Episodios 48
鋼鉄の涙
004。アルベルト=ハインリヒ。彼は某国からの亡命の際、恋人を死なせてしまったという過去を引きずっていた。新たな暗殺者0011が現れた。巨大なクモのような形をしたロボット、いや、サイボーグだった。「俺はお前たちを殺して自分の身体を取り戻す。こんな化け物のような身体では、家族に会えない。娘を抱きしめることも出来ない…。」その言葉に自らを重ねた004は、攻撃を躊躇してしまう。その隙を突いて液状の弾幕を貼り、撤退していく0011。時間が経ち、戦ったサイボーグたちの身体に異変が起き始めた。0011が発した液体が、遅効性の毒物だったのだ。しびれ、倒れるゼロゼロナンバーたち。そしてそれを見計らったかのように、自己改造を終えた0011が来襲する。
Leer más消えた博士を追え!
コズミ博士が誘拐された。手がかりを追うジョー、007、004は、不気味な洋館へと辿り着く。彼等を迎えたのは妖艶なマダムだった。聞けば、主人の帰りを待って、1人、この屋敷で暮らしているのだという。すっかり鼻の下を伸ばしていた007も意気消沈。手がかりもつかめず、帰る一行だったが、ジョーと004は、何かを感じ取っていた。夜……。寝静まったところを見計らって、屋敷に忍び込む3人。と、床の絨毯が生き物のように襲いかかってきた! すんでのところでかわすジョーたちだったが、異変はそれだけにとどまらない。針地獄への落とし穴、押しつぶそうと迫る壁、入り組んだ迷路……そう、これこそ彼等を引き寄せるための罠!
Leer más見えない敵を撃て
コズミの行方を探ろうとするゼロゼロナンバーたち。ブラックゴーストの存在を警察に訴えても信じてもらえるはずもなく、今日も当て所のない探索が続いていた。ジョーはひょんなことから、かつて共に教会で育った仲間のヤスと出会う。ヤスが純朴そうな少年を恐喝しているところをとめたのだ。少年はジョーを慕い、木彫りのウサギを渡した。礼のつもりらしい。そこに1人の男が現れ、少年を連れて行ってしまった。どうやら少年の仲間らしいのだが、なんとも不釣り合いに見える。「あの男…見覚えがある」ヤスが記憶を辿った。まだ自分が教会にいた頃、見たというのだ。その頃、東京湾沿岸では奇妙な事件が発生していた。タンカーが次々に沈んでいくのだ。まるで、眼に見えない何者かに沈められたかのように…。ドルフィン号の内蔵メカ・ポーパスで沈没した船を探索する007たちは、海底に刻まれた足跡を発見する。
Leer más深海の悪魔
0013の事件をきっかけに、守勢から攻撃に転じる決意を固めたゼロゼロナンバー達。コズミ博士の屋敷を後にした彼らは、ドルフィン号を駆り、ブラックゴーストの本拠を求め、放浪の旅へ出る。そんな折、海底を潜行する一隻の潜水艦。00ナンバー達に破壊されたサーティーンロボの戦闘データの記録された電子頭脳を回収するため遣わされたブラックゴーストのサルベージ船だ。貴重なサンプルデータを確保すべく、ロボの『首』を探すブラックゴーストの幹部・ベルクと、ちょっと頼りない新米の部下。一方、ロボの電子頭脳を回収すれば、ブラックゴーストに関する重要なデータが得られるかもしれないと察したギルモア博士も、00ナンバー達と共に、この回収に向かう・・・・・。
Leer másオーロラ作戦
ブラックゴーストの輸送機をジャックした00ナンバーたちは、機内に拉致されていた少女、シンシアと出会う。彼女の父・フィンドル教授は、新兵器MMM-1号を開発したが、その完成を頑なに拒んでいた。彼女はその父を脅迫するための人質として利用されようとしていたのだ。一計を高じた00ナンバーは味方になりすまし、南極大陸にあるブラックゴーストの秘密基地に潜入する。最愛の妻を戦災で喪い、兵器を憎んでいたはずのフィンドル教授が、兵器開発を思い立ったのは何故か?――真意を確かめるべく、00ナンバーたちに同行するシンシア。が、彼等の前に立ちはだかったのは、完成した最新兵器、MMM-1だった!
Leer más幻影の聖夜
フランスの港に立ち寄ったドルフィン号。僅かな時間を利用して、003=フランソワーズは数十年ぶりとなる故郷の土を踏んだ。兄・ジャンのこと、バレエ団からの待望のオファー、そしてブラックゴーストによる誘拐……時が過ぎても変わることのないパリの風景は、フランソワーズに過去を想い出させていた。折しもパリはクリスマスを迎え、祭りの華やかな彩りが街を飾っている。そんな時、フランソワーズは、何者かの気配を感じ取るが、003の能力を持ってしても姿は見えない。怯え、パリの雑踏を駈けるフランソワーズ。そこで彼女は、かつて踊っていた頃のライバル、ナタリーに出逢った。"あの日"から数十年が過ぎているというのに…!
Leer más倫敦(ロンドン)の霧
007=グレート・ブリテンは、故郷の地、ロンドンに立っていた。故郷の街を散策する彼がふと見かけた一枚の看板。それはブリテンがかつて役者だった時代に最も得意としていた演目、『ロンドンの霧』のものであった。かつての思い出を懐かしむを彼は、同時にもう一つの苦い記憶を思い出していく。同じ舞台に立ち、恋人でもあったソフィー。だがグレートは、大劇場からのオファーというサクセスと引き替えに、彼女の前から去ったのだ……。そんな折、ブリテンはソフィーに瓜二つの少女、ローザとの出会う。彼女は今、『ロンドンの霧』の舞台に挑戦しようとする役者の卵だったが、共演の男優が何者かの手によって重傷を負ってしまう・・・。そしてブリテンがとった行動とは?
Leer más再会の地で
008ことピュンマの故郷、ムアンバ共和国。西アフリカに位置するムアンバ共和国は、高エネルギー鉱石・メタルXの宝庫として知られていたが、その豊かな財産の全てを独裁者・ウンババ大統領の手中に握られていた。独裁に抵抗する反政府ゲリラ達は、突然あらわれた謎の男が操る『ブラックモンスター』という強大な兵器に先導され、進撃を開始。ウンババを絶対的な窮地に追い込んでいた。この恐るべき兵器を持つゲリラ軍の脅威にさらされ、逃げ場を失ったウンババに取り入るブラックゴーストの幹部。ブラックゴーストは、このアフリカの地で巻き起こる戦乱の中、互いの陣営に強力な新兵器を供給し、戦火を拡大させようとしていたのだ!彼らの野望をうち砕く為、ピュンマは、そして00ナンバー達はどう戦うのか?
Leer más決戦
ブラックゴーストの要塞・デーモンズロックに突入したドルフィン号。コントロールルーム占拠に成功した009達は、弾薬庫から爆薬を盗み出し、三方に別れて基地殲滅(せんめつ)に出る。地下動力炉、戦闘機格納庫……潜入して時限装置をセットしていく00ナンバー達。一方、潜艦ダイマンタを破壊され、あまつさえデーモンズロックへの侵入をも許してしまったことを知ったスカールは遂に自ら指揮をとって00ナンバー討伐に乗り出した。スカールが最後に用意した物――それは、未だテストの域を出ない新兵器・テスラだった。サイボーグの機能を停止させる特殊な電磁フィールドを発生させるテスラによって、囚われの身となってしまう00ナンバー達とギルモア。そして遂に最後の一人となった009と、スカールが対峙する!
Leer más悪の化石
生きた恐竜を発見!その恐竜ディノニクスを生け捕りにしたいので手を貸してほしい――ゴッドフリート・ロス博士の招きを受けて、009、2、5の一行は、とある渓谷を訪れていた。ロボット工学の権威だったロス博士は、ブラックゴーストに加担していた人物だったが、今は心を入れ替えて化石古生物の研究をしているという。この旅には、その真偽を確かめる側面もあった。深い森の中、ディノニクス捕獲作戦が始まった。三方に分かれ、ディノニクスを追う00ナンバーたち。が、005の前にはティラノザウルスが、空を往く002にはプテラノドンが襲いかかる。そして009には敏捷な動きでディノニクスが迫る! 尾の先からレーザーを発射し、鋭い爪が強化服を切り裂く――これら恐竜はいったい?!
Leer más英雄(ヒーロー)の条件
ニューヨーク。とあるコーヒーショップに、002=ジェット・リンクの姿があった。この店のウエイトレス、キャシーの息子・ジミーはジェットになついていた。現在のジェットはただブラブラして日々を過ごしていた。そんなある日、キャシーの働くホテルで火災が発生した。駆けつけるジェットとジミー。あろうことか、キャシーがまだ中にいるという。救出のため炎の中をかき分けていくジェット。立ちこめる煙の中、遂にキャシーを発見したその時。炎がガス管に引火、その爆発の衝撃でジェットは足に重傷を負ってしまった!
Leer másミュートス、終章
二手に分かれて、火山島・マグマの地下へと潜入する00ナンバーたち。アキレスの弔い合戦とはやるアポロンたちを引きつけ、その隙に001やギルモアたちがエネルギー炉を破壊しようという作戦だ。奏功し、神殿の奥へと分け入るギルモアだったが、そこにはミュートスの超能力者・ヘラが待ち構えていた。一方、ガイアと対峙したギルモアは全てを知る。ガイアが人の記憶を消し去り、芸術作品としてミュートスサイボーグを作り出したことを。そしてミュートス――神々を作り上げた自分こそが真の創造主に相応しく、全てはブラックゴーストのための所業だったことを……。
Leer más闘いの未来(あした)
侵略者の物体"次元錯卵"は、撃退した先から、次々と二番手、三番手が世界各地に出現する。002の必死の説得にうたれたのか、パルは戦闘への参加を試してみるという。が、戦いに能力を発揮することは出来ない。その間にも彼等の世界では、仲間たちが侵略者に襲われている…。ジョーたちは救出の手助けをすべく、彼等の舟を使って異世界へのジャンプを決意する。
Leer más青いけもの
故郷に戻った005は、その変わり果てた様に愕然としていた。大地は地下資源採掘のために掘り返され、街にはカジノが開かれている。川の水も油にまみれ、人の心は荒んでいた。私利私欲に走る故郷の人々…。これでは、まるでブラックゴーストと同じではないか…。005の怒りの拳も、振り下ろす術がない。そしてそれを見つめる一匹のけもの。最近、世界各地に頻発する異変の現場で度々目撃されている青いけものだ。旅の途中出会った女性、サンドラの真摯な姿に、ある種の救いを感じる005。「まだ人も捨てたものではない…」。だが、その淡い希望も束の間、彼女の夫、ロバートが青いけものの牙にかかり、惨殺されてしまう。その仇を討つべく、青いけもの討伐のため、森へと歩を進める005であったが…。
Leer más未来都市(コンピュートピア)
ドルフィン号に搭載する新ライドメカ・モングランをエッカーマン博士から受け取る為に、ギルモア博士と009達はコンピュートピアを訪れた。そこはガラスのドームで囲まれ、その全機能が、心理回路が組み込まれたスーパーコンピュータ「スフィンクス」によって制御されている未来型実験都市だった。 博士に案内されて都市に入るために、00ナンバーたちは指紋を登録するが、003の番になった時、突如スキャンシステムが光り、警報が鳴る。
Leer más怪物島(モンスターアイランド)
まぼろしのキノコを探しに登山に来ていた006と007は、単独で登山していた青年と出会うが、催眠液をもつ毒虫に刺された彼は、ギルモア邸で手当てを受ける事になる。この毒虫がロボットである事が判明し、不信を抱いた、009、006、007の3人は事件を解明すべく森に向かう。次々襲いくるゾンビや怪物たちをかわし、発見した大邸宅。そして突如舞い上がるUFO!UFOを追いかけてたどり着いたのは怪物島(モンスターアイランド)だった。
Leer másファラオウィルス
ギルモア博士と003、009は、考古学者・ハーシェルに案内され、エジプトにあるツタンカーメン王の墓にやってきた。ハーシェルは、エジプト政府から依頼されて、細菌による痛みの激しいミイラの健康診断を行なうという。翌日---。ハーシェルと研究員は突然の高熱に冒された。これは「ファラオの呪い」なのか?ハーシェルの安否を気遣うギルモア博士の元にミイラの予備検査をしたメモが渡される。そこには、まだ知られていない新種の細菌、「ファラオ・ウイルス」が発見されたと記されていた。「エジプト紅花」という花からこのウィルスに対するワクチンが作れることを発見した009と003は、一刻も早く花を収集すべく高台に向かう。しかし、現場には荒涼とした荒地が続くだけだった。聞けば妙な男達がすべて刈り取って行ったという。そして研究室の一人が行方不明になっていた。危険な細菌「ファラオ・ウィルス」と共に消えた検査員・サイードの目的とは一体何なのか・・・。
Leer más黒い幽霊団(ブラックゴースト)
人が初めて宇宙へ旅立った時代。若き天才科学者、ギルモアは苦悩していた。そこに現れる一人の男――ノーベル医学賞を取ったこともあるブラウン博士だ。事故死したと伝えられていた彼だったが、実はある組織に身を投じていたのだという。その組織の名は――ブラックゴースト。ギルモアはブラウンと共に、サイボーグ戦士を産む計画にのめり込んでいく。遂に、空を飛び、加速装置を持つ実験体が完成する。彼こそ実験体ナンバー、001の有力候補だった……。
Leer másシンクロワープ―同調跳躍―
4人のミュータント戦士たちは身体に異変を起こし、退却を余儀なくされた。彼等が発揮する超能力はその肉体を急激に老化させてしまう欠点があったのだ。それを抑止するには彼らの母艦内に設置されたリカバリーシリンダーに身を預けるしかない――そしてそこには、ブラックゴーストで超能力の開発に携わり、001の父でもあるガモ・ウィスキー博士がいた。彼は、意識の同調によって時間を超越することが出来るミーの能力"シンクロワープ"を使って、00ナンバーサイボーグたちを違う時代に送り込もうと企むが……。
Leer más明日へ…
遙か「未来」においても戦いは終わることはなく、そしてブラックゴーストも滅んではいなかった…。衝撃を受けたジョーは虚無感に襲われながらも、リナと共に逃亡の旅を続ける。一方、リナを「今」に帰還させるべく、ミーは再びシンクロワープを試みるが、成功するためにはより多くの意識が必要だ。罠?と疑いつつも集まる00ナンバーたち。意識は同調し、遂に「未来」でジョーと合流する。あとは、「今」へと戻るだけだ。だが、何処へ? ミーの裏切りを知ったガモとケインは、ギルモアの元に戻ることを推理し、「今」へと戻る彼等を待ち伏せるが……。
Leer más異変
超音波を発する巨大な怪物たちが世界各地の街を破壊するという事件が起きた。各国首脳はそれがどこかの国で造られた侵略兵器なのでは? と疑心暗鬼に陥り、世界大戦の危険さえ孕み始めた。一方ジョー達は、最近急成長しているある会社が、この超音波怪物への対抗兵器を各国に売り込んでいるという情報を入手した。彼らは三方に分かれ、工場、本社、そして社長であるバン・ボグート宅への潜入を企てる。夜の潜入を待つ休息の一時、ジョーは意外な人物に出会う。それは、ジョーが教会にいた頃の旧友、茨木、小山田、メリーだった。思いがけない再会。3人はジョーを自分たちの家に招待するという。旧交を温めるジョーたち。だが、そこに待ち受けていたのは…!?
Leer másバン・ボグート
008が怪物の超音波によって重傷を負った!彼の命を救うべく、必死でギルモアの元へ彼を運ぶメンバー達。そんな中、一人の少女が004たちに救い出される。名をヘレン。記憶が無く、ブラックゴーストに追われているという彼女を、ジョーはギルモア邸に連れ帰るのだった。一方、ギルモア邸では、ドルフィン号が持ち帰った怪物の分析が行われていた。怪物には何ら改造の後などなく、超音波を発する装置も付いてはいない……となると、怪物は我々の知らない世界の生物、ということになる……。その時、008の絶叫が静寂を裂いた!驚き、駆け寄る面々。だが、そこにいた彼――008の身体はその全身を銀色の鱗で覆われていた……。
Leer másさよなら、ドルフィン
改造型サイボーグマンを率いるボグートの急襲で、ギルモア邸は大破する。そこに現れた、ヘレンと、うりふたつの少女・ビーナ。五人姉妹だという彼女たちの口から、驚くべき事実が明らかにされる。ヘレンたちや怪物は地下帝国ヨミの住人であり、トカゲから進化したザッタンによって支配されていたこと。ヘレンたちはザッタンの食糧だったこと。そしてある日BG(ブラックゴースト)が現れ、彼女たちを解放したこと……。だが、ビーナはBGの本性を知り、地底を救う為に00ナンバーたちに協力して欲しいというのだ。にわかに信じがたい話だが、これはBGの本拠をたたく絶好のチャンス!この機会を逃す手は無い――ジョーたちはドルフィン号で地下帝国への入り口へ向かう。だが、そこにボグート艦が急襲する!
Leer más地上(ここ)より永遠(とわ)に
人質となったギルモアの解放と引替に、ビーナたち姉妹の身柄を要求するボグート。やむを得ず彼女らを引き渡したジョーたちであったが、ボグートは無慈悲な行動に出る。目を疑わんばかりの凄惨な光景に、悲しみと怒りに打ち震える004。「そいつとの勝負は、俺にやらせてくれ!」加速戦に突入したジョーとボグートに向けて、右手を構える004……。一方、地下帝国「ヨミ」は発動した魔神像の恐るべき力によって地獄絵図と化す。時は満ち、最強の力を得たスカールは、今まさに世界大戦への引き金を引こうとしていた。打つ手は無いのか!?万策が尽きかけようとしたその時、ついに001が目覚める。「009、君に賭けたい……」全人類の存亡は?そして00ナンバー達の運命は!?
Leer más