6人が一つのチームとなって街中を駆け抜けるエクストリーム・スポーツ《ストライド》。新入生の藤原尊と桜井奈々は、廃部寸前のストライド部を再始動させようとクラスメイトの八神陸に声をかけるが……。

陸、尊、奈々、3人の新入部員を加え、6人のメンバーが揃った方南学園ストライド部。しかし、活動費を援助してくれる新たなスポンサーを探さなければ、満足に試合をすることもできない状況で……。

ヒースの姉がスポンサーを引き受ける条件は、ストライドフェスで勝利すること。しかし相手はアイドルグループ《ギャラクシー・スタンダード》としても活躍する諏訪怜治率いるストライドの強豪・西星学園で……。

高校ストライドの東日本大会である《エンド・オブ・サマー》へと続く戦いがついに幕を開ける。3年のヒースにとってはこの戦いが最後の挑戦となる。一方、歩は上手く走ることのできない自分に思い悩んでいた。

三橋高校との試合で怪我をしてしまった歩。新たなメンバーを探す陸たちだが、誰に声をかけてもその答えは芳しくない。原因はかつて方南学園ストライド部にいた久我恭介が起こしたKGB事件にあるらしいのだが……。

怪我をしてしまった歩に代わる新たなメンバーが揃うことのないまま、ついに一条館高校との試合の日がやってくる。このまま棄権するほかないのかと思われたそのとき、方南高校ストライド部の前に久我恭介が現れる。

期末テストが終わり、《エンド・オブ・サマー》の決勝トーナメントが始まろうとしていた。そんなとき、強豪・西星学園から合同合宿の誘いが舞い込んでくる。そこで陸たちが目にしたものは想像を超える光景で……。

合同合宿を終えて、レベルアップを果たした方南学園ストライド部の面々。決勝トーナメントの組み合わせを決めるタイムトライアルで陸たちの相手になるのは、花京院高校という高校ストライドでは無名の学校だった。

どんなに練習をしても結果を出すことのできない陸。才能があるのに練習に打ち込む兄の姿を見て、頑張っても兄のようになれないとあきらたストライド。くじけそうな心を立てなおそうとするが、気持ちは沈んでしまう。

明日へと迫った決勝トーナメントの初戦。西星学園との試合を前に、陸は尊に感謝の気持ちを伝える。しかし尊は、自分が誘わなかったとしても陸と奈々、尊の三人は方南学園でストライドをすることになっていたと話す。

《エンド・オブ・サマー》の戦いが始まろうとしている。陸たちは勝利を掴,むために練習に励む。そんな中、尊は陸に花京院戦でアンカーとして走れと言う。尊の言葉に陸もアンカーとして走らせて欲しいと頭を下げる。