムマシンのつくり方
2年前の時空間にいるという葉風を、生きて戻せると立証する準備がある――そう宣言する吉野。さらに真広に葉風側につくメリットとして持ちかけた取引は、思いもよらない「愛花ちゃんの彼氏が誰だったか教える」という条件だった。取引に応じる事を決めた真広。“彼氏”という一言だけで覆った状況に驚愕を隠せない葉風と左門だったが、左門は絶対的な時間の檻を破れるはずがないと断言する。そして、いよいよ吉野の立証がはじまる――。
もっと読むしばし天の祝福より遠ざかり……
はじまりの樹の覚醒に合わせて葉風が生まれたように、絶園の樹の復活を感じ、生まれた"絶園の魔法使い"が存在し、その人物こそが愛花殺しの犯人ではないかと疑う一同。この状況に左門は窮地に陥るのであったが、それとは別に真広は葉風に有利すぎる状況に疑念を持つ。そして葉風はついに供物を見つけ、現代への帰還を果たす。しかし、すでにはじまりの樹は絶園の樹に呼応して世界中で覚醒を始めており、破滅的な事態に陥っていた。
もっと読むあけましておめでとう
元旦の朝に目覚めた真広に、左門が問いかけたのは意外な一言だった。 「滝川吉野を殺せるか」 一方の吉野は、葉風と共に無人となった自分の住んでいた街に立ち寄り、愛花の墓参りへと足を運んでいた。その後、二人の前に、自らを“絶園の魔法使い”と名乗る羽村めぐむが現れる。それぞれの直面する事態に困惑を隠せない3人、各自が下す結論とは――。
もっと読む何やら企んでいるようであり
自らを“絶園の魔法使い”と名乗る、羽村めぐむは吉野と葉風による引き合わせもあり、真広達のもとを訪れる。左門や山本達の立ち会いのもと、羽村が本当に“絶園の魔法使い”であるかの証明をする事となる。そんな中、吉野と葉風は今後の為に“絶園の果実”の所在を調べる旅を続けていた。道中、遊園地に立ち寄った二人の前に潤一郎が現れ、葉風に対して思いもよらない一言を残していった。
もっと読むフーダニット(誰がやったか)
再び過去に戻ろうと思う、という葉風の提案に動揺を隠せない一同。過去に戻り、愛花が殺される前の現場に居合わせることで、「誰が、どうやって、何のために殺人を行ったか」真相を明らかにする為だという。過去から時空を超えたように、未来から過去へと時空を超える事は魔法理論的には可能だと葉風は考えていた。そして、必要な魔具や供物を揃え、彼女は再び時空を超えるのだが……。
もっと読むファム・ファタール(運命の女)
不破愛花殺害の真相を明らかにする為、過去へ戻った葉風は、偶然出会ってしまった愛花から予想だにしない一言を告げられる。一方、葉風のいない現代では太平洋上に高さ100kmを超える“はじまりの樹”が出現していた。左門や早河、山本たちは“はじまりの樹”の「コアブロック」では?と考え、真の姿を暴いていく。時同じくして葉風と愛花は一緒に自身を殺した犯人を考えるのであった。
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